日本の議員「これからもできるだけのことは応援していく」
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年7月26日】東京在住の法輪功学習者・張一文さんが7月23日、衆議院議員・櫻田義孝氏に面会し、中国で不当に拘束されている母親(法輪功学習者)の救援を呼びかけた。

'图1:法轮功学员张一文拜访樱田议员,讲述法轮功被中共迫害的<span class='voca' kid='62'>真相</span>。。'

張一文さんと握手をする衆議院議員・櫻田義孝氏

 張一文さんの母親・王乖彥(おう かいげん)さんが4月に不当に逮捕された。その日、宝鶏市では9人の学習者が逮捕された。王乖彥さんは今までに何度も逮捕されている。当時の張一文さんの友人の中には、中共の迫害によって両親を亡くした子供がたくさんいた。7月には、張一文さんの知り合い(日本在住)の中国にいる親族が逮捕された。このように法輪功に対する弾圧は一般の人が思っている以上であることを、張一文さんは櫻田議員に訴えた。

 超党派議連の取り組みと櫻田議員の中国問題への対応

 王乖彥さんのように、学習者が中国当局に拘束された場合、現状では日本政府は直接解放要求はできない。しかし、メディアを通じて中共の人権侵害を国際的に知らしめ、圧力をかけることは可能である。

 中共による強制的な生体臓器摘出は国際的に非難されている問題であり、無実の人々への暴行は許されない。この問題については、日本でも議論が活発化している。

 日本では超党派議連が、法輪功だけでなく、ウイグルやチベットなど少数民族・宗教への弾圧にも対応する「人権デューデリジェンス法」の制定に向けて議論を進めている。

 日本の外務省は、中国の人権問題について情報提供をしており、櫻田議員は元外務省の政務官であり、外務省との繋がりが強い。張一文さんへの支援や中国の人権問題に対する情報提供を続ける意向である。

 櫻田議員「これからもできるだけのことは応援していく」

 中共政府による学習者に対する強制的な生体臓器収奪は極めて深刻な問題であると櫻田議員は考えており、この問題が米国で大きな動きを見せていること、及び日本の国会議員においても理解が深まっていることは大変喜ばしいことであると、櫻田議員は感じている。

 また、櫻田議員は「強制的な生体臓器収奪は、人道に対する重大な犯罪であり、絶対に許されるべきではない」と語った。

 中国を動かすには米国を動かすことが必要であり、米国国内で中国の人権侵害について非難する空気を作るべきだと櫻田議員は考えている。そして、人権問題は内政干渉ではなく人道的見地から許されないものであり、米国と日本が中心となって取り組むべきだと語った。

 そして、最後に櫻田議員は張一文さんに対し「これからもできるだけのことは応援していく」と伝えた。

'图2:樱田议员的社交媒体截图'

櫻田議員のSNSのスクリーンショット

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/25/480081.html)
 
関連文章