【明慧日本2024年11月16日】韓国法輪大法修煉体験交流会が11月10日、大田(テジョン)のKT人材開発院で開催された。韓国各地から来た10名の学習者が発表し、修煉後の自らの心身の変化、および日常生活や大法を実証し、真相を伝えるプロジェクトにおいて、どのように「真・善・忍」の原則に従って内に向けて探して心性を修め、衆生を救っているかの体験を共有した。
どの発言も真摯的で感動的であった。交流を通して、学習者はさらに精進し、着実に修めていく決意を強めた。また、学習者は発表の中で師父の慈悲とご加護に対する無限の感謝の意を述べ、参加者に深い感動を与えた。
大田KT人才開発院で開催された修煉体験交流会の様子 |
体験談を発表する学習者たち |
職場での修煉を通じて心性を向上させる
母親に随って修煉を始めた金さんは、メディアに携わる中での修煉体験を語った。顧客のさまざまな要求に応えつつ、苦労して制作した動画がしばしば顧客に満足されず、プロジェクトの大小に関係なく、彼女は叱咤や嘲笑、面目の丸つぶれ、恐れなど、さまざまな状況に直面してきたという。そこで、彼女は修煉者として、相手がどんな態度を取ろうとも、相手の良い面だけを見て、マイナスの感情に流されず、よくできている部分をさらに良くしていくべきだと悟ったと話した。
さらに、彼女は職場では「真心」を持ち、嫌われることを恐れて他人の誤りを指摘しないのではなく、慈悲の心で穏やかでありながらも確固たる態度で問題に対処すべきだと分かったという。
金さんは母親の紹介で修煉を始め、メディアのプロジェクトに参加するようになった。返本帰真すべきだと知りつつ、心の底ではそれが自分の本当の願いだとは感じられず、彼女は困惑し、消沈していた。そのとき、貴重な1カ月の夏休みを迎えた彼女は、学法と煉功を続ける中で、心性を高めることが最も重要だということが分かり、その瞬間、修煉の意味もそれまでとはまったく違うように感じたという。彼女は、自分のような転んだらなかなか起き上がれない弟子を見放さず、心性を高め、正念を強めることができるように導いて下さった師父に心から感謝の意を示した。
キャンパスで20年間、大法を紹介した経験を振り返る
慶南金海に住む崔さんは今年、30年以上にわたる教育職を終え、正式に退職した。その間、彼女は多くの異なる学校に配属され、副校長や校長を務めたこともあった。どこに行っても、彼女は生徒たちに法輪功を紹介し、「真・善・忍」に基づく道徳教育を行い、校長や教師たちとの間も円滑な関係を保ってきた。
多くの生徒たちは法輪功に興味を持ち、すぐに煉功の動作を覚えた。一部の生徒は法輪功の音楽を聞くと、すぐに師父の煉功の口訣を唱えながら一緒に煉功を行うことができた。問題のある生徒に対しても、崔さんは師父の要求に従って自分に高い基準を課し、忍耐強く指導を行った。その結果、彼女の努力の下で、冷淡で無礼だった生徒や教職員の多くも明るく、礼儀正しくなった。
教師として、崔さんは生徒たちを思い、責任を果たした。大法を修煉するようになってから、彼女は縁のある人々に法輪功を紹介し、良い関係を築くよう努力した。退職を祝う校長たちの送別会では、彼女は贈られた記念プレートに自分の好きな言葉「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と書いた。当日、金海市の校長たちが全員出席した。司会者が大声で「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」と読み上げた瞬間、彼女は師父に対する感謝の気持ちが言葉では表しきれないほど湧き上がった。
修煉後、因縁関係の理が分かった
金海市の鄭さんは、2021年6月に法輪功を学び始めた幼稚園の先生である。以前の彼女はひどい乱視、ドライアイ、緑内障を患っており、さらにビタミンD欠乏症、慢性疲労症候群、肩関節炎もあり、痛みで注射や薬を常に使い、腰の痛みのために腰ベルトを着けて生活していた。修煉し始めてから、彼女の目は次第に明るくなり、緑内障が治り、ドライアイや乱視も改善された。さらに、腰ベルトを使わなくてもよく、階段を2段ずつ上がることができるようになり、体も軽くなったという。
法輪大法の9日間セミナーに参加した際、師父の一言一言が彼女の心に深く響いた。特に師父が生命の起源や執着心について語られたとき、鄭さんは人生におけるすべての苦痛が、自身が犯した過ちによって積み重ねられた業力によるものだと気づいた。シングルマザーとして2人の子供を育ててきた彼女は修煉を続ける中で、次第に知的障害を持つ息子に対する執着を放下することができ、子供との間にも因縁関係の理があることを悟った。その結果、長年彼女の心に重くのしかかっていた負担がずいぶん軽くなったと感じたという。
大法が心の怨みを解き放ち、楽団に参加してさらに精進する
富川に住む李さんは、1996年に法輪功の修煉を始めた。修煉する前、彼女は7人兄妹の2番目の息子と結婚し、11人の大家族を持つことになった。家には農田や家畜があるだけでなく、他の副業もしていて、さまざまな病気も抱えている彼女は家事の激務に疲れ果て、頻繁に倒れていた。その上、夫の両親は夫に対して早く離婚するように勧めていて、彼女は何度も命を絶とうと考えたが、うまくいかなかった。
絶望の中で、幸運にも『轉法輪』という法輪功の書籍を手に入れ、真剣に読み始めたことで、李さんは病気が次々と改善され、義父母に対する怨恨心を放下でき、さらに義父母の立場に立って彼らの苦しみや大変さを考えることまでできた。師父の慈悲と法理によって彼女は怨む気持ちをなくし、大法に同化し、寛容で優しい心をもって全ての人に接することを学んだ。
韓国に来た後、李さんは韓国の天国楽団に参加した。楽器に対して全くの無知だったため、最初は音を出すことすら難しかった。農村で半生を過ごしてきた彼女にとって、それが不可能に思えた。その後、彼女は懸命に練習を重ね、毎日数時間楽器を吹き続けていて、唇には水ぶくれができても諦めずに練習を続けた結果、ついに『法輪大法は素晴らしい』という曲を演奏できるようになった。その喜びと興奮は言葉では言い表せないほどで、彼女はようやく天国楽団で自分の願いと使命を果たすことができたのだ。
日常生活で「真・善・忍」の精神を実践
慶南統営の姜さんは、日常生活で「真・善・忍」の信念を実践する体験について語った。彼は緊急事態に対応する消防士で、修煉前は精神的な圧力に押しつぶされ、酒で気を紛らわせていた結果、さまざまな病気に悩まされることになった。
修煉後、姜さんは酒を断ち、体調も回復した。それ以来、彼は家庭のことを気にかけるだけでなく、怒りっぽい癖も改善され、家の中に明るい雰囲気が広がった。職場では、彼は他人を尊重する心を大切にし、危険な現場にいながらもまず他人のことを考え、自分のことを後回しにするように努めた。
また、姜さんは暴力やポルノ、犯罪、ドラッグなどのコンテンツがないソーシャルメディアプラットフォームに参加し、消防士に関する内容を投稿するチャンネルを作って皆と共有し、済州島や三無公園、城山日出峰などの観光地で法輪功の迫害の実態を伝える活動に関する内容も分かち合った。彼は、いつどこでも、人として生きていく核心は「真・善・忍」の精神に符合することだと語った。
利己的な自我を修める体験
小さい頃から母親と共に大法を修煉してきた朴さんは、修煉過程での「自我」への執着を取り除いていく経験を語った。彼女は、自分が経験してきた大小の試練はすべて、自我への執着を一層一層と放下するよう促すものであり、すべてが師父の慈悲なるお計らいであったことに気づいたという。学法を通じて、彼女は「後天的な観念」についての説法を深く理解し、考え方が広がり、すべてのトラブルや衝突は、自我への執着を手放せないことから生じるものだと分かった。
以前、彼女に対して良くない態度を取った人や、彼女を軽視した人に対して、朴さんは怨恨心を抱いたという。また、自我を守ろうとする心が動くとき、彼女は知ったかぶりをしてしまい、仕事やプロジェクトに対して積極的に取り組むことができなかった。しかし修煉してから、彼女は利己的で自己中心的な要素が少なければ、他人とのコミュニケーションがもっと楽で自在になることに気づいた。また、仕事でも、彼女は心を平静に保ちながら、より積極的に取り組むことができるようになった。
全体に円融し、自我を放下する
2009年に修煉を始めた李さんは、母親の関係で大法と縁を結んだ。最初に『轉法輪』を学び始めたとき、彼女は母親に言われた通りにしただけで、それが人々に善い行いをするよう説く書物であるとしか認識していなかった。迫害の実態を伝え、大法を広めることも、善い行いをしているのだと考えていた。しかし、メディアの仕事を始める前に、彼女は自分の選択を見直した。
当時、彼女は奨学金をもらいながら大学院に進学することができたが、メディアのプロジェクトに人手が不足していたため、フルタイムでメディアに従事するかどうかを決めかねていた。悩んでいた中、『轉法輪』の失と得の法理が彼女の目に入り、修煉者が求めるものは常人とは異なるということに気づき、彼女はメディアの仕事に従事することを決めた。
メディアの仕事をしていく中で、彼女は真面目に仕事をこなすことが修煉ではなく、学法と煉功、および心性を修めることが重要であり、それが伴わなければ、いくら仕事を頑張っても単なる仕事に過ぎず、真相をはっきりと伝え、人々の心を動かす効果が得られないことを悟った。また、メディアの仕事の中で自分にできないこともあり、その際は自我を放下して全体に溶け込み、皆と心を一つにして協力し合い、はじめてプロジェクトを成功に導くことができると実感したという。