真相を知った610弁公室責任者 法輪功学習者を守る
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 【明慧日本2024年8月6日】私は1998年の春に幸運にも法輪大法の修煉を始めました。間もなく、慈悲深い師父が私の体を浄化してくださり、私のすべての病気は病院に行かなくても治りました。20年以上の修煉の間、私は薬を1粒も飲まず、注射を1回も打たずに、健康で顔色も良好です。弟子として師父の慈悲深い救いに感謝しています。

 師父はおっしゃいました。「真相を伝え、衆生を救い、これはすなわちあなたが行うべきことです。これ以外に、あなたが行うべきことはなく、この世界であなたが行うべきことはありません」(各地での説法十三「二〇一五年ニューヨーク法会での説法」)

 私は師父の教えを心に刻み、長年にわたり街を歩き回って直接真相を伝え、人々を救うことを続けてきました。人を救うことが私の使命であり、幸せで充実感を感じています。

 以下に、「610弁公室」の責任者に真相を伝えた過程を書き記し、同修の皆さんと共有したいと思います。

 「610弁公室」責任者への手紙

 何年も前、地元の3人の同修が「610弁公室」の主任と知り合いでした。同級生だったり、隣人だったりして、それぞれが彼に法輪功迫害ついての事実を伝えていました。当時、彼は表面上何も言いませんでした。しかし、上司から迫害指示が下ったとき、彼はこの3人の学習者を重点対象とし、そのうち2人を不当に労働教養所に送り、残りの1人は家にいなかったため連行に失敗しました。そのため、長い間、この「610弁公室」主任に直接真相を伝えることに、同修たちは躊躇していました。

 その頃、地元の公安局と派出所の警察官が頻繁に、かつ大規模に法輪功に対して嫌がらせをしていました。610弁公室主任を救うため、真相を理解してもらうために、同修たちは特別に真相の手紙を用意し、直接彼に渡そうと考えましたが、みな躊躇していました。私はこのことを知ったのも偶然ではなく、私がすべきことだと思いました。

 私はもう1人の同修と約束し、旧暦の12月22日、つまり小正月の前日の朝に、610弁公室主任の家に手紙を届けに行くことにしました。早すぎると彼が起きていないし、遅すぎると彼が出勤してしまうので、私たちはタイミングを計り、タバコ1箱を持って彼の家に行きました。ドアをノックすると、彼はドアを少し開け、私たち2人はすぐに家の中に入りました。私は堂々と言いました。

「こんにちは。あなたはとても良い人のようです。年末なのでご挨拶に来ました。タバコを買ってきました」

 彼は言いました。「要りません。私はタバコを吸いません。あなたたちが何をしに来たのかわかっています。帰ってください」

 私は真相の手紙を彼に渡して言いました。「あなたは善良な良い人です。これは法輪功学習者があなたに宛てて書いた手紙です。真相を理解すれば、きっと福を得られますよ」

 彼の顔に笑みが浮かび、手紙を受け取りました。

 真相を知る 610弁公室主任が人を解放

 2年前のある夜、私ともう1人の同修と協力して、各マンションエリアに真相のステッカーを貼っていました。610弁公室主任が経営するホテルの前を通りかかったとき、水道管を見つけたので、そこに真相のステッカーを貼りました。

 610弁公室主任が監視カメラで私たち2人を見つけ、追いかけてきました。そのとき、私のポケットにはまだ数枚の真相ステッカーがあったので、あるマンションの入り口の棚に置きました。彼が追いついてきて、木の棚の周りを見回していましたが、私は思いました。「これは人を救う真相のステッカーだから、見つからないはずだ」

 彼は私に追いつき、私の胸ぐらをつかんで言いました。「やっぱりお前たち2人だ。いつも私の家の近くに真相のステッカーを貼っているな」

 私は言いました。「あなたは善良な良い人です。法輪功学習者を迫害するのはよくありません。法輪功学習者を保護すれば、無限の功徳があります。早く手を離してください」

 彼は言いました。「手を離すもんか。剥がしてもキリがないんだ。ほら、政法委員会の書記が前にいるぞ。彼女があなたを連行しろと言っている」

 私は女性がいるのを見ました。そこで、私は2人に真相を伝え、法輪大法の素晴らしさ、善悪には報いがあるという天の理を説明しました。最初は2人とも怒った様子でしたが、最後には和らぎました。

 610弁公室主任は言いました。「あなたを連行して給料を止めたら、どうやって生活するんだ?」 彼は政法委員会の書記と顔を見合わせ、その後私に言いました。「帰りなさい!」 

 私は主任と書記に言いました。「法輪功学習者に親切にすれば、きっと福を得られます」

 2人が遠ざかる姿を見て、私は真相のステッカーを置いた場所に行き、ステッカーを持って、帰り道でそれらを全て貼り終えました。慈悲深い師父が私を守ってくださり、危険を回避できたのだとわかりました。

 610弁公室主任が2回目に人を解放

 ある時、私は同修と協力して、大通りで直接真相を伝えていました。1人の女子学生に会い、真相を伝えると、彼女は既に(共産党組織から)脱退したと言いました。しばらくすると、再びその女子学生に会いました。彼女は数人の男子学生と一緒にいて、1人の男子学生が言いました。「あなたたち、本当に勇気がありますね」そして彼らは私たちの後をついてきました。

 私たちがあるビルから降りてきたとき、610弁公室主任と4、5人の警察官がビルの入り口に立っているのを見ました。廊下に2冊の『明白』という真相アルバムがあるのを見て、1人の警察官が私たち2人が置いたと言いました。

 同修は言いました。「私たち2人はポケットもないのに、どうして私たちが置けたのでしょうか」 私と同修は正念を発し続け、すべての妨害と迫害を解体し、彼らに真相を伝え続けました。最後に「610弁公室」主任は言いました。「帰りなさい」

 私はとても嬉しく思いました。610弁公室主任が真相を理解し、法輪功学習者を守り、自分自身のために明るい未来を選んだのです! 後にこの610弁公室主任は異動しました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/7/20/479771.html)
 
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