人心が機械に影響を与えた
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文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2024年5月17日】同修の2台のプリンターの印刷量は多くないのに、短期間のうちに次々と故障しました。たぶん新しいモデルで、あまり慣れていないからだと思いました。地元のベテランの技術同修のAさんも直せませんでした。彼はよく女性同修のBさんと協力するのですが、観点が違う為、時々揉めて話せなくなっていました。

 同修のところに着くと正午で、同修はまだ来ていなかったのですが、私は機械を観察し、二つの問題を発見し、解決して正常に戻しました。もう1台の方も大きな問題はないと思い、強い正念を機械に発してから修理し始め、あっという間に解決しました。機械は直りましたが、これは機械の問題ではなく、私たちの空間場に問題があり、間違っているので、神器を動かすことができなかったのではないかと考えました。

 Bさんは真面目で、責任感が強く、任された仕事は完璧にできます。しかし、彼女はいつも党文化の影響が大きいのです。彼女と交流するといつも理由があり、「おっしゃる通りです」とか「これは私に問題があります」というような言葉はめったに聞かないのです。Aさんは口下手ですが、心は無私で、自分が苦しい状況にありながら大法のことを優先に考え、Bさんに対しても寛容です。Aさんはある出来事について話してくれました。Bさんが発正念をしている時、左の手が結印の位置に置かず、左足の上に置いていることに気づき、親切に伝えました。しかしBさんはそこに置いても大丈夫と言いました。これで彼女に対して更に悪い考えが増えました。また、機械の問題を指摘すると、彼女はすぐに「私一人がやったのではない」と弁解しました。つまり、機械が故障した責任は全て自分にあるわけではないということです。上記のことから、彼女には二つの問題があるようです。一つ目は弁解するのが好きで、指摘されるのが嫌なのです。二つ目は彼女が問題に直面する時、他人を見て自分の責任を避けることです。

 Aさんが話したこのことは2人の溝をますます深くする引き金になりました。小さな衝突が絶えず起こり、内に向けて探していないので、両者の溝は大きくなりました。最初の協力から無理やりにする協力に変わり、そしてお互いのことを嫌いになり、その結果機械の問題で邪悪に付け込まれました。

 問題を発見した後、私は法理からAさんと交流しました。私がここに来る前、ある同修が私に色欲について警告してくれました。彼女は私がいつも出掛けていて、よく女性同修と接触していることを知っていました。彼女は「色欲は人を害する悪魔であり、孫悟空のような鋭い目を持って修煉しないといけない、悪魔は絶対彼に近寄って来ないのです」と言いました。私は同修が言ったことに同意します。また、彼女は「いくら精進する同修であっても、修煉においては弱いところがまだあります。精進していれば安心できると考えてはいけません」とも述べました。どれだけ精進している同修がこの点で躓いたか。私の理解では修煉者同士がとちらも色欲が湧き起こっている限り、他人や自分自身に害を及ぼすことになります。色欲心だけではなく、他の執着心がお互いに傷つけ合うことがあります。互いに競い、互いに恨み、互いを見下したりすることもあります。一方、私自身を振り返ってみても、同じようなことをしてきたし、Bさんを言葉でも行動でも傷つけたことがありました。

 ここまで交流すると、Aさんも深く反省し、このモードのスイッチが入ると、邪悪がそれを利用して対立や溝を生み出し、それが人を救う済度と全体修煉の向上に直接影響を与えることになり、これは師父が望んでおられることではありません。

 師父は「真相を伝えたから、大法の活動やプロジェクトに参加したからといって、大法や師父のために何かを行なったのだと思わないでください。師父は皆さんが救い合い、助け合い、人を救うと同時に自分自身を済度するようにさせたのです。これは末後のとき衆生が救い合っているのです(『険悪を遠ざけよう』)と説かれました。

 救い合うことを師父は望んでおられます。最近、学法をして人体は小さな小宇宙であり、2人の修煉者がこのモードをオンにすれば、それはスターウォーズではないでしょうか。冗談のようですが、脅しているのではありません。私たちが使っているパソコンシステムは月に一度はアップデートされ、メンテナンスをしないとセキュリティーリスクが生じてしまい、修煉者は言うまでもないことです。私たちの全ては法の基準に従って量らなければなりません。つまり、絶えず自分の新しい宇宙を更新しており、全ての行動は更新された修煉状態の現れなのではないでしょうか。そうでないと、旧勢力に隙に付け入られてしまいます。

 同修の間は神聖な縁であり、お互いにこの縁を大切にし、お互いの長所に目を向け、良く協力し、寛容になり、聖なる価値を顕現させるべきです。修煉者は、全ての執着心と害することを放棄し、限られた時間を大切にし、世の衆生を大切にし、互いに助け合い、互いを大切にし、互いに全うすべきです。

 以上は個人的な体験ですが、不足なところがあれば慈悲なるご指摘をお願いします。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/1/475820.html)
 
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