文/中国の大法弟子 冷静
【明慧日本2024年5月11日】2024年3月27日の夜9時半過ぎ、孫娘のために果物を洗っていた頃、左手と左腕がパンパンに腫れていることに気づきました。緊張して真っ先に「これは健康が悪化している兆しだ」と思い、またすぐに「良いことだ、良いことだ、これは試練だ」と考え直しました。しかし、穏やかな心境になれず、少し緊張していました。
自分の視力があまり良くないので見間違えたのではと思って、娘と孫たちに私の両手はどちらが大きいかを見てもらうと、娘と孫たちは口をそろえて「左手が大きい、左腕が太い 」と言いました。その時、左手はすでに拳を握ることもできないほど大きく腫れあがりました。
娘は「お母さん、どうして腫れているの」と聞いてきたので、私は「良いことがあるのよ、また試練が来た」と答えました。私は娘に、昨夜見た夢に石炭が出たことを語りました。
部屋に戻ると、夜の10時を回りました。足を組み、右手を立てて発正念をしようとしたら、左側の背中に痺れを感じました。「この痺れを感じ取ろうとしないで」と自分に言い聞かせました。また、「良いことだと思うなら、どうして発正念するのか」と思い付きました。悟った私は微笑み、自分の左手に「ありがとう。あなたが腫れたおかげで私の人心と観念を暴露した」と言いました。石炭に関する夢を見ると、何か悪いことが起きるという強い観念を私は以前から持っています。今回の機会を借りてその観念を除去したいと思います。
体が正しくない状態にあるため、業力を消去、執着心を除去、人心と観念を除去する時が来たのだ。業力を消去する前に人心と観念をまず除去しなければならない、と手が腫れたことを通じて悟りました。
師父は「人間は先天の純真さ以外、一切の観念はみな、後天的に形成されたもので、自分ではないのです」(『精進要旨』「誰のために存在するのか」)とおっしゃいました。
夜中の12時に発正念をしてから、娘が私の部屋に来て、私は左手を娘に見せて、元通りになった左手と左腕を見て、娘は「大法は本当に素晴らしい」と言いました。今回の業力の消去は、発生してから退くまでわずか3時間でした。
私は思わず師父に頭を下げました! 師父、私を救ってくださり、ありがとうございます。