師父は私に思いやりの力を与えて下さった
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2024年10月26日】2011年、私は懲役3年6カ月の不当判決を言い渡され、遼寧省女子刑務所に拘禁されました。最初は、法輪大法学習者を迫害するための集中矯正区域に入れられました。はじめは看守たちは優しそうに見え、修煉をやめるのと引き換えにあらゆる取引を持ちかけてきました。しかし、私が屈服しないのを見て、看守たちは私を拷問し始めました。彼らは私を一日中立たせたままにし、眠ることも、入浴することも、トイレを使うことも許しませんでした。何日間この拷問を受けたのかは覚えていませんが、ようやくトイレに行けた時、しゃがんだ瞬間に血が噴き出しました。

 看守たちは、何の目的で検査をするのかも教えてくれずに、私を病院に連れて行き、血液と尿の検査をさせました。私は邪悪な存在に囲まれているように感じ、息ができないほどの激痛に襲われました。私はすぐにこれはおかしいと気づき、師父に助けを求め、正念を発しました。20分後、邪悪な要素が取り除かれたのを感じ、気分も良くなり、正常に呼吸できるようになりました。師父が、私の周りに集まっていた邪悪な存在を根絶してくださったことを知りました。ずっと後になって、看守たちがその日私を病院に連れて行ったのは、私が臓器提供の適合者かどうか調べるためだったことを知りました。

 刑務所に戻ってから、私はより頻繁に正念を発し、大法の教えを朗誦し、私を「転向」させようとする囚人たちに真実を伝えました。特に凶暴な囚人が私を拷問しようとしたとき、私は師父に助けを求めて正念を発しました。その後、彼女は毎回ひどい下痢を起こしました。しばらくして、彼女は別の独房への移送を申請しました。

 次に私を拷問し、信仰を捨てさせようとした受刑者に対しては、法輪大法の真相を説明し、彼女のために法輪大法の歌を歌いました。私の態度に感動した彼女は歌の歌い方を覚え、私が法輪大法を修煉することで、私の健康状態や考え方が改善されたという話を聞きました。彼女は法輪大法の修煉に何の問題もないことを知り、私に優しくしようと決めました。私が他の人に真相を説明すると、彼女は私の隣に座って感動して涙を流しました。私が虐待されたり、拷問されたりすると、彼女は私のために泣いてくれました。私が刑務所の集中矯正区域を去るときも、彼女は泣いていました。

 新しい区域では、部長と看守長が集中矯正区域で私がしたことを聞いて、私を「転向」させることは容易ではないと知っていたので、私を拷問しようとはしませんでした。私はそこでも受刑者に真相を伝え続けました。師父は慈悲の力で私に力を与えてくださいました。初めて会う人に笑顔を向けることで、相手に私の善意を感じてもらうようにしました。私が真相を伝えた後、相手が中国共産党を脱退することもよくありました。

 他の受刑者と個人的に話す時間は、ほんの数分しかなかったので、すぐに要点を述べて、彼らがすぐに真実を理解できるようにしなければなりませんでした。幸いなことに、師父の計らいで、私が話した受刑者のほとんどが中国共産党を脱退しました。

 2014年12月に、私は刑務所から退所しました。私はまず最初にしたのは、これまでの3年半でできなかった師父の書籍の勉強にできるだけ多くの時間を費やすことでした。法の勉強に追いつくだけでなく、法を暗記し始めました。その過程で、師父が私たちのためにどれほどのことを背負ってくださっているかがわかり、何度も感動して涙を流しました。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/9/8/481442.html)
 
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