【慶祝5.13】ベトナム学習者の修煉体験
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文/ベトナムの学習者 

 【明慧日本2024年6月3日】

 師父、こんにちは。

 同修の皆さん、こんにちは。

 師父のお誕生日と記念すべき「世界法輪大法デー」に際して、私の修煉体験を同修たちと分かち合いたいと思います。

 1、法を得るきっかけ

 大法を修煉する前、私は体調が悪く、ある日、ネットで気功功法について閲覧していた時、法輪大法を発見しました。その後、私は煉功動作を学び、師父の説法ビデオを見て、すべての経文を読みました。初めて煉功した時、体がどんどん熱くなり、浄化されていくのを感じたことを今でも覚えています。師父が私の体に憑依した邪気をすべて取り除いてくださいました。師父は体を浄化し調整してくださったので、私の体調は安定して、以前より元気になりました。

 2、心性を高める

 私の仕事は木工工芸品を作ることです。ある日、兄と一緒に大きな木を回していた時、突然木が私の足に落ちました。下を見ると、拇指の爪が剥がれて白色の骨も露出しました。その瞬間、自分が修煉者であることを思い出し、すぐに「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と唱えて、そして何事もなかったかのように包帯を巻きました。傷はとても早いスピードで治って、奇跡的に痛みも感じず、少し痺れただけです。普通ならば、少なくとも半月はかかるでしょう。何が起きても良いことなのだと思い、師父と大法を信じ、修煉者はただ大法の要求通りに行えばよいと悟りました。 数日後、足の指は完全に回復しました。

 またある日、数人の同修と私は学法の場所の庭を大きくするための工事をしており、私の仕事はバールを運ぶことです。現場に着いたとたん、私は「足が痛くて参加できない」と言いました。その発言のせいでその夜、私は難に遭遇して、全身がだるくて力が入らなくなりました。師父は、「煉功者としてあなたがいつも病気のことが頭から離れなければ、それは、求めること、病気を求めることにほかならず、そうなると病気が本当に身体の中に侵入してきます。煉功者としては心性が高くなければなりません。いつも病気ではないかと怯える必要はありません。病気を恐れるのも執着心で、同じように修煉者に面倒なことをもたらします」(『轉法輪』)と説かれました。内に向けて探すと、足が痛いと言ったのはただの言い訳で、自分の心性は修煉者の然るべきレベルに比べて本当に低いと気づきました。学法をした後、すぐに回復しました。

 3、歓喜心が生じて、妨害を招いた

 大法があまりに素晴らしいので、もっと多くの人に知ってもらいたいと思いました。そこで、地元の数人の同修と連絡を取り、一緒に公園に行って煉功しました。私に歓喜心が生じて、ベトナムの特殊な状況(注:ベトナムは世界でも数少ない共産主義国)を無視した結果、妨害を招きました。

 警察は私に面会を求める手紙を送ってきました。彼らは私に、公園には行かず家で煉功するようにと言いました。私は「真・善・忍を修行しているから、外に出て煉功したい」と答えました。警察は午後中私と話し、帰る前に、「何かあったら、警察はあなたに事前に知らせていないと言わないでくれ」と警告しました。

 数日後の早朝、私はスピーカーを持って公園に行きました。冬だったので、5時になってもまだ暗かったのです。普段着を着て棒を持った6、7人の男性が私の車を止めて、最初は強盗かと思ったのですが、彼らは私を車から引きずり出して、私が動けなくなって意識を失うまで殴り続けました。目が覚めた時、体が麻痺していることに気づいていましたが、体の周りにエネルギーが流れているのを感じて、しかも痛みを感じませんでした。その時、これは警察からの警告かもしれないと思い付きました。翌日、中国共産党(以下、中共)関係者からメッセージが届いて、私を襲った人たちは中共の手先だったのだと分かりました。

 師父は『ベトナムの学習者へ』の中で、「圧力をかわすため、ベトナム政府に潜り込んだ中国共産党のスパイはカネ、外交と経済利益を利用して、法輪功学習者を弾圧するようベトナム政府を扇動しています。それによって国際社会の注意をそらし、法輪功への迫害によって自身にのしかかった圧力を軽減しようとしています。したがって、この非常な時期において学習者は冷静にならなければなりません。現在、真相を伝える大規模な活動を行なわないでください。対抗行為はなおさらいけません。修煉はそもそも、自身を修め執着を取り除くことです。ですから、現段階では、主に個人の法の勉強と煉功に取り組み、大規模な法の勉強と煉功活動を行なわないでください。メディアがいくら虚言を宣伝しても、冷静になり動かされないようにしてください。静かに観察していればいいのです。事態をエスカレートさせる人は問題のある人です! くれぐれも覚えておいてください」と説かれています。

 当時、法理に対する理解はまだ表面に止まり、浅かったので、自分が迫害されたのは業力のせいで、前世の借りを自分の命で返さなければならないと思いました。自分は生死の輪廻を超越したのだと思い、同修の前でそれを喜んで話したこともあります。その後、経文を読み返すと、自分は旧勢力の按排に嵌められて、経文を読む時に選り好みをして自分に都合の良い部分だけを読んで、師父のお教えを受け入れていないことに気づきました。

 その煉功点は暫く維持している間に、さまざまな妨害に遭いました。とりわけ、そこの人々が私たちを支持してくれず、結局、煉功点を維持することができませんでした。 そこで、内に向けて探すと、私たちは善良な心で大法を実証しているのではなく、対抗の心理を以てやっていることに気づきました。

 次に、私たちは二つの新しい煉功場所を見つけたのですが、妨害と迫害は続いていました。何人かの参加者は、一見しっかりしているように見えますがが、結局は修煉を諦めました。私は、彼らの法に対する理解不足のせいだと思い、気の毒に思いました。その後、別の煉功場所が見つかり、それを安定的に運営して、多くの同修も参加してくれました。

 しかし暫くしてから、警察が私の家に来て、家で煉功してくださいと要求してきました。またある日、煉功点で私服警官がやってきて、「家に帰って煉功しよう」と言いました。その時、私は煉功を中止して警官のほうに一歩近づきました。(続ける決心を表すほか、対決の意識もあったのだろうか)。彼は何も言わず、去っていきました。

 師父は「現段階では、主に個人の法の勉強と煉功に取り組み、大規模な法の勉強と煉功の活動を行なわないでください」(「ベトナムの学習者へ」)と説かれました。師父はほど良く行うことを教えてくださったと思います。

 4、全体の向上と昇華

 それから、私は多くの時間をかけて『轉法輪』を暗記して、団体の活動にあまり参加しなくなりました。しかしある日、『轉法輪』の第一講を暗記してから、自分がここに落ちたのは私心があったためだ、たくさん暗記をしたが同修と協調することと助けることに力を入れていない、と気づきました。学習者一人一人がそれぞれの得意分野で力を発揮し、全体として協力し合い支え合えば、私たちは強い力を形成することができ、中共がどんなに宣伝し中傷しても、私たちを変えることはできないと悟りました。

 5、内に向けて探せば、環境は変わる

 ある時、政府の宣伝部に勤めていて、中共のプロパガンダに洗脳されている親戚に真相を話したことがあります。会う前に、私は師父に自分の正念を加持するようにお願いをしました。「私は法輪功をとても良くやっている、良い人になるために修煉していて、政治とは関係ない」と言ったら、親戚の態度が変わり、「はい、支持しているよ」と2回も言いました。後で、過去に法輪功にまつわる嘘を聞いて信じていたと言ってくれました。

 修煉の初期、人心が多いため、常人に理解されないと若干感じました。その後、修煉が徐々に成熟するにつれて、家族も次第に法輪大法が正法だと分かりました。私のせいで大法に悪い印象を持った家族もいましたが、幸い彼も後に修煉に入りました。

 自分にはまだ取り除かなければならない執着心がたくさんあり、法を正す時期の大法弟子の基準を満たすために、もっと磨きをかける必要があると思います。以上の体験は、現時点での私の理解ですが、法にそぐわないことがあれば、同修たちの指導をお願いします。

 (明慧ネット第24回世界法輪大法デーの入選文章)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/5/9/476361.html)
 
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