【明慧日本2025年4月2日】ブルガリアの法輪功学習者(以下、学習者)は3月22、23日の両日、ヴェリコ・タルノヴォでグループ学法、煉功、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を伝え、修煉体験の交流など一連の活動を行い、市民やメディアの注目を集めた。
ヴェリコ・タルノヴォはかつて第2次ブルガリア帝国の首都であり、ブルガリアの重要な文化的中心地である。活動期間中、同市の年次祝賀イベントが開催されており、多くの観光客が訪れていた。学習者の活動はブルガリアの人々の関心を引き、中共による迫害に対して反対する学習者の活動を支持し、励ましの言葉をかけた。
グループ煉功をしているブルガリアの一部の学習者 |
中共による法輪功迫害の実態を伝えるブルガリアの一部の学習者 |
迫害に反対する活動を支持し 陳情書に署名する人々
学習者の情報ブースは、市中心部のマルノ・ポレ公園のメイン歩道の両側に設置された。この場所は市民の憩いの場として人気がある。当日は暖かく晴れた天気の中、学習者は通行人に資料を配布し、功法を実演しながら、中共による法輪功への26年にわたる迫害の実態を伝えた。
活動で、人々に2つの陳情書への署名を呼びかけた。一つは、中共による法輪功への迫害に反対するもので、もう一つは、ブルガリアの関係機関が、中共による学習者への強制臓器収奪の犯罪に加担しないよう求めるものである。
学習者の反迫害活動を支持して署名する人々 |
法輪功の功法を実演する学習者 |
情報ブースの前で署名の順番を待つ人々 |
多くの情報を得るために学習者と交流する人々 |
教師のタチアナさんは、夫のボリスラフさんとともに、中共が「真・善・忍」に従って生きる善良な人々を迫害していることを知った。夫妻は中共の暴力行為を強く非難し、2つの陳情書に署名し学習者と連帯の意を表した。「私たちにとって、暴力行為は決して容認できません。それは非人道的です!」と、タチアナさんは語った。
夫婦はまた、「陳情書に署名することで、人々は違法な臓器移植の実態を知り、中共の犯罪に加担することを防ぐことができます。これはとても重要なことです」と述べた。
タチアナさんと夫のボリスラフさん |
ウラジミールさんも、迫害に反対して署名をした。学習者の説明を聞いた後、彼は法輪功に深く共感し、「中共は非常に陰険だ」と話した。
署名をしているウラジミールさん |
ディムカさんも2つの陳情書に署名し、「今、私は理解しました。暴力行為には賛成できません!」と言った。
2つの陳情書に署名するディムカさん |
年配の夫婦ジョージさんとエレナさんは、中共が法輪功を迫害していることを初めて聞き、その暴行や臓器収奪の犯罪行為を信じられなかった。2人は「中共は憐憫の心がない。誰がそんな貪欲を必要としているのか? 私たちは皆、平和に共存すべきです!」と話した。
署名する年配の夫婦ジョージさんとエレナさん |
中共による学習者への迫害の実態を知ったペンカさんは、慎重に迫害反対の陳情書に署名し、「幸運を祈ります! 成功を願っています!」と書き残した。
署名しているペンカさん |
学習者の活動に関する地元メディアの報道
複数の現地メディアが、ブルガリアの学習者の活動について報道した。
『ヤントラ・トゥデイ』紙は報道の中で次のように記している。「法輪功は、中国の古くから伝わる修煉法であり、『真・善・忍』を基本としています。これは宇宙の最高法則と考えられています。法輪功は1992年に李洪志氏によって公に伝え出され、五式の功法と道徳向上のための教えを含んでおり、学習者に道徳的準則を提供し、心性を高めることを目的としています」
『ヤントラ・トゥデイ』紙の報道 |
ラジオ・ヴェリコ・タルノヴォのホームページでの報道(スクリーンショット) |
『ボリアリ・ニュース』は報道の中で次のように伝えた。「1999年、江沢民は法輪功学習者に対する残酷な迫害を開始し、それ以来、学習者は労働教養所や洗脳センターに拘禁され、拷問を受けてきました。さらに、彼らは恐ろしい犯罪「生体臓器収奪」の犠牲者にもなっています。中国では、この犯罪によって当局が法輪功学習者を強制的に管理し、巨大で莫大な利益を生む臓器移植産業が形成されつつあります」