遼寧省第二女子刑務所における法輪功学習者への迫害事実
■ 印刷版
 

 【明慧日本2024年11月28日】遼寧省第二女子刑務所は、法輪功学習者に「真・善・忍」の信念を放棄させるために、日常生活の中で学習者に対する「転向」と拷問を行うよう、受刑者を自ら配置し、指図した。受刑者はさまざまな手段で学習者に迫害を加え、刑務所の警官も迫害を容認・隠匿し、職務を放棄し、あるいは耳を貸さず、見て見ぬふりをしていた。

 以下は、2023年3月から2024年8月にかけて遼寧省第二女子刑務所の第4区で起きた迫害事実の一部である。

 同刑務所は、学習者に毎月2回思想報告書を書かせ、囚人執行グループの責任者と寮の責任者も確認し、刑務所に対する不満の言葉があれば、報告書を書き直させる。ある学習者が「転向」を拒否したとき、樊という名の警官は大音量スピーカーで法輪功と創始者のことを罵倒し、この方法で学習者に「転向」を強要しようとした。

 学習者の王清栄さん(70代女性)は、懲役5年の不当な判決を言い渡され、2021年末に遼寧省第二女子刑務所に連行され、第4区に収容されたという。王さんは毎日「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と唱え続け、また「三退」のことを周りに勧めていた。その結果、早朝から深夜まで立たされ、足が膿んでしゃがむのも一苦労となり、病院に搬送されたという。 

 3年6カ月の懲役を言い渡された学習者の王傑梅さんは、2023年3月25日に遼寧省第二女子刑務所に連行され、第4区に収容された。 王さんは1日約10時間から11時間の労働を強いられ、しばしば囚人から殴られた。2023年5月上旬のある日、王さんが顔を洗っていたとき、囚人たちは突然冷たい水をかけた。また、少し動きが遅くなると、囚人たちに頭を殴られたこともあった。夜も囚人たちに起こされ、トイレに行くことを付き合わされた王さんは一晩中眠ることができなかった。囚人たちは、王さんが法輪功学習者だからいじめたと公然と言った。 

 第4区の法輪功学習者は、「法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい」と叫んだという理由で口を何重もの幅広のテープで塞ぎ、殴る蹴るの暴行を加え、夜中まで立たせた。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/11/16/485073.html
 
関連文章