文/日本の法輪功学習者
【明慧日本2024年11月10日】法輪功学習者・龔金均(きょう・きんきん)さん(以下、学習者)が11月8日、衆議院議員会館前で、中国共産党(以下、中共)によって不当に拘束されている母親・姚佳秀(よう・かしゅう)さん(学習者)の救出を求めて、政府関係者らに呼びかけた。そして、龔さんは、中共に対して母親の即時釈放を要求した。
龔さんは今回の活動を通じて、日本の国民と政府関係者に法輪功が迫害されている実態を知ってもらい、自身の母親が中国で受けている人権侵害に対して、関心を高めてほしいと考えている。そして、日本政府に対して、中共と外交交渉を行い、龔さんの母親をはじめとする、不当に拘束されているすべての学習者の即時釈放を求めるよう強く訴えた。
11月8日、衆議院議員会館前で政府関係者に、中共によって不当に拘束されている母親を救出するために力を貸してもらいたいと願った龔金均さん |
四川省生まれの、姚佳秀さんは、1995年に法輪功を学び始め、心身ともに健康になった。しかし、法輪功を修煉しているために中共から迫害を受けた。法輪功は真・善・忍を理念とする気功修煉法であるが、1999年に急速に広まったため、中共が恐れ、弾圧の対象となった。
姚佳秀さんは1999年、法輪功の無実を訴えるために北京へ行ったが、その後、何度も不当に拘束され、拷問や虐待を受けた。2001年には懲役3年を宣告され、2006年と2007年には再び拘束され、精神病院に送られて詳細不明の薬物を強制投与されるなどの拷問を受けた。その後、何度も住居を追われることになったが、姚さんは依然として自分の信仰を固く信じ続けている。
9月20日、姚佳秀さんは再び不当に拘束され、四川省西昌市へ秘密裏に移送された。拘留期間中、家族との面会は許可されず、家族は現在、彼女の無実を訴えている。過去に何度も拘束され、拷問を受けたにも関わらず、姚さんは決して信仰を捨てていない。そのため、彼女は深刻な迫害を受け続けている。
現在、姚佳秀さんの息子・龔金均さんは、日本の議員に助けを求め、母親の釈放を呼びかけている。また、国際社会全体に、中共による法輪功への迫害を共に制止するよう呼びかけた。
中共による法輪功への迫害は25年間も続いており、数百万人もの人々が逮捕されて投獄され、拷問を受けている。国際社会も中国に対して圧力をかけ続けており、米国下院は「法輪功保護法案」を可決し、台湾の政治家も法輪功を支持しており、日本も中共による法輪功への迫害という問題を重視し始めている。
市民「彼の母親の無事を祈っています」
衆議院議員会館前を通りかかった赤松さんは、涙を浮かべながら「彼(龔金均さん)のお母さんの無事を祈っています。皆さん(外交的な圧力を通じて)何か対策を講じてください。彼女(龔さんの母親)が救出されることを願っています」と語った。
李松さん(右) |
須田さん(右) |
須田さんは、学習者の健康な臓器が臓器移植や商業取引に利用されている問題について、中共政府がこうした商業行為に加担していることを強く非難し、許しがたい非人道的な行為だと避難した。また、須田さんは中共政府が生体臓器収奪を行い臓器売買を行っている行為を厳しく批判し「人間としてあるまじき行為だ」と語った。最後に、須田さんは中共の行為は「巨悪」であると指摘し、国際社会に対して中共政府に対して行動を起こすように訴えた。