「4.25」記念、イギリスの学習者ロンドンでパレード
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 【明慧日本2024年4月30日】ロンドンで4月20日に、1999年4月25日に法輪功学習者(以下、学習者)が平和的な大規模な平和陳情を行った25周年を記念して、英国の学習者が集結し、市内中心部でパレードが行われた。学習者の活動は、法輪功の美しさを示し、中国共産党(以下、中共)による25年に及ぶ誹謗と残虐な迫害を暴露した。パレードは、ロンドン市中心部の繁華な商業地区やチャイナタウンを通り、ダウニング街10番の首相官邸の前で行われた後、記者会見が行われた。

图1~5:法轮功学员游行队伍经过伦敦市中心

ロンドン市中心を通りかかる法輪功チーム

 記者会見で、イギリス首相府からの手紙を読み上げる

 イギリス首相府、スコットランド第一部長事務所、国会議員、スコットランド議員、上院議員など13人の政治家は、事前に学習者への支持と順調に活動が行えるように願った。

图6:法轮功学员在首相府对面举行新闻发布会和讲<span class='voca' kid='62'>真相</span>活动

首相府の前、記者会見と迫害の実態を暴露する

 人権活動家である英国保守党人権委員会副議長ベネディクト・ロジャース氏と、英国香港華僑協会の創設者、元在香港英国総領事館職員・鄭文潔氏が来場して発言した。

图7:新闻发布会上法轮功学员代表宣读英国政要的支持信函

記者会見で、イギリス政府からの手紙を公開する学習者代表

 英国首相府からの支持の手紙には「政府は、中国の学習者やほかの団体は宗教や信仰による迫害に深刻な注目を表明し、信頼できる証拠が示すところによれば、学習者が重大な虐待を受けていることを深刻に受け止めています。誰もが差別や暴力の対象とならずに、宗教や信仰の自由を享受し、信仰を自由に信じたり、変えたり、または共有する権利を持つべきであり、これはすべての人間の権利である」と述べられていた。

图8:英国人权活动家本尼迪克特·罗杰斯(Benedict Rogers)先生在集会上发言。

イギリス人権活動家ベネディクト・ロジャース氏

 ベネディクト・ロジャース氏はスピーチで、「真・善・忍という三つの言葉は、法輪功だけでなく、普遍的な価値観でもあります。何千人もの人々が迫害、拘束、虐待、さらには死に至りました。より恐ろしいことに、彼らの多くが強制的に臓器を摘出されました。私たちは、中共政府と付き合うことは、犯罪政権と付き合うことと同じであることを認識すべきです。私はあなたたちと共に立ち、真・善・忍のために立ち向かいます」と訴えた。

图9:英国港侨协会创办人、人权活动家郑文杰

鄭文潔氏

 英国香港華僑協会の創設者、元在香港英国総領事館職員・鄭文潔氏は「25年前、繁華な都市の賑やかな通りで、一団の人々が歴史の進行を変える旅に出ました。彼らは堅い勇気と信念を持って平和的に抗議しました。彼らが求めたのは、恐れずに信仰を実践する権利であり、迫害や報復について黙ることがなかったのです」

 「私たちは今日ここに集まり、過去の出来事を記念するだけでなく、勇敢な魂の永遠の原則を再確認するために集まっています。真・善・忍のような原則は、文化や信仰、イデオロギーの壁を超え、私たちを人類の家族として緊密に結びつけます」

 「中国で、学習者が受けた迫害は想像に絶します。彼らが勝手に連行され、拷問を受け、迫害で死亡するのは、自らの信仰を守るためでした。不思議なのは、想像できない苦難に遭っても、彼らは依然として自らの原則を守り、その邪悪な力に屈していません」と発言した。

图10:欧洲法轮功之友主席约翰·迪(John Dee)发言

ジョン・ディ氏

 「欧州法輪功の友」の会長であるジョン・ディ氏は、「多くの年月が経過しても、中共は法輪大法が世界に与える積極的な影響を減少させることができませんでした。これは、苦しみながらも不屈の精神を持つ人々のおかげです。私たちは迫害がすぐに終わると信じています。まさに、『一正圧百邪』(正しいものが悪いものを圧倒する)という言葉があるように、邪悪が制裁を受ける日は遠くないでしょう」と述べた。

 イギリスの市民は正義を支持

 パレードが行進している途中、多くの市民が立ち止まり、写真を撮ったり、パンフレットを受け取ったりして、学習者を支持することを表明した。

图11:亚历克斯表示,法轮功学员对英国社会影响意义非凡

アレックスさん「法輪功はイギリス社会に非凡な影響を与えます」

 アレックスさんと彼女は、金融アドバイザーとして、近くの大手企業で働いている。彼らは首相府を通過する際に、学習者たちが行っている活動に非常に興味を持ち、法輪功についてさらに詳しく知りたいと考えた。

 学習者たちが25年間にわたる平和的な迫害反対活動を行っていることを知り、自分たちの炼功の合法的な権利と信仰の自由を守るためだけに行っていることを理解した彼らは、すぐに請願書に署名した。アレックスさんは、「これは正当な理由です。人権を擁護するために不屈の精神で頑張っているあなたたちに敬意を表します」と述べた。

 彼は学習者たちが非常に友好的であり、通行人に真実の資料を提供し、無料の功法クラスに参加するよう勧めることに触れ、「心の健康は非常に重要です。人々を励まし、幸せにすることは非常に重要です。あなたたちは素晴らしい事をしています。これは英国社会に大きな利益をもたらします」と強調した。彼は学習者に対して感謝の意を表し、彼らにこれらすべてを知らせてくれたことに感謝している。

图12:杰西卡和黛博拉认为法轮功有正确的理念

ジェシカさんとデボラさんは法輪功には正しい理念があると評価

 マーケティングに従事しているジェシカさんは、この活動が平和的な抗議であり、誰もが迫害に反対するために集まるべきと述べ、「とても素晴らしい」と言った。

 彼女の友人であるデボラさんも、「法輪功には正しい指導原則があり、真・善・忍は平和の理念です。このような信念を持っている人々は高貴です」と述べ、中共によるこの善良な人々への迫害に憤りを感じている彼女は、「もし自分の子供たちがそのような政権の下で生活しなければならないと想像すると、それは不幸です。そこには自由も尊厳もなく、人々は中共によって奴隷にされ、臓器も強制的に摘出されて売買されてしまいます」と言った。彼女たちは今日見た情報を友人たちと共有することを示した。

 モハメッド・シャナスプさんは医師で、ロンドンのハマースミス病院で腎移植科に勤務している。彼は、英国の腎移植には二つのシステムがあると説明した。一つは生体臓器の提供であり、この場合、提供者は患者と血縁関係がなければならない。友人や家族でなければならず、適合とすべての法的手続きを完了する必要がある。もう一つは、どこかで人が亡くなった場合、病院には中央データがあり、腎臓が適合するかどうかを決定する。患者は通常、少なくとも3年以上、またはそれ以上待たなければならないと言った。

 彼は、「健康な人々の臓器が強制的に不当に収奪され、その後殺されることは、非常に野蛮であり、非常に不幸です! このように人を捕らえ、その臓器を収奪することは、まるで食料品店に入ってものを取るかのように軽々しく聞こえます。影響力のある人々が介入し、臓器収奪を停止するための措置を取る必要があります」と述べた。

 約25年にわたる長い時間の中で、学習者たちは中共の残酷な迫害に対して、静かに抵抗し続けてきた。迫害はまだ続いているが、世界は静かに変わりつつあり、ますます多くの人々が真実を理解している。イベントは、より多くの人々が法輪大法の真実を知る機会を提供し、真実がますます多くの人々の正義の良心を目覚めさせている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/4/22/475466.html)
 
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