山間の村で起こった奇跡
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文/河南省の大法弟子

 【明慧日本2024年10月31日】私は今年70歳を超えており、河南省の山間部の村に住んでいます。ここ数年、真相を伝える活動の中でいくつかの不思議な出来事に遭遇しました。その中から、心から「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」と念じたことで生死の境から蘇った二人の出来事を書き留め、法輪大法の偉大さと超常性を証明したいと思います。

 小芳さん(仮名)の物語

 小芳さんは、私のいとこの娘で、今年51歳です。彼女は長年建設現場で働いています。十数年前に私が彼女に大法の真相を伝えたところ、彼女はそれを信じ、「法輪大法は素晴らしい」、「真善忍は素晴らしい」と心に留めていました。小芳さんが39歳の時、建設現場での作業中に事故が起きました。彼女は上に資材を運ぶ機械のフレームに材料を詰める役割をしており、滑車やフレームを支えるのは細めの電柱ほどの太さの鉄棒でした。ある日、作業中にその太い鉄棒が突然彼女の頭に向かって落下し、彼女はその衝撃で倒れてしまいました。倒れる瞬間に手で頭を触れると、頭には大きな腫れができており、立ち上がろうとしましたが、股関節が動かなくなっていました。建設現場から「120」が呼ばれ、間もなく救急車が到着しました。

 病院に運ばれた後、まず脳のCT検査が行われましたが、脳には全く損傷がなく、大きな腫れも消えていました(十数年経った今も頭部には全く異常がありません)。股関節のレントゲンを撮ると、二箇所の骨折が確認されました。病院では、数時間にわたる大手術が二度行われましたが、彼女は全く痛みを感じなかったと話しています。彼女はその間ずっと「法輪大法は素晴らしい」「真・善・忍は素晴らしい」と心の中で念じ続けていました。最初の手術後、病室に運ばれると、同室の患者が「今夜は眠れないかもしれないから」と、夜間に使えるように「鎮痛スティック」を勧めてくれました。しかし彼女は九文字の真言を念じ続けたため、痛みを感じることはなく、一晩中よく休むことができ、うめき声すら出さずに過ごせました。

 二つ目の出来事は、小芳さんが49歳の時、2022年のことです。彼女は建設現場で鉄筋を束ねる作業をしていました。上で作業する人と下で作業する人がいて、小芳さんは一番下でしゃがんで鉄筋を束ねていました。突然、25mmの鉄筋が一列ずつ滑り落ちてきました。上にいた作業員は、その鉄筋が小芳さんの頭に直撃するのを見て、ある作業員が小芳さんを引っ張り下ろそうとしましたが、間に合いませんでした。周囲の人々は「これで終わりだ、間違いなく死んでしまう」と思っていました。

 しかし、落ちてきた鉄筋は彼女の足を直撃しただけで、足の甲が骨折しました。彼女はこれが大法の師父が再び自分を救ってくれたことだと理解し、このような形で自分の命の借りを返す機会を与えられたと感じました。そのため、治療の過程で現場監督に一銭も払わせず、すべての費用を自分で負担しました。

 今、2年が経過しましたが、足には干し柿のような大きさのこぶが残っているものの、痛みや痒みは全くなく、彼女は今も建設現場で働いており、行きたいところに自由に行けます。

 娘の家の叔母のところで起きた不思議な出来事

 数日前、娘の家の叔母に出会いました。彼女は私より3、4歳年上で、70歳を超えています。彼女は私を見るなり、「本当に驚いた! 本当に驚いた!」と話し始め、「2年前、2022年のことです。娘の婿が建設現場で働いているとき、不注意で足場から顔を下にして落ちてしまい、ちょうど下の梁に顔を打ち付けました。その結果、肋骨が7本折れ、内臓の肝臓や腎臓も損傷してしまったのです。彼は意識を失い、昏睡状態になりました。状況を知っている人たちは、婿が助からないだろうと思っていました。そのため、すぐに市立病院に搬送され、緊急手術が行われました。手術中、胸腔から何本もの血液が抜き取られました。手術が終わった後、医者は傷口を縫合せず、腹腔内にただいくつかのガーゼを詰めただけでした」と言いました。

 医者は「3日後にガーゼを取りましょう。まだ出血しているようなら、命は助からないでしょう」と言いました。最初は私は泣き止まなかったのですが、その後「法輪大法は素晴らしい」、「真・善・忍は素晴らしい」と念じ始めました。娘にも念じるように頼みましたが、彼女が念じたかどうかは聞きませんでした。私はただ心を込めて念じ続け、一遍また一遍と繰り返しました。3日目にガーゼを取り外すと、もう出血はありませんでした。医者はそれを見て、縫合手術を行いました。そして10日目に、娘の婿は昏睡から目を覚ましました。今では完全に回復し、再び建設現場で働いています。

 彼女が話し終わった後、私は「九文字の真言はどうやって知ったのですか?」と尋ねました。彼女は「数年前にあなたが教えてくれました」と答えました。さらに彼女は、「大きな危機に直面したとき、本当に何もできなくなってしまい、突然あなたが教えてくれた九文字の真言を思い出しました。私は泣きながら、その言葉を念じ続けました。本当に奇跡的に良くなったんです! 後遺症も全く残りませんでした。あなたにこのことを伝えたかったのですが、ずっと会えなかったのです。今日やっとお話しできました」と言いました。

 私は彼女の話を聞いて本当に嬉しく思いました。今、小芳さんや私の叔母の家で起きた出来事を伝えたいと、明慧ネットを通じて発信し、多くの縁のある人々に真相を知ってもらい、中共の嘘から早く解放され、大法の救済と神仏の保護を受けられるようになってほしいと思っています。

 
(中国語原文:https://www.minghui.org/mh/articles/2024/10/25/484000.html)
 
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