江西省の熊小鳳さん 不当拘留
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 【明慧日本2024年8月10日】江西省南昌市在住の法輪功学習者・熊小鳳さん(56歳女性)は、法輪功を実践したとして、6月に15日間不当拘留された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 事件の経緯

 熊さんは、6月12日午前9時頃、南昌県公安局国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)と小蘭派出所の警官によって自宅で連行された。法輪功の主著である『転法輪』が熊さんの自宅から押収された。

 警官は熊さんを国保に連行した後、足を拘束して尋問室の金属製の椅子に座らせた。法輪功の小冊子を手にした30歳前後の警官・範は「ある人があなたはどこかで小冊子を配布しているのを見たという報告があり、警察は大規模な監視システムを通じてそれがあなたであることを確認した」と熊さんに伝えた。範は、熊さんが小冊子を何千部も配布したことを認めるよう脅迫しようとした、しかし、範は熊さんが資料を配布している映像を再生しようとしたが、技術的な問題で何も映らなかった。

酷刑演示:铁椅子
拷問のイメージ図:金属製の椅子

 熊さんは尋問中ずっと沈黙を守り、尋問記録への署名も拒否した。最終的に警官は、熊さんが小冊子を30冊配布したと書き、15日間の拘留を言い渡した。

 熊さんを連行した警官のほとんどは20代と30代だった。熊さんはこの機会を利用して彼らに事実を明らかにし、法輪功を迫害する共産党政権に盲目的に従わないように強く呼びかけた。一部の警官は非常に受け入れているようで、熊さんが渡した法輪功の資料を読み始めたという。

 熊さんは午前11時頃、身体検査のために病院に運ばれ、午後3時頃、南昌県留置場に収容された。

 留置所内で、熊さんは受刑者と看守に法輪功についての事実を明らかにし続けた。熊さんは迫害に抗議するため、4日間ハンガーストライキを行った。

 6月27日に熊さんを釈放する際、警察は熊さんに法輪功を自宅で実践し、宣伝のために外出しないよう要求した。しかし、熊さんは、法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であり、政府の宣伝に騙されている人達や、迫害に加担している人達に真実を伝えたいと述べた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/8/3/480426.html)
 
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