文/中国の大法弟子
【明慧日本2024年10月8日】昨年の大晦日、私の家族はレストランで年越しの食事をしていました。そこに行く途中、階段の段差に気づかず、足を踏み外してしまい、体が4、5メートルもふっ飛んでしまいました。体はしっかりと地面に落ち、膝と左肩が激しく痛み、額も「ドン」という音を立てて地面にぶつかりました。その音は自分でも聞こえるほどでしたが、心の中で「大丈夫だ」と思いました。
その時、私の前を歩いていた女性がその音に気づき、急いで駆け寄ってきて、「どうしたのですか? 大丈夫ですか? 起きられますか?」と心配してくれました。私はすぐに「大丈夫です、起きられます」と言い、急いで立ち上がりました。女性は「あんまり大きな音がしたから、びっくりしたわ、本当にびっくりしたわ」と何度も言いました。
女性は私が無事だったと分かり、そこを離れようとした時、私は「70代の私が、こんなにひどく転んでも何ともないのは、『真・善・忍』を信じ、良い人を目指しているからです。佛様が守ってくださっています」と話しかけました。女性は「そうですね、私もそう思います」と答えました。
それから私は法輪功について話しました。法輪功がどのように人々に心を修め、良い人になることを教えているのか、中共がどうやって「真・善・忍」を実践する人々を迫害しているのか、最後には「三退」で身の安全を守ることができると説明しました。女性は心から賛同して、最後には中共の邪党組織から脱退しました。私は法輪功の詳細を伝える内容のUSBメモリーとお守りを渡し、「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じれば福があると伝えました。彼女は「分かりました、ありがとうございます」と言いました。
レストランに着くと、家族に転んだことを話しました。すると、私の姉(法輪功学習者ではない)が数年前に転んだ経験を思い出し、その時は何ともなかったものの、後に膝に問題が出て手術をしたと言いました。その時、「私は大丈夫だ」と心の中で思いました。
それから約1か月が過ぎた頃、私の膝が痛み始め、坐禅をする際に左足を持ち上げるのがとても大変になりました。ある日、思い切って足を持ち上げることができたものの、日中出歩くのが困難になり、さらに階段を上がることができなくなりました。私は内に向けて探し、「自分のどこに問題があるのだろう?」と考えましたが、なかなか答えが見つかりませんでした。その後、階段を上るときに息切れがすることも現れました。
学法グループで同修と交流しているうちに、自分が長い間正念を発する際に妨害されていることに気づきました。以前は眠気に悩まされていましたが、今はぼんやりしてしまい、正念の時間が終わっても自分が何を考えていたのか分からない状態でした。これは自分の空間場がきれいでないことから来たものだと悟りました。
そこで、正念を強化し、時間を延ばすことにしました。そして、自分の良くない状態について心性の面から原因を探りました。すると、ある同修に対して偏見や不平不満の心があったことに気づき、その恨みを取り除かなければならないと悟りました。
問題が起きたときには自分を見つめ直すべきだと悟りました。この出来事が私に起こったのは、私の中に執着心があったからです。自分はその心を放下すべき時期に来たと分かりました。この事は何年か前のことですが、自分の執着心をずっと放下していませんでした。思い出すたび、同修に対して不満を抱き、深い偏見を持っていました。
師父の説法と照らし合わせ、自分の中の不平不満の心を取り除くべきだと悟りました。そして、心の中で心性を高める機会を与えてくれた同修に感謝しました。私はその執着心を見つけて放下することができました。すると、不思議なことに、歩くときに息切れしなくなっていることに気づきました。正念を多く発することで、膝もかなり良くなりました。