文／中国の大法弟子
【明慧日本2024年5月15日】師父は経文「なぜ衆生を救い済度するのか」の中で「彼の愛は衆生への至高の聖恩なのです！ 彼に愛されていることは世の人にとってこの上ない幸運なのです！」と説かれました。この法を読んだ時、師父の衆生に対する深い慈悲に心を揺さぶられました。聖なる恩恵と光栄を受けたこの感情を言葉で表現することはできません。なぜなら、人間の言葉ではその感覚があまりにも薄弱に感じられるからです。
法を得た初めのころのことを今も覚えています。煉功拠点で師父の説法を聞きながら、なぜか涙が止まりませんでした。今なら理解できます。その時、私は師父の恩恵を受け、その光栄を心の中では感じていたのです。これから私には師父がおられるのです！ 私は宇宙で最も尊い称号「大法弟子」になったのです！
師父が体を浄化してくださった時、確かに身についていた霊体が取り除かれたのを感じました。病気の部位に潜んでいた霊体も取り除かれました。十数年苦しんだ胃病が、煉功を始めたその日に治りました。約1カ月で、衣服の上からでもみっともないほど痩せこけていた私が12ｋも太り、正常な体重に戻りました。これには私を知る全ての人が大変驚きました。
修煉の中で直面した数々の試練において、師父が常に見守ってくださっているのを感じています。師父が私を導き、支え、助けてくださる度に感動して涙が止まりません。心の中で何度も「師父、ありがとうございます！ 師父、ありがとうございます！」と感謝の言葉を繰り返しました。夢の中で、自分がナイフの山を歩いているようで、足元にはとがった石が突き出ていました。非常に狭い道を進む際には、体を石壁に押し付け、両手で石壁をしっかりと掴んでいなければならず、下は底知れぬ深淵でした。そんな時、大きな手が私の手を押さえてくださり、その時安心感を覚えました。離婚に直面した時にも、師父は何度も私の正念を強めてくださり、迷い込んで自分を失わないようにご加護してくださいました。
よくできた時は、師父は励ましてくださり、信じられないほど神秘的な光景を見せてくださいます。数年前、『轉法輪』を初めて暗記した時、その本に触れたり、キスをしたいという強い衝動に駆られ、その感覚は長く続きました。慈悲の心で人々を救おうとする正念を持つと、師父は縁のある人を私の元へ導き、普段は口下手な私が真相を伝え始めると、すらすらと話せるようになりました。
ある日、心を守ると強く決意して真相を伝えている時、ホテルのフロントデスクからロビーの入り口まで瞬時に移動し、危険から逃れました。家に帰って思い返すと怖くなりましたが、師父が私を守り、大切にしてくださっていると思うと、涙が溢れ、師父の法像の前に跪きました。
静かに法を勉強する時、法理が示されると感動して涙がこぼれます。昔、『轉法輪』を勉強する時、「師父」という言葉が特別な意味を持っていることを強く感じました。その深い意味は今でも言葉では表せませんが、ただその言葉がとても重要であることを感じます。私に師父がいてくださることは本当に幸運なことです。
最近、法を勉強して、私たちのすべては師父が授けてくださったと感じ、涙が出ました。私はしばしば天の高さや地の厚さを知らず、わずかな進歩で自慢したり、他人より少し特別なスキルがあると自慢したりしていました。これは嫉妬心や自慢したい心が出ているのではないでしょうか？ 実際には、すべては法から来ており、師父の慈悲深い恩恵の賜物です。私はただ幸運にも多くの同修と同じく、法に溶け込み、法の中の一粒子になっただけです。師父と法が私たちにすべてを与えてくださったのに、どうして私はそれを自分の功績だと思ったのでしょうか。
また、私たちが知ることのない、師父が私たちのためになされたすべてのこと……師父は私たち自身よりも私たちを大切にしてくださっています。師父の御恩に報いることは永遠にできないものです。
なぜなら、私たちは師父の偉大さを想像すらできないからです。どうして報いの心を持つことができるのでしょうか？ 正法の終わりが近づくこの時に、心を込めて「三つのこと」を行い、自分をしっかり修め、大法に同化し、衆生を救い、師の法を正すことを手伝うことで、この広大な師恩に恥じない心で応えるしかないと思います！
師父に感謝いたします。同修の皆さんにも感謝いたします。また、法を得ていないけれども、真相を知り、大法を支援し、大法弟子を助けてくださった人々にも感謝いたします。彼らが持つ誠実な心、優しさや素朴さが、私に前進し続ける励みとなっています。なぜなら、師父はこのように説かれています。「人の多くは天堂から来ている」（『洪吟三』「神はあなたのために私に奔走させる」）
