WeChatの害
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文/中国の東北の大法弟子

 【明慧日本2024年10月11日】私が50歳になった年の2020年12月、子供の頃から冷え症だった私は、急に寒さに強くなりました。冬に室内でシャツ一枚とベストで過ごせるようになり、時々汗をかくようになりました。大法を修煉してから寒さに強くなったのだと思い、あまり気にしていなかったのです。

 2021年の初め、東北地方は最も寒い時期でしたが、私はいつも熱いと感じ、第2式の功法煉功するときは半袖を着て、窓を開けなければなりませんでした。「修煉によって熱量が多くなり、体温が高くなった」と思っていました。2022年、2023年の2年間、私は2021年と同じように汗をかいていました。「どうしたんだろう。何かおかしいな。煉功による熱さではない気がする」と気づきました。私と連絡を取っている同じぐらいの年の友人数人も、みんな更年期障害の症状がある程度出ているようでした。煉功者は更年期障害になることはありえないと思っていたので、ちょっと戸惑いました。最初、それは「虚像だ」と否定しましたが、改善できませんでした。その後、熱くなってきたとき、私は熱くしてくれるものに「私を熱くしてくれるなら、あなたを熱くしてあげよう」と思いました。しかし、以前よりもっと熱く感じました。それから、また熱くなったとき、私は「もっと涼しく、もっと涼しく」と思ったりし、少し良くなりました。しばらくして、また熱くなり始めたのです。2024年になると、さらに悪化し、急に熱くなる現象が現れ、時折心臓の鼓動が速くなり、夜中に熱くて目が覚めることが多くなり、そして不眠症になりました。

 この期間中、私は本当に少し頭が混乱していました。「一体どうしたの? 修煉者には病気がないのに」。私は発正念したり、その症状を認めなかったり、師父にお願いしたりしましたが、あまり効果がありませんでした。それから、私は、「師父がその症状を治してくださらなければ、きっと私が修めるべきものがあるに違いない」と考え直し、内に向けて探しました。私は少し短気な性格です。その急に熱くなる症状が出ると、「落ち着け、落ち着け、焦るな」と自分に言い聞かせるようにしました。しばらくすると、良くなった気がしましたが、そのうち、また熱い症状が出始めました。私は、「発正念したり、否定したり、内に向けて探したり」と繰り返し行いましたが、すべて無駄でした。この過程がどれほど私を苦しめたか、言葉では言い表せないほどでした。病気だと言われれば痛くも痒くもないし、病気じゃないと言われれば本当に苦痛だし、急に熱くなると、顔は赤く、首がふくらみ、目も赤く、心臓はパクパクしました。私は虚像だと分かりながら、症状は本当のようで、時々薬を飲もうかと思ったことがあります。

 ある日、師父は「人体は一つの小宇宙です」(『轉法輪』)と説かれたことを思い出しました。「人間の体は小さな宇宙なのだから、私が熱くて不快なとき、私の世界の衆生はどんな状態になるのだろう。彼らはイライラするだろうか? 戦争になるのだろうか? 殺人や強盗などのことが起こるのだろうか? 多くの生命が死んでしまうのだろうか? 彼らのために、私はこの状態を変えなければならない」と思いました。 そして、私は「師父、これはどんなことが起こっているのですか? 弟子にご教示をお願いします」とお願いしました。ある日、私はふと、「これは情、色欲の心と関係があるのだ」と気づきました。それで、私はそれらを取り除くことにしました。それから、熱くなる間隔期間が少し長くなりました。

 私はこうやって探し続けました。ある日突然、「WeChat(ウィーチャット)の中には最も『情』というものが多くて、腐敗、堕落したもので満たされている。それは、WeChatに関連しているかもしれない」と思いつきました。明慧編集部からWeChatを削除するように言われたので、私も当初、削除しましたが、その後、コロナ流行のため、仕事へ行くときにグリーンコードなどをチェックする必要があり、私は再びWeChatをダウンロードし、使用してきました。ちょうどこの間、体に熱い状態が現れた期間でした。皮膚の色が白くてつやがある私は黒くて細くなり、黒と白がはっきりしていた目がしばしば充血し、腫れたりしていました。「ああ、それはWeChatのせいだ。私はWeChatを削除しなければならないのだ」と心の中で師父に話をしました。

 それを思うだけで、昼に発正念のとき、心が非常に静かになりました。長い間、それほど落ち着きがなかったのです。発正念の最初の5分で思想業力を除去するとき、色欲、欲望、WeChatからきた悪いものをすべて取り除くようにしました。非常に強い念を発しました。発正念をした後、4年間私を苦しめた熱い現象が消え、現在までほぼ半月になりましたが、その現象は出ておらず、不眠症もなくなっています。ですから、まだWeChatを携帯電話に入れている学習者に、口実や思いつきでWeChatを保持せず、速やかに削除することをお勧めします。

 なぜ更年期という虚像なのか、他のものではないのかと今思うと、それは常人の状態に合わせるもので、修煉者を惑わせるためです。私がちょうどこの年齢になったので、常人の言葉で言えば、「正常だ。この年齢はみんなこうなるのだ。まだ生理があっても、このような現象が現れなければならないのだ」。私は、ある時期に本当にどうしようもなかった気持ちでしたが、二十数年間大法を修煉しており、師父がおっしゃった「真に修める人には病がなく、私の法身がすべてを取り除き、やるべきことは全部してあげました」(『法輪大法義解』「長春法輪大法輔導員のための説法」)を固く信じています。すべての正しくない状態は、私たちの心性に関連しています。

 この経験を書き出すことは、病業の状態の同修と交流したいためです。虚像に惑わされないでください、それは虚像ですが、その現れは本物と同じです。大法弟子は、師父と大法を信じなければなりません。病業の関は本当に心性の関であり、人身を得ることは本当に簡単ではありません。大法と出会ったことは非常に幸運なことです。私たちは肉体を大切にしなければなりません。この世に来ることを無駄にしないようにしましょう。

 ここまで書くと、私は去年のある体験を思い出しました。私は、2人の友人と食事会をしていたとき、突然心臓に激痛が走り、声も出ず、全身が脱力し、約20分近く続きましたが、幸いその2人はそれに気づきませんでした。その日、帰宅して、静功を煉功するとき、私は悲しくて、「師父、弟子はよく修煉できていません。もし、本当にこの世を去ったら、私に期待している数え切れないほどの衆生はどうなりますか? 使命を果たせなかったのに、逝ってしまったら、私の罪業を負ってくださり、私を救ってくださる師父に申し訳ございません」と、涙があふれました。

 現在の次元での認識ですが、同修と分かち合いたいと思います。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/29/483395.html)
 
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