法の暗記は私の修煉状態を変えた
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文/台湾大法弟子

 【明慧日本2024年11月20日】私はようやく『轉法輪』を最初から最後まで一通り暗記しました。かなりの時間がかかり、挫折した時間を含めると1年か2年近くもかかりました。他の多くの同修が言うように、第三講、第四講に進むにつれて暗記が速くなることはありませんでした。各講は私にとって簡単ではなく、時には妨害が多く、まるで正邪の戦いのようでした。1ページに満たない経文を暗記するのに3、4時間かかることもありました。しかし、私は一字も間違ってはいけないことをはっきり分かっていて、次の段落を暗記するためには必ず完全に暗記しなければなりませんでした。

 しかし、暗記すること自体は最も難しいことではなく、最も難しいのは続けることでした。私はいつも何度もあきらめて、何度も明慧ラジオを聞いて「法を暗記し続ける」という交流に支えられてきました。挫折や疲れ、眠気を感じるたびに「寝よう」と思うのですが、同修の暗記を続ける交流を聞くことで、再び起き上がり、「一段落暗記してから寝よう」と自分に言い聞かせました。

 学法が心に入らないときは、短い一節を3回、5回、10回と繰り返し読んで、まるで釘を脳に打ち込むようにして、法の内容を理解してから暗記を始めました。

 初めて暗記を終えたとき、今年、師父が法を正す進展に関する新しい経文を5篇発表されたので、それらも暗記しなければならないと思いました。長年煉功してきたので、5つの功法の理論も暗記しなければなりません。そうしたとき、私は自分の記憶力が良くなり、若い頃よりも速く流暢に暗記でき、法の内涵や法理が常に頭の中に広がっていることを感じました。

 各地での説法を読む際にも、さまざまな感想があります。ある日、学法の場で同修と日常の考えにおける妨害について交流した後、実際にはあまり理解できませんでした。その夜、オンラインで学法していた時、『ヨーロッパ法会での説法』の中で、師父が思想妨害の問題について6ページにわたって説かれているのを読みました。師父は本当に私たちの身近にいらっしゃって、いつも私たちを守ってくださり、私たちの交流が不完全であった部分にも答えてくださいました。

 私たちが一つの難関を乗り越えられないと、何度もチャンスを与えてくださいます。例えば、私は常に焦りの心を持っており、これは善良ではなく、良くない私心ですが、表面では時間の貴重さを知り、何かをするために時間を大切にしようとしています。

 実際、焦りの心を取り除かないと、バスがちょうど出発したり、エレベーターがちょうど去ったり、駅の改札口で前の人のカードが通らなかったり、老人が自分の前にたどたどしく歩いていたりしました。しかし、私の心が平和で他人を思いやると、すべてが明るくスムーズに進みます。

 私たちが小さなことを正しく行うたびに、師父は大きな励ましを与えてくださいます。たとえば、今年の人文字を作る活動に参加するために、私は会社に5日間の連続休暇を申請しましたが、その後、時間が数日間増えたように感じました。普段の人文字活動の前には3日間の準備作業があり、当日の活動が終わった後は大規模な煉功があり、その後午後3時に剣潭での交流に急いで行き、その日は夜10時に帰宅しましたが、疲れ果てた私は「ぐっすり寝たい」と思いました。そうして夢の中で長い間寝て、目が覚めたらまだ10時半で、本当に驚きました! こんなに長く寝て、たった30分ほどしか経っていませんでした。体力が完全に回復し、全身も爽快さを感じ、再び学法を始めました。

 その後の日々も同様で、仕事の後に短時間でたくさん寝ました。私は、慈悲深い師父が私に別の時間を与えて、しっかりと休ませてくださったことを知っています。

 師父は私たちのために多くの苦しみを負ってくださっています。師父は「あなたが真の修煉者であれば、われわれの法輪が守ってくれます。わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります」と説かれました(『転法輪』)。だからこそ、私たちは真に修めなければ、この聖恩に値することはできません。

 以上が私の最近の修煉体験です。私の次元が限られているため、もし法に合わないところがあれば、同修の皆様、どうか慈悲に指摘してください。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/1/5/470470.html
 
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