私を通報した人に善念で対応する
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年10月2日】私は1997年に法輪功の修煉を始め、現在68歳です。この27年間の修煉の中で、数々の試練を経験しました。その中には、3年間身を寄せる場所を失いさまよったことや、馬三家労働教養所での3年間という激しい迫害も含まれます。高圧的な状況や恐怖、脅迫といった様々な迫害の中でも、師父と大法に対する私の強い信頼は揺らぎませんでした。何度も迫害を受けましたが、師父は私を守り、魔難を乗り越える手助けをしてくださいました。

 一、巨大な難の中でも倒れなかった

 身を寄せる場所を失いさまよう生活に終止符を打って、家に帰るバスの中で、村長の妻に会いました。次の日には、中国共産党(以下、中共)は隣に住む家の息子を私の監視につけましたが、私はそんなことを気にかけずに、いつものように家に帰って自分のやりたいことを行いました。

 私が3年間身を寄せる場所を失いさまよっている間、中共は何度も家に押し入ってきて、脅迫や暴力を繰り返したため、夫と娘(常人)は大きなストレスを抱えることになり、強い精神的な圧力と恐怖の下、夫の体調は日ごとに悪化し、ついにはこの世を去りました。

 夫の死から20日目、ちょうど師父の誕生日だったので、多くの同修が私の家を訪ねてきて、一緒に師父の誕生日を祝いました。午後1時過ぎ、突然3台の警察車両が来て、私たち全員を連行しました。18日後、私は馬三家労働教養所へ直接送られ、3年間の迫害を受けました。

 家に帰ってみると、家の屋根が暴風で吹き飛ばされていました。家が荒れ果て、家族が離れ離れになった状況に直面しても、私は少しも恐れることなく、やる気を失うこともありませんでした。「師がいて、法がある。だから、どんな困難も乗り越えられる」と心に誓いました。親戚や同修たちの助けを借りて、すぐに家を修理し、再び家で学法グループを復活させました。どんな困難な状況や試練にも屈せず、絶対に中断しませんでした。

 二、私を通報した人に善念で対応する

 家に帰って、私を通報したのは隣の家の息子だと知りました。その頃、彼の家は因果応報を受け、秋にはトウモロコシが暴風で倒れて1粒も収穫できず、育てていたカボチャの苗も全滅しました。彼の家を訪ねると、母親は「本当に申し訳ありません」と言いました。私は「私は修煉者ですからあなたを恨みません。皆さんは中共の虚言を信じてしまったのです」と答えました。彼の母親は心から「以前はたくさん助けてもらいました。うちはお金がなくて、いつもあなたの家に借りに行っていました。秋には仕事の手伝いもたくさんしてもらいました。私たちは本当に愚かでした。もう二度とあんなことはしません。通報して稼ぐような不正な方法でのお金はもう二度と稼ぎません。これから仲良くしましょう」と言いました。

 その後の日々の中で、私は常に心性を修め、真・善・忍の原則で自分を厳しく律しました。特に、隣人に対する恨みといったよくない考えが浮かぶと、すぐに正念を発して、そのよくない念を解体しました。私は隣人に対して、必ず善意と慈悲をもって接しなければ、と心に決めました。隣人が牛を飼っていて場所が足りなくなると、私は進んで家の前の庭を貸し、納屋も使わせました。隣人は感動して「あなたたちが修煉している大法は本当に素晴らしいです」と言いました。普通の人なら、お金も取らずに土地を貸すなんてことはしないからです。

 コロナ禍が深刻化した頃、隣人は家族全員で感染してしまいました。私は感染を恐れることなく、彼らのもとへ行き、さらに深く真相を伝えました。「心を込めて『法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい』と念じれば、必ず良い報いが得られ、災難を乗り越えることができます」と伝えました。その頃、隣人の息子の嫁は点滴を受けていて、心臓病も抱えており、家族は皆とても不安そうでした。そこで私は「心配する必要はありません。すぐに三退をして、平安を保ちましょう」と伝えました。そして、隣人の家族全員が三退を行い、同時に大きな声で「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じました。

 2日後、再び隣人を訪ねると、隣人の息子の嫁は「もう元気になりました。本当にありがとうございます」と言いました。私は「いいえ、お礼は言わなくて結構です。師父があなたを救ってくださったのです。師父に感謝してください」と答えました。

 三、女性:「わかりました。本名で脱退します」

 ある時、同修と一緒に真相を伝えるために外出していたところ、ある店の前を通りました。「こんにちは、お姉さん! 三退して平安を保つことについて聞いたことはありますか?」と声をかけると、その店の女性は「なんて大胆なことを言うの! 知っているでしょう? ある人が捕まって、お年寄りも亡くなってしまったのよ。彼女が戻ってきたら、これからどうやって暮らせばいいのかしら」と言いました。私は笑いながら「お姉さん、私がまさにその捕まった人なのです」と答えました。彼女は私の顔色が良く、精気がみなぎって、とても若々しいのを見て「信じられないわ。自分の目で見ていなければ、絶対に信じなかった」と言いました。私は「お姉さん、あなたが加入した党、共青団、少年先鋒隊からすべて脱退してください。大法は人を救うものです。私たちは危険を冒してでもあなたを救おうとしているのです。それは、皆さんが素晴らしい未来を持ち、災難が来た時に生き残れるようにと願っているからです。法輪大法は宇宙の大法であり、真・善・忍の特性に同化し、中共から離れれば、あなたはますます幸せになるでしょう」と伝えました。同時に、天安門焼身自殺事件が偽装された事件であることも伝えました。女性は「わかりました。本名で脱退します」と言いました。

 その後、またその女性の店の前を通ると、女性は「どうもありがとう。三退してから、商売がますます繁盛して、毎日たくさんの客が来るようになったのよ。私もこれから法輪大法を学んでみたい」と言いました。

 四、親族が真相を理解し福報を得る

 私の姪は腰椎椎間板ヘルニアになり、とても苦しんでいました。仕事もできず、眠れない日々を過ごしていました。そこで、私は彼女に大法の真相と、大法を修煉した後の体の変化について話しました。そして、誠心誠意「法輪大法はすばらしい」と心の中で念じれば必ず良くなると伝えました。彼女は私の話を聞き、実践してみることに同意しました。次の日の朝、姪は一晩中ぐっすり眠れたと喜びました。それから彼女は毎日「法輪大法はすばらしい、真善忍はすばらしい」と念じ続けました。しばらくして、彼女の体はみるみる回復していきました。その後、姪と彼女の夫は小さな商売を始めました。姪は真相を知っていたため、毎日、法輪大法の真相を書いた紙幣を使って商売をしました。すると、商売はどんどん繁盛していきました。

 責任編集者:洪揚

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/15/480831.html)
 
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