正念で危機を脱する
■ 印刷版
 

文/遼寧省の大法弟子  

 【明慧日本2024年12月23日】私は1996年に大法の修煉を始めた古参の大法弟子で、あっという間に28年が経ちました。この風雨の28年間で、師父が何度も私に啓示を与えてくださり、執着を取り除く機会を与えてくださったおかげで、私は魔難の中から正念で乗り越えることができました。

 正念で警察に立ち向かう

 2015年5月、20万人以上の大法弟子が生死を超えて、実名で江沢民を訴えました。私も告訴状を高検や高裁に送り、江沢民が真・善・忍の宇宙大法を修煉している大法弟子に対して行った国を害し民を苦しめる迫害を暴露しました。

 しばらくすると、フィードバックが返ってきました。地元の派出所の警察がすぐに私を探しに来て、電話をかけて、夫に私の電話番号を尋ねました。夫はすぐに私に電話をかけ、このことを伝えてくれました。私はこの話を聞いた時、頭が真っ白になり、そして恐怖心が湧き上がりました。「どうしよう? 告訴の実情を教えたら、逮捕されるかもしれない。教えなかったら、家を離れて流浪の身になるのは避けたい」。最終的に私は、まず母の家に行って、少し時間を取って自分がどう向き合うべきか考えようと決めました。夫には「明日来てもらっていい」と伝えました。

 私は重い足取りで家を出て、心の中には大きな石がのしかかっているようで、どうしていいかわからなくなりました。気がつけば車両駅に到着し、車に乗り込んで座った瞬間、頭の中に師父の法がふっと浮かびました。「わたしは根を宇宙に下ろしているので、あなたを動かせる人がいれば、このわたしをも動かすことができることになり、はっきり言って、その人はこの宇宙を動かすことができることになります」(『轉法輪』)という師父の言葉が私を目覚めさせました。邪悪なものが師父を動かせますか?  宇宙を動かせますか?  私は一瞬で身体が軽くなり、怖くなくなりました。なぜなら、師父が私を見守っていらっしゃるからです。この時、すぐに車を降りたくなりましたが、考え直して「今日は早く帰ろう」と思いました。午後2時半になり、私は携帯電話を開きました。電話がかかってきて、私がいつ帰るか尋ねられました。私は「すぐに帰る」と言いましたが、「明日の朝帰る」と言い直しました。

 翌朝、夫が出勤した後、私はすぐに学法を始めました。しばらくするとドアの音が聞こえ、私は『轉法輪』をベッドの横に置いてドアを開けに行きました。驚いたことに、2人の警察官が訪ねてきました。彼らは身長が1メートル80センチほどで、警官の制服を着ていました。私は笑顔で迎え入れ、彼らに座るように言いました。彼らは私と雑談を始めました。しばらく話した後、私は「江沢民を訴える件のために来たのでしょう?」というと、彼らは「はい」と答えました。私は江沢民を訴える理由を話し始めました。江沢民が私にどれほど大きな害を与えたか、私の家族や子供たちにどれほどの害を与えたか、母や義母にどれほどの害を与えたか、それらの人たちは80歳を過ぎており、どれほど耐えられるのでしょうか?  法輪功を修煉したために私は職を失い、毎月100元(約)しか生活費が支給されません。それで足りるのでしょうか?  北京に行って法輪功を擁護する言葉を一言言っただけで、私は不当に労働教養を受けました。江沢民を訴えることに何の間違いがあるでしょうか?  私は彼らに大法は私たちに百利あって一害なしであると、法輪功を修煉する理由を説明しました。

 弟子は師父にだけ従う

 近年、コロナ禍が続き、どの家庭もその苦難から解放されたいと願っています。

 今年4月、夫が鼻水が出たり、あくびをしたり、数日間眠れない状態が続きました。ある日、彼が38度の熱があると言いました。私は「それなら薬を飲んで」と言いました(彼は常人なので)。私はお風呂に入りに行き、お風呂から出ると、彼はもう熱が下がったと言いました。3日後の夜、息子から電話があり、熱が39度あると言いました。翌日、私は息子の家に行き、彼が顔を真っ赤にしているのを見ました。彼は薬を飲んだ後、少し体温が下がり、しばらくするとまた上がり、2日間その繰り返しでした。3日目にようやく体温が37.2度まで下がりました。夫から電話があり、「息子を病院に連れて行ってあげて」と言われましたが、私は「大丈夫、すぐに良くなるから」と答えました。夫は私の声を聞いて、「どうしたの?  あなたも感染したの?」と尋ねました。私は「頭が少し痛いし、喉が少しかすれているけど、大丈夫、すぐに治るよ」と言いました。その時は午後4時過ぎでした。

 6時の正念を発しながら、私は師父の言葉を思い出し、「私は三界の管轄を受けない、三界の制約を受けない。どうして疫病に感染するでしょうか!」と言いました。その言葉が終わると、体の先から足の先まで一層のものが剥がれ落ちるような感覚がしました。正念を発し終わった後、頭の硬さも取れ、話し声も元に戻りました。

 私はすぐに夫に電話をかけて、「もう治ったよ」と言いました。夫は「どうしてそんなに早く?」と聞きました。私は「今、何時だと思う?  6時がちょうど過ぎたところじゃない?」と言いました。夫は笑いました。その時、息子も「僕も治ったよ」と言いました。翌日、私は家に帰りました。夫と息子は大法の奇跡を目の当たりにしました。

 三界のすべての干渉要素は私を制約できません。それは私と何の関係もありません。人間界、陰界、地獄界、すべて私は三界の管轄を受けず、師父の管轄下におり、大法のもとにいます。要するに、自分を神の位置に置き、理性的に法を理解することが大切です。

 弟子が困難に直面する時、師父は私のために巨大な業を引き受けてくださり、私の命と次元を向上させ、昇華させてくださいます。師父の慈悲深いご加護に感謝します! 師父に叩頭してお礼を申し上げます!

 以上は私の浅い理解ですが、不適切な点があれば同修に指摘いただけると幸いです。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/21/485218.html
 
関連文章