文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年9月18日】師父の新しい経文『目覚めなさい』が発表されてからすでに2カ月以上が経ちました。私たち大法弟子は日常生活において善意、愛、慈悲の心を保つだけでなく、衆生を救う中で慈悲を修めなければなりません。衆生を救わずして、どうして慈悲を語れるというのでしょうか?
しかし、今でも一部の学習者はさまざまな言い訳をして歩み出さず、自らの誓いを果たそうとしません。私もかつては精進しない同修でした。多くの時間を無駄にし、パンデミックが大爆発してから初めて警戒し、精進し始めました。そして、毎日外に出て真相(法輪功迫害の実態)を伝えるようになりました。
今、私が真相を伝える中で出会った多くの事例からいくつかを選び、同修と交流させていただきます。不適切な点があれば、同修のご指摘をお待ちしています。
夫婦が真相を聞く
ある学校の塀の外にあるベンチに、ある夫婦が座っていました。私は微笑みながら声をかけました。
「こんにちは、ここで涼んでいるんですか?」
「はい。食事が終わって、ちょっと座って休憩しています」と男性が優しく答えました。
「いいお話しがあります。三退って聞いたことありますか?」と私は話を続けました。
「何の三退ですか?」と男性は疑わしそうに私を見ながら聞きました。
女性は、党に反対することとか、党を退くとかの話しを明らかに聞いたことがあったのでしょう、不機嫌そうに私を見つめ、敵意がこもった目つきになりました。
私は慌てずに言いました。「お姉さん、聞いたことがあるんですね。2、3分時間をくださいませんか。私の話を聞いて、それでも『反党』だと思ったら、どんなに罵られても構いません」
2人は黙っていました。
どこから話を始めるか、私は少し迷いましたが、とっさにこう尋ねました。「お姉さん、共産党は誰によって創立されたか知っていますか?」(この言葉が出たとき、私は師父に非常に感謝しました。真相を伝えるのが難しい時、師父はいつも私に智慧を授けてくださるのです)
「毛沢東でしょう!」と、お姉さんは素早く反応し、少し誇らしげでした。
私は首を横に振りながら「違います」と言いました。
すると、「陳独秀だろう」と男性が口を開きました。
「それも違います」と私は微笑みながら2人に尋ねました。「子供の頃、『死後はマルクスに会う』って教わりませんでしたか?」と。
「ああ」と、男性は思い出したようでした。
こうして話題が開かれました。私はさらに「マルクスがどんな人物か知っていますか?」と尋ねました。
2人は首を横に振り、知らない様子でした。私は教えました。「マルクスは邪教の人間で、サタンの崇拝者です。彼が共産党を創立した目的は全人類を滅ぼすためです。共産党のある国には、戦争、殺戮、汚職、腐敗が付きまといます。中共は政権を握って以来、様々な運動で私たち中国人を8,000万人も殺害しました。私たちは皆、強制的にその組織に加入させられ、赤いスカーフを着けたり、団や党に入ったりしましたが、それはつまりマルクスの邪教組織に加わったことを意味します。私たちは炎黄子孫、つまり中華民族の子孫であり、マルクス・レーニンの子孫ではありません。だから今、中国では4億3千万人以上がこの邪悪な組織から脱退しています。この組織を脱退してこそ、神仏は私たちを守り、健康で、何事も順調にいきます。素晴らしいことではありませんか? あなたたちも退いて、素晴らしい未来を手に入れましょう」
2人は喜んで本名で三退しました。私はさらに彼らに大法が世界中で広がっている真実や、江沢民がいかにして法輪功を迫害したかを話しました。2人は真相を理解し、嬉しそうに私に別れを告げました。
数言で退会した人
ある日、川辺のベンチに紳士的な雰囲気の男性が座っていました。私は微笑みながら近づき声をかけました。
「こんにちは、少しお時間をいただきます。無料でUSBメモリを差し上げています。ここには映画『再び神になる』と、大型ドキュメンタリー『中国4億人の選択』が入っています」
「無料ですか?」と、男性は疑わしげに尋ねました。
「無料です。三退について聞いたことはありますか?」
「さん…なに?」と男性は聞き取れなかったようでした。
「三退です」と私は強調してピンインで言い直しました。
すると男性は「三退とは何ですか?」と尋ねました。
私はこう話しました。「無神論組織からの脱退です。私たち中国人は皆、無神論の組織に無理やり加入させられ、顔には無神論の印が押されています。この印は見えませんが、それを消して劫難を乗り越えるのです。今、中国では4億以上の同胞がこの印を消し、この邪悪な組織から脱退しました。最近、天災や人災が頻繁に起こっているのは、この顔に印のある人々を淘汰するためです。中国の五千年の歴史を振り返ると、どの王朝も終わりの時期は人々が最も悪い時代でした。今の時代がまさにその時ではありませんか?」
男性は真剣に聞いていました。「今の人々は、確かに皆悪くなっていますね」と言いました。
私は「中国の庶民には『上梁不正下梁歪』という言葉があります。共産党が率先して汚職と腐敗に手を染め、金のためにあらゆる悪事を働いています。だから、人が裁かれなければ、天が裁くのです。今、天は共産党員を淘汰しています。あなたも赤いスカーフを着けたことがあり、団や党に入ったことがあるなら、それは邪党の一員であり、顔には邪党の印があります。その印を消さなければ、平安を保つことはできません」と話しました。
男性は賢明で、三退に同意しました。私は彼の名前を尋ねましたが、彼は「王」とだけ答え、名前は言いませんでした。私は「仮の名前を付けましょう。青雲という名前で、青雲の志を持ち、どんどん順調に行くことを願っています」と言いました。男性はとても喜び、私はさらに大法の真相や天安門の偽の焼身自殺事件についても話しました。
男性は「信仰は自由です。共産党は余計な事をしています」と言いました。もう一人が救われ、私は師父のご加持に感謝いたしました。
こういう人には棒喝すべき
ある日、道端で2人の屋台の店主が客がいない間におしゃべりをしていました。私は話題を見つけて話に加わりました。天災や人災、庶民の困難な生活から始まり、邪党(中国共産党)の腐敗について話し、全世界のほとんどの国、台湾を含めて、農村と都市を分けることはなく、高齢になっても医療と生活保障があることを伝えました。そして、「しかし、中国共産党の支配下では、農民は二等市民とみなされ、何の福利厚生もありません。革命の時には、農民が苦労して働き、糧を出し、人を出しましたが、共産党が権力を握った後には、農民を蹴り飛ばし、腐敗した官僚は何世代にもわたって使い切れない金を海外に移しています」と話しました。
すると、2人は非常に共感し、邪党の腐敗を激しく非難しました。そして2人とも喜んで邪党組織を脱退しました。
しかし、私が大法の真相を話し始めると、若い方の男性が突然、師父の家族についてどうこう言い出しました。私はすぐに彼の話を遮り、「それはどこで聞いた話ですか? 邪党から聞いた話ですか? 私は言っておきますが、それは全部嘘であり、デマです。人は無責任なことを言ってはいけません。それはあなたに何の利益にもなりません。今日、あなたに一言だけ伝えます。『仏や道を中傷すれば、良い報いは得られない』と覚えておいてください!」と言いました。
その若い男性は驚き、少し気まずそうに「共産党も信じないし、法輪功も信じない」とつぶやきました。年配の男性は「他の人に話してください」と言いました。私は「わかりました。でも、覚えておいてください。今は共産党の独裁で、私たちの声を上げさせませんが、いつか必ず、真実が明らかになる日が来るでしょう」と答えました。
後で振り返ってみると、自分には焦りの心や智慧の欠如があったことに気づきました。彼らが将来、再び真相を聞く機会があり、救われることを願いました。
キリスト教徒が真相を聞く
ある時、公園のベンチで、赤ちゃんを連れた女性が座っていました。私はその赤ちゃんを褒め、女性に真相を話しました。すると、彼女は「私は他のことは信じません。私はキリスト教徒です」と言いました。私は「私は仏を修行しています」と言い、「今の社会の風潮を見てください。人々は神を信じず、因果を信じません。お金のためにどんな悪事でも行い、人を殺し命を奪い、お金で命を買い、偽造品が溢れ、人は人を騙し、今の様々な災難はすべて人の心に対するものではないですか? 天は人を淘汰しているのです」と話しました。
彼女は私の話に非常に同意しました。そして、「今は末劫の時期です」と言いました。私は「そうです。今は末劫の時期で、神を信じず、共産党の印を持っている人々が淘汰されています」と答えました。そして「お姉さん、学校に通っていた時、赤いスカーフを着けたり、団や党に入ったりしましたか?」と尋ねました。彼女は「赤いスカーフは着けたけど、団には入らなかった」と答えました。
私はさらに「お姉さん、共産党を誰が創立したか知っていますか?」と尋ねました。彼女は知らないと言いました。私は「それはドイツ人のマルクスが創立したもので、マルクスは邪教徒です。赤いスカーフを着けたり、団に入ったりしたのは、マルクスの邪教に入ったことになります。しかし、あなたは神を信じるキリスト教徒です。二つの異なる立場に立っていて、あなたの神があなたを助けてくれるでしょうか?」と言いました。
彼女は非常に驚いて、「そんなことは聞いたことがありませんでした」と言いました。私は「今、中国では4億以上の人がこのマルクスの邪悪な印を消しています。あなたもこの印を消し、神があなたを助けてくれるようにしましょう」と勧めました。
彼女は快く本名で退会しました。さらに私は、2500年前にネロがキリスト教徒を迫害したことと、現在の江沢民が法輪功を迫害したことが同じであること、そして天安門の偽の焼身自殺事件について話しました。彼女はとても納得し、大法の真相を理解しました。
人を救うことが最大の慈悲です。救おうとする心があれば、師父が智慧を授けてくださいます。師父はすべてを整えてくださっています。私たちが正念を持ち、正しく行動すれば、邪悪は自滅します。同修たちよ、執着を捨てて、外に出て人々を救いましょう。