遼寧省第二女子刑務所、劉剛利さんを強制的に転向させ迫害
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 【明慧日本2022年11月11日】遼寧省瀋陽市の法輪功学習者・劉剛利さん(女性)は、2020年2月2日に法輪功迫害に関する資料を配ったとして、瀋陽市七馬路派出所の警察官に不当に連行され、後に保釈された。昨年8月10日に、瀋陽経済技術開発区裁判所から不当に懲役4年6ヶ月の判決を下され、今年8月16日には、遼寧省第二女子刑務所に連行され、9月21日に第4監区第6分監区で拘禁された。

图:沈阳法轮功学员刘刚利

法輪功学習者の劉剛利さん

 劉さんが拘束されてから現在に至るまで、家族は彼女本人と通話も面会もできていない。家族は数日前に、第4監区の警官(科長)からの電話を受けた。警官は、第4監区すべての法輪功学習者のいわゆる「教育業務」(転向のこと)を担当していると話した。家族は警官の話から、劉剛利さんが毎日法輪功を中傷するプロパガンダ映像を見ることを強制されていることを知った。

 また警官は、劉さんの血圧は現在200近くあり、彼女を刑務所病院に連れて行き、検査をすると言った。家族は「なぜ劉剛利は高血圧なのか? 彼女は中で迫害されているのか?」と聞いたが、警官は「我々は文明的な方法で法律を執行し、劉剛利本人が病院で検査したいと言ったのだ」と嘘を並べた。家族は彼女の安否を確認するため、本人との通話を求めたが、警官は彼女が「転向しない」ことを理由に、要求を拒否した。家族は、彼女の生命の安否をとても心配している。劉剛利さんの夫は何度も刑務所に面会を求めたが、監区は全く取り合わなかった。

 劉さんは今年56歳で、瀋陽市鉄西区に住んでおり、2008年に知人からの紹介で法輪功の修煉を始めた。修煉前は子宮筋腫(大きさ約8.1×5.7cm、瀋陽奉天病院は子宮の摘出を勧めた)を患い、性格はせっかちで、嫁姑問題もあり、20年近く喫煙と飲酒の良くない習慣があった。修煉後は、真・善・忍の基準に従って良い人になることを目指し、性格は善良で優しくなり、義母とも打ち解け、何事も相手のためを考え、家庭や親族を思いやるようになった。特に、あの大きな子宮筋腫が知らぬ間に消えたことは、奇跡だという。

 法輪功の修煉で恩恵を受けた者として、劉さんは、自ずから法輪功の素晴らしさを世間に伝え、人々に真実を理解してもらいたいと思うようになった。その結果、劉さんは中国共産党により不当に拘束され、二度も不当に実刑判決を言い渡された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/31/451337.html)
 
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