文/海外の大法弟子
【明慧日本2024年5月3日】今年は、中国からフランスへの観光客が非常に多く、絶え間なく続いています。特に観光スポットやショッピングモール、スーパーマーケットなど、大型バスが駐車できる場所は、中国人観光客の団体が次々と到着しているのが見られます。これらの人々は皆、真相を聞き、三退によって救われるために海外に来た運命の人たちです。 大法弟子は、師がすべての衆生を済度するために按排してくださったこの機会を逃すわけにはいきません。
ある日、私は主要なショッピングモールやスーパーマーケットの近くで、中国の観光客に真相を話していると、その時、信号待ちしている若い女性と2人の若い男性を見かけました。彼らに中国からの留学生かどうか、少し話ができるかと尋ねました。3人の若者が同時に「こんにちは、何があったの?」と言い、私は「あなたたちが海外に行けることはとても幸運です。私たちがここで出会うのも何かの縁です。みんなに、三退することで安全を守ることを教えたいのです」と言いました。
3人は私を見つめながら微笑んでいました。私は「子供の頃、赤いスカーフを巻いて学校に行き、入団や入党し、手を挙げて、一生共産主義のために戦い、党に人生を捧げると誓いましたね。その誓いをやめましょう。共産主義が外国人のマルクスによって創設されたことを、皆さんは知っていると思います。私たちは中華民族の子孫であり、祖国を裏切ってマルクス・レーニン主義の子孫になってはいけません。中国人は皆、誓いは簡単にすべきではないことを知っています。宣誓したら果たさないといけません。あなたたちに仮名を与えますので、自分の安全を守るため、その誓いを退き、堂々とした中国人になることを天地に示しましょう」と話しました。
私が彼らにそれぞれ名前を贈ると、みんなとても喜んで受取り、隊と団(中国共産党の小学校と中学校での組織名)を退くことに同意し、そして、私の話に賛同してくれました。さらに「私たちは救われましたが、親戚や友人を忘れてはいけません。国に戻ったら、みんなに心のなかで『法輪大法はすばらしい、真・善・忍はすばらしい』という心の9文字を唱えるよう伝えてください。神は我々のすぐそばにいて、安全に守ってくれるでしょう。自然災害や疫病が頻繁に発生しており、それらが中国で最も深刻であるのは偶然ではなく、天が中国共産党(以下、中共)を滅ぼそうとしているので、その中にいないことが幸運なのです」と私は言いました。
この時、若者3人は皆、「わぁ! あなたは法輪功ですか? 海外には法輪功がまだあるのですか? 」と驚きました。私は「はい、世界中の100以上の国が法輪功を認め、法輪功を支持し、法輪功を修めています。法輪功は非常に徳の高い佛教修行であり、「真・善・忍」の3文字に基づいて修煉するのです。法輪功に濡れ衣を着せ、法輪功を迫害し、誹謗中傷したのは江沢民です」と答えました。
私は貴州の藏字石(貴州省ミャオ自治県にある天然の6つの文字で形成された石のこと)、天安門広場の焼身自殺などの真実を彼らに話し続けました。そのとき初めて、私の前後に中国人観光客の輪ができて、皆が話を聞いていることに気づきました。
3人の若者は興奮して言いました。「お婆さん、今日私たちがここに来たのは無駄ではありません。あなたは私たちに真実の話を教えてくれました。私たちが聞き、そして学んだのは、法輪功に反対し、法輪功を憎む内容ばかりです。今日、あなたの話を聞いて、法輪功が中共によって中傷され、迫害されていることが分かりました。私たち3人は全員北京出身で、大学1年生になったばかりです。3年間の疫病に困惑し、すごく悩んでいました。海外旅行の機会ができると、すぐに勉強をやめ、海外に来ました」
「フランスに来るととても快適です、景色がとても美しいです」と3人は感激しました。私は話を続け「フランスの彫刻や絵画が非常に美しいことを見てきましたが、しかし、見たものはほんの少しだけです。そのほとんどはパリ・コミューンの時にマルクスによって打ち砕かれ、破壊されました。マルクスはドイツの悪魔の邪教の教徒ですが、中共によって祖先として崇拝されています。中共は権力の簒奪から始まり、地主を打倒し、政治運動の三反、五反、文化大革命、天安門事件、そして法輪功への迫害まで、8000万人以上の中国人を殺害した。中共はマルクスを崇拝し、殴打、粉砕、強奪、圧制する暴政の道を歩み、無神論です。中共は天と戦い、地と戦い、階級闘争を綱領とし、政権は銃口で普通の庶民をターゲットにしました、中共はただの邪教です。善と悪が報われるのは天の法則です。天は中共を滅ぼします。そのため安全を守るため、みなさんに中共から三退するように求めています」と言いました。
その時、中国人観光客の60代の男性が私の後ろからやって来て、こう言いました。「もう一歩踏み出したら二度と立ち上がれなくなる、これが共産党のやったことだ」。さらに彼は「あなたの言ったことは非常に合理的で正しいです。私はここでずっと聞いていました。中国は衰退し、人的資源も財政的資源も枯渇し、法輪功だけが今も中国人を救っている」と続けました。この男性は「私のノートにから心の9文字を書いてください、家に帰ったら親戚や友達に見せます。私にも仮名を贈ってください、私は党員です、退きます」と言いました。
そして、まわりいる15、6人の人も中共の組織から退きました。
大学生3人は感激しながら「お婆さん、今言ったことは私たちにとって初めて聞くことですが、マルクスがドイツの悪魔の教徒だったことを今知りました。さらに、パリ・コミューンの際にはフランスの古美術品、彫刻、肖像画を破壊しましたが、中共はマルクスの足下に跪き、共産主義の道、暴政の道を歩んできました。中共がカルトだと先ほど言いましたが、これは非常に適切です。お婆さん、中共は8000万人の中国人を殺害しただけではなく、3年間の感染症の流行中、全国の主要都市の葬儀場は24時間満員で、死者数は8000万人だけのはずではないのです、私たちは天が中共を滅ぼすと固く信じています」と言いました。
この時、観光客は口々に「天はいつ中共を滅ぼすのですか? 早ければ早いほど良いのです!」と言いました。「中国人が中共の党、団、隊を脱退し、中共の一員にならなければ、それら組織の支持がなければ、その時点で中共は自然に崩壊するでしょう。そのときこそ、天が中共を滅ぼす時です」と私が言いました。
この時、観光客は皆「すごい! 中共を脱党することがこんなに意味があることがわかった! ならば、安全を確保するために早く中共を脱党すべきだ」と言い、皆が「法輪大法はすばらしい、真実だ」と叫びました。
3人の大学生は笑顔で「お婆さん、ありがとう! 私たちがフランスに来たのは本当に正しいことでした。私たちは法輪功に目覚めさせられましたが、今は急いでいます。また会えることを願っています!『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を私たちは心に刻みました」と言い、彼らは何度も振り返って、さようなら! ありがとうと言い、観光客も私と握手して別れを告げました。
真実を理解し、救われた衆生を見て、私は心の中で師父の加持と、弟子に衆生を救う機会を設けてくださったことに感謝しました。中国の観光客に真実を明らかにするのがどれほど難しくても、それだけの価値はあると思います。