文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年6月25日】親戚の同修Aさんの奥さんは一般人です。彼女は性格が悪く、小さなことで頻繁に家庭内に対立を引き起こしていました。同修Aさんは耐え忍んでいましたが、自分のどこが間違っているのかわかりませんでした。最近、Aさんは「妻はますます酷くなってきて、離婚しようと言い出した」と言いました。Aさんがそう言った時、私は冷静に自分を振り返りました。これは同修の家庭の問題ですが、偶然に起こったことではないと思い、自問しました。「このことで、私は何を修める必要があるのか?」。突然、私はこの問題の根本が自分にあることに気づきました。
以前、私が同修Aさんの家に行くたびに、彼の奥さんは彼に冷たい態度をとり、怒鳴ったり、小さなことで彼を侮辱したりする場面に遭遇しました。その後、Aさんは私に「これは過去世で、私が彼女に負った借りがあるからだ、そうでなければ彼女はこんな風にしない」と言いました。私は「法を正す修煉は借りを返すことが主ではなく、不正な要素を正すことです。あなたの奥さんの背後にある邪悪な要素を正念で取り除き、旧勢力が彼女を破壊しないようにすべきです」と言いました。しかし、Aさんが長い間正念を発し続けても効果はありませんでした。このことに関して、私は彼女に憎しみを抱くようになり、「彼女は本当に身の程を知らない。容姿も醜いし性格も悪い。そんな人とは早く離婚した方がいい。同修の中には独身の人がたくさんいるのだから、彼女よりも優れている」と思いました。このような考えがしばしば頭に浮かび、座禅中でも考えたりして、彼らが早く離婚して、彼の奥さんが後悔することを望んでいました。このような復讐心、恨みを晴らす心、他人を直そうとする心に気付かずにいました。
最近、同修Aさんは「妻は私を追い出そうと、死ねとか生きていられるわけがないなどど罵ってきて、本当に辛い」と言いました。私はその瞬間に悟りました。これは私の間違った考えが、旧勢力に把握されていたのです。旧勢力はそれを利用してAさんの奥さんを操り、喧嘩をエスカレートさせ、離婚寸前まで至らせていました。私はすぐに正念を発し、自分の中の間違った考えを取り除き、同時に同修Aさんの奥さんの背後にある邪悪な要素を取り除き、彼女がこのことで業を造って自滅しないようにしました。数日後、私はAさんに電話をかけ、「最近どう?」と尋ねました。Aさんは「うまくいっている。妻はもう文句を言わなくなったし、以前のように強気ではなくなった」と言いました。
なぜ以前は、Aさんの奥さんの状態は改善されなかったのでしょうか? それは、私の正しくない念が邪魔をしていたために、旧勢力が私を利用したのです。人の結婚は神が定めたものであり、神が人の結婚を定める際に離婚を許すことはありません。修煉者は天理を知り、天意を理解しているのに、どうしてそのような天理に反する考えを持つことができるでしょうか?
この教訓を同修Cさんに話したところ、Cさんは「実は、私も同じようなことが起こりました。私の息子の嫁は怠け者で、働きに行かず、一日中家にいます。私はそれが不満で、離婚した方がいいのではないかと思っていました。同修の中から新しい嫁を見つけるのは簡単だと思っていたのですが、その結果、息子が嫁と喧嘩を始め、離婚の話になりました」と言いました。私は「あなたはすぐに正念を発し、自分の不正な念を取り除き、息子さんを背後で操っている邪悪な要素を清めます。旧勢力に隙を突かせてはいけません。我々は人を救うことしかできず、人を破壊することはできません」と言いました。
このような見落としやすい漏れは見つけにくいものです。なぜなら、矛盾は他人に起こり、旧勢力が間接的に隙を突いて魔難を作り出すからです。ですから、私たちは常に警戒していなければなりません。
これが私の少しの体験であり、同修の参考になればと思います。