文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年7月21日】私は、60代の法輪功学習者です。30歳前から体に乾癬が発症し、当時、養蜂をしていた漢方の医者に診てもらいました。薬草で作った薬を1カ月間飲み、その時は治まりました。しかし50歳近くになってまた再発し、しかも前回より多く出ました。当時は法輪大法を修煉していましたが、あまり精進していなかったため悟性も低く、修煉者と自覚していませんでした。かゆい時は、いつも掻いて血が出る状態でした。
それがひどくなって、膿が出たところもあり、不安になって薬局で外用薬を買ってきて塗り始めました。しばらくつけていたら、膿が出ていたところが乾いてきたのですが、完全には治りませんでした。外用薬は赤い塗り薬で、服につくと落ちにくかったので、専用の服を2着買いました。しかしここがよくなれば、別のところにまた出てきて、その繰り返しが十年近く続きました。
自分が大法の要求に合っていないと分かっていても、かゆくて我慢できず、とてもつらい気持ちになりました。
2017年の秋になって、私はまた薬局に薬を買いに行きました。私がいい薬を求めると、店員は値段の高い塗り薬を2本持ってきて、「とても効きますよ」と勧めました。私はそれを買い、家に帰ってつけました。結局、3日間塗りましたが、良くならないどころか、乾癬がもっと多く出てしまい、背中の一番大きい部分は手の平ほどの大きさになり、これは今までになかったことでした。私は異変に気づき、「自分は修煉者だ。常人の薬は修煉者に効き目があるのか?」と思いました。
その日の夜、私が『轉法輪』を読んでいると、師父が「物事の善し悪しは人間の一念によるものであり、その一念の違いによって異なる結果がもたらされることがある」と説かれていました。私は「自分のことを常人だと思っているのではないか? 発した念が間違っていて、良くなるわけがないじゃないか?」と、一瞬でわかりました。私は師父に「弟子として、私は師父にも、大法にも、申し訳ございませんでした。これからはすべて師父のご按排にお任せし、ほかの按排は要りません」と言いました。私は二度と塗らないと心を決め、買ってきた軟膏と子供たちが買ってくれた薬を、全部ゴミ箱に捨てました。
それから私は心を放下して何も考えず、通常通りにやることをやっていました。2カ月後に好転し始め、最後には完全に回復しました。
2023年の元旦の前のある朝に、突然、私の顔、手と首に赤い斑点がぽつぽつ出て、それ以外は、足まで全身にいっぱいで、皮膚が見えないほど、まるで椿の樹皮のように白い皮ができました。触ると落ち、ベッドの上にも服にも白い皮でいっぱいで、しかも痒かったのです。しかし今回は、心が動じませんでした。「旧勢力は私を滅ぼそうとしている。邪悪な手口に乗らない。私には師父のご加護があるから、恐れることはない」と思いました。前回の経験があったので、師父が私の体をさらに浄化してくださっていると認識しました。私は、修煉者にとってはすべて良いことだと思い、掻かないようにし、学法と煉功を行い、そして発正念を続けていました。1カ月過ぎると、両足と太ももが腫れて、もっとひどくなったように見えました。邪悪は方法を変えて私を苦しめて、私の意志を潰そうとしていました。「これが邪悪の迫害だ。絶対に認めない」と意志を強めました。私はゆったりしたズボンと大きいサイズの靴を買ってきて、靴下を履いて、他人に見えないようにして、家事にも影響しませんでした。座禅を組む時、足が腫れて崩れてしまうので、私はベストの袖口でカバーして、崩れないように固定しました。どんなに痛くでも歯をくいしばって1時間続けました。その後、10日間ほど両ふくらはぎから汚れた水が出てきました。そして師父は私を励まそうと、法輪が私の両足の上で回転している夢を見せてくださいました。
それから、2カ月余りたつと好転し始め、体の白い皮はだんだん少なくなりました。すねの部位と足の裏からたくさんの冷たい気が排出され、足と太ももの腫れも消え、体の白い皮もきれいに落ちました。今は2本のすねの上の少し暗い斑を除いて、全身に何の痕跡も残っていません。
40年近く私を苦しめた乾癬の持病は、師父のご加護の下でほぼ完全に回復しました。以前は黒っぽい肌色でしたが、今回の浄化で肌が以前より白く、きめ細かくなりました。家族と親戚や友人は、私の変化から大法の不思議と超常さを目にしました。
師父は、精進できていなかった私を見捨てずに助けてくださり、その感謝の気持ちは言葉では表せません。これからは精進して、師父のご恩を返さなければなりません。