文/中国遼寧省の大法弟子
【明慧日本2024年12月15日】同修の記事『同修は必ず発正念することを重視すべきです』を読み、私も自分の発正念の体験と心得を話し、同修と交流したいと思いました。
私は普段から発正念をとても重視しています。四つの正時の発正念に加えて、夜の7時、8時、9時には本地域および周辺地域の全ての邪悪な生命と要因を清めるために発正念を行っています。日中も正時(時には正時ではない場合もありますが)に発正念を行い、省、市、県の公安局、検察官、法務、司法(裁判所)、国保、610弁公室、派出所、刑務所、拘置所などの邪悪な組織に存在する全ての邪悪な生命と要因を清めるよう努めています。一日に少なくても10回発正念を行っており、時には深夜1時、2時、3時に目が覚めると発正念を行い、さらに目が覚めればそのまま功法を煉功します。
私は「師父は私たちに『三つのこと』をしっかり行うようにと言われおり、発正念はその中の一つです。私たちは師父の言葉を聞き、正念を多く発し、しっかり正念を発することで、外からの情報や邪悪な干渉を受けないようにし、修煉の道を順調に歩めるようにすべきです」と考えました。もちろん、法を学ぶことがさらに重要です。なぜなら、正念は法をしっかり学ぶことで生まれ、強められるものだからです。
私はロックされた修煉状態をしているため、別の空間で何も見ることができません。ある朝、8時に足を組んで発正念の準備をしていたとき、『毎日こんなに何度も発正念をして、どれほどの効果があるのだろう』と思いましたが、すぐにそれは師や法を信じない考えではないかと気づきました。私はすぐに自分の考えを正し、『これは本当の私の考えではない、私にはそんな考えはいらない、私はやるべきことをやるのだ』と思い、まず自分を清めて10分間発正念を行い、その後手のひらを立てて邪悪な生命と要因のすべてを一掃し、全ての黒い手や腐敗した霊、邪悪な神、共産邪霊を解体し、大法を破壊し、また大法弟子の修煉、法の実証、衆生を救い済度することを妨げる全ての邪悪な生命と形式を一掃し、正法の口訣を念じました。『滅』という字を念じ終えた瞬間、目の前に大量の虫が死んでいるのが見えました。大きな群れの虫で、全身に土色の毛が生えており、背中には二本の黒い線があるのがはっきりと見えました。私は驚きました。これは師父が私を励ましてくださっているのだと理解しました。
この発正念の体験を通じて、まだ自分に疑心が残っていることに気づきました。以前から自分の発正念がどれほどの効果を持つのか、と疑問に思ったことがあったのです。師父は、私のこの疑心がまだ完全に取り除かれていないのを見て、目の前の情景を見せてくださったのです。私は必ずこの疑心を取り除き、師父の言葉に従って『三つのこと』をしっかりと行い、より多くの人を救いたいと思います。今では発正念をさらに重視し、夢の中でも発正念を思い出すほどです。
ある日の夜、夢の中で息子と山に薪を拾いに行ったところ、山に入ってすぐ息子が虎を見つけ、私を呼んだ瞬間にその虎が襲いかかってきました。息子は急いで木の棒を持ち、虎に立ち向かいましたが、虎にはかなわず、木の棒も虎に噛み砕かれてしまいました。息子が私に助けを求めましたが、『私もかなわない! でも、私は発正念ができる』と言って、急いで地面に座り、掌を立てて発正念をしました。すると、その虎はすぐに姿を消しました。
ある時、同修の家に用事で向かう夢を見たのですが、途中で大きなトラックが故障して道を塞いでいました。その道はとても狭く、他のルートはなく、通らなければならない道でした。どうしようかと考え、『トラックが故障して通れないなら、私は行かなくては』と思いました。そして、その場で静かに発正念を行い、師父に加持してもらい、トラックの上を飛び越えられるようにお願いしました。そう考えた瞬間、私の体は空に浮かび上がり、とても高く飛んでいるのが分かりました。平屋が小さく見え、暖かい風が顔に心地よく当たるのを感じました。
現実の生活でも、発正念によって多くのトラブルや困難を解決できました。例えば、ある冬の日、カレンダーを配布しに出かけて、戻ったときには午後の2時半を過ぎていました。その日は特に寒く、家に戻ると、誰かが玄関の扉を開けたまま閉めていなかったようで、私は一人暮らしなので、一日中冷たい風が吹き込んで水ポンプが凍りつき、水を汲み出すことができませんでした。水がなければ料理もできませんし、炕(かん。床下からの暖房装置)も暖められません。夜には同修たちが来て法を学ぶ予定だったので、炕が冷たいままでは座っていられない状況でした。私は水ポンプに向かって発正念をして、『あなたも大法のために来たのだから、大法弟子の一員になれるのは幸運なことです。私はあなたを淘汰したくないので、どうか私に協力してすぐに元に戻ってください。師父の加持をお願いします』とお願いしました。20分間発正念を行い、その後ブレーカーを入れたところ、水がすぐに出始めました。 その瞬間、感動で涙が止まらず、両手を合わせて師父に感謝しました。もし、慈悲深く偉大な師父が私たちを守り、加持してくださらなければ、私たちには何もできないのです。すべては師父が行ってくださっているのです。
以上は私が発正念に関して感じたことの一部で、特に特別な能力を示しているわけではありませんが、同修と交流したいと思い、この文章を書きました。私たちが師父と法を信じる心を堅持し、常に自分が修煉者であることを忘れず、問題に直面したときには内省し、執着を取り除き、正念を保つことができれば、師父はそばで私たちに智慧を与え、法力と神通を加持してくださいます。
同修の皆さん、発正念を重視しましょう。私のように自分の正念が効力を発揮するかどうか疑うことはやめましょう。師父は『大法弟子の正念は威力あるものである』(『精進要旨二』「法弟子の正念は威力あるものである」)と説かれています。私たちは正念を多く発し、しっかり正念を発するべきです。共に精進し、共に向上し、同じ心で世に降り、天上に戻りましょう。
これは個人の体験であり、限られた視点ではありますが、不足や誤りがあれば、どうか同修の慈悲なる心でご指摘いただければと思います。