文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年6月3日】最近、正念を発する問題に関して、私は個人的に、法にそぐわない事例が2つあると気づいたので、それについて皆さんと交流したいと思います。
1つ目は、同修のご主人の電気シェーバーが壊れたということで、夕方6時に同修が正念を発し終えた後、再び電気シェーバーに「正念を発する」のは正しいことだと誤解しており、それは間違っているとは認識していませんでした。
2つ目は、同修の姑が一般人と争っているのを見て、彼らが殴りあわないように「正念を発した」ということです。
私は2つの話を聞いてショックを受け、怖く感じました。このままむやみに神通力を使うと、大変危険です!
師父は説法の中でこう説かれました
「正念を発するという言葉は、昔はこのような言い方ではなく、昔は神通と言われ、神通を用いるとか、佛法神通と言い、常人はそれを功能と言っていました。なぜ私はそのことを正念を発することだと言ったのでしょうか? 皆さんは大法を修煉しているので、全ては最も偉大で、最も純粋で清らかでなければなりません。私たちが行った全てはあなた個人の修煉だけではなく、法のことや、将来の新しい生命、同時に未来の生命形式についても考えなければなりません。皆さんが彼らのために基礎を築いているので、私たちの道は必ず正しく歩まなければなりません。今日皆さんが何かを行ったら、将来の人は大法弟子が当時このように行なっていたと言うでしょう。ですから多くのことは非常に重要なのです。ですから、私たちが正念を発するときには純粋で清らかでなければなりません」『各地の説法二』「米国フロリダ州法会での説法」
「また、学習者は今後、集団煉功或いはこのような大会の時に、5分間入静し、結印して座り、意念の中で自分の思想の中の良くない念、業力と良くない観念、或いは外来の邪魔を根絶します。これらは死ねと念じれば、根絶されるのです。5分間で利きます。(拍手) 集団煉功の時に三界内の邪悪を根絶することを念じ、片手を胸の前に立てて、真念で5分間考えると良いです。(拍手) 確かに利きます。皆さんはなんといっても偉大な修煉者で、常人とは違うのです。しかし、もし修煉者がやるべきではないことに使えば利きません。しかも、その念が発せられるとすぐに報いがあり、或いは次元が落ちてしまいます。しっかり覚えておきなさい!」『導航』「二〇〇一年カナダ法会での説法」
法に明示されているところに正念を発しているのですが、それを使ってはいけないところに正念を発しているのであれば、それは正念を発しているとは言えません。
重要な問題は、同修の電気シェーバーに正念を発した後「直った」と、同修が固く信じ込んでいることは危ないです。偽気功で患者を治療するあの人のように、病気が治らなければ気分は良くなりますが、治れば幸せになり、将来大きな問題が発生するでしょう。
私は、同修が法を徹底的に学んで、法の問題点を理解できるようにと願っています。どのような状況下で正念を発するべきでしょうか? どのような場合に、師父に助けを求めることができるのですか? 法に基づいて考えなければなりません。
上記は私の現時点での理解です。もし法に基づいていないところがあれば、同修の慈悲なるご指摘をお願いします。