【明慧日本2024年8月5日】今年は中国共産党(中共)による法輪功への迫害は25年目にあたる。ブラジル法輪功学習者の一部は7月20日、最大都市サンパウロ市に集まり、パウリスタ大通りで反迫害イベントを開催した。
イベント期間中、学習者たちはブースを設置し、煉功を実演した。中共が法輪功学習者を中心とする良心の囚人から臓器を生体から強制摘出するという犯罪行為に対して、行動を起こすよう主要国首脳会議(G7)に呼びかけるため、臓器狩りに反対する医師団(DAFOH)が発起した請願書への署名を集めた。
当日夜、迫害で命を落とした中国学習者を追悼し、キャンドルナイトも行われた。
一部のブラジル法輪功学習者が7月20日、最大都市サンパウロ市に集まり、パウリスタ大通りで反迫害と真相を伝えるイベントを開催 |
多くの通行人が足を止め、パネル資料を見て、彼らは中共による迫害が25年も続いていたことに衝撃を受け、真相を知った人々は請願書に署名をし、法輪功学習者への支持を表明した。
「誰にでも真・善・忍は必要」
現場を通りかかったリア・トレドさんは学習者から話を聞いて、中国で起きている迫害について知り、その事実に衝撃を受けた。「私たちはブラジルに住んでおり、この国でいろいろなことが自由にできます。2024年に臓器売買を経験している人がいることは想像するだけでも考えられません」
現場を通りかかり、話を聞くリア・トレドさん |
トレドさんは法輪功が修煉者に真・善・忍の原則に従って生きていることを知り、とても賛同した。「これは誰にとっても必要なものです。人々がより良い生活を送り、コミュニティが良くなるためには真・善・忍の理念が必要だと理解することが大切です。私たちは真・善・忍があれば全て変わるのです」
トレドさんはカナダに住んでいた時に、数人の中国人の友人と知り合い、中国文化についてある程度の知識をもっており、中国人が持っている内なる強さ、忍耐力を称賛している。彼女は「法輪功を修煉することで、彼らは精神的な面で高いレベルに達しており、私たちも修煉すればそのレベルに達することができ、更に高いレベルに導いてくれます」と述べた。
最後に、彼女は学習者に、「中共の圧力の下でも自分の信念を貫き、決してあきらめないでください。これがあなたの信仰なら、誰も奪うことはできません。拷問がどれほど酷いものか想像つきませんが、でれも私たちの心の内にあるものを奪うことはできないのです」と伝えた。
帰る前に、トレドさんは臓器狩りに反対する請願書に署名した。
「中共の信仰に対する不寛容さが私を悲しませる」
ラリッサさんは現場に掲げている横断幕に興味を持ち、迫害の真相を知った彼女は「こんなことが起こるなんて、とてもショックでした。中国の政治問題、例えば台湾問題などを知っていましたが、しかしこれほどのレベルに達するとは思いませんでした。本当に驚きました。」と言った。
彼女は請願書に署名し、この社会は中共がやっていることで遠くまで迷走する可能性があることを思い起こさせるものだと述べた。
私を悲しませるのは信仰に対する中共の不寛容さです。これは社会がどこに向かっているのかという永遠の恐怖であり、もっと悪くなる可能性もあり、それはとても不幸なことです」と言った。
キャンドルナイト 暗闇の中の希望
夕方、学習者たちは中共による25年間にわたる迫害で亡くなった同修を追悼するため、キャンドルを灯した。キャンドルの光は、暗闇の中の不滅の希望のようだった。
学習者たちはキャンドルを灯し、中共による25年にわたる迫害で亡くなった同修を追悼した |
この光景が地元のブラジル人の目に留まり、学習者は人々に資料を渡し、法輪功学習者が中国で四分の一世紀にわたって迫害を受けていることを説明した。多くの市民が「法輪功を支持します」と言った。