ある老年同修の正念が奇跡を起こした物語
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文/江西省の大法弟子 

 【明慧日本2024年12月31日】邪悪な迫害に直面した際、正念を持って神通力を発揮した80代の老年同修に関するいくつかの小話を皆さんと共有したいと思います。この老年同修は一日も学校に通ったことがなく、文字を知りませんでしたが、大法の不思議な力の中で『轉法輪』やその他の大法の経文を読むことができるようになりました。

 2003年、この老年同修は九江市で真相資料を配布していた際、共産党の虚言に騙された人に通報され捕まりました。その人に真相を伝えようとしても聞き入れず、良い言葉をかけても耳を貸さず、どうしても悪事を働こうとしました。この時、老年同修は少し考えて、「動くな!」と心の中で発令しました。すると、老年同修は相手の手から脱出できましたが、相手の手は空中でつかもうとする動作を続けているものの、体と足はまるで釘で地面に打たれたかのように動けなくなっていました。

 同じく2003年のこと、九江市の馬家龍労教所では、数人の悪名高い監視役がいました。彼女たちは社会で麻薬を使用していた女性で、大法弟子への暴行や「転向」強制という悪事を行うことにより減刑を望んでいたのです。この老年同修がその場に到着すると、刑務官は一人の薬物乱用者を監視役として指定しました。

 監視役の女性が同修に対して罵倒や暴行を加える中、老年同修は「彼女の背後の悪霊を取り除く!」と一念を発しました。すると、その薬物乱用者はまるで別人のように変わり、同修に関わらなくなりました。すると別の薬物乱用者がこの状況を見て、功績を挙げようとさらに迫害に力を入れ、大法弟子に対して大法を誹謗中傷する映像を無理やり見せようとしました。しかし同修は断固として拒否しました。すると、この薬物乱用者は袖をまくり上げ、同修に殴りかかろうとしました。その時、老年同修は彼女をじっと見て「自分の顔を殴りなさい!」と言いました。すると奇跡が起こり、その薬物乱用者は本当に人々の目の前で自分の頬を叩き始めたのです。パチン、パチンと響く音が絶え間なく続きました。彼女はすっかり怯え、「おばさん、超能力を使って私を困らせないでください! もう二度としませんから!」と懇願しました。それから彼女も邪悪な「転向」の悪事をやめました。

 2015年、拘置所での出来事です。刑務官らは邪悪な「転向」を強制的に進めようとし、同修は正念をもってこれを拒みました。その結果、手錠と足枷をつけられました。この時、ある女性刑務官は非常に横柄な態度を取っていましたが、同修は彼女に厳しく言いました。「善悪は必ず報いがあり、これは天理です!」。その時、女性警官は全く気にも留めず、信じようともしませんでした。

 ところが間もなくその女性刑務官は本当に悪報を受けました。彼女の息子が交通事故で亡くなったのです。彼女の悪行は家族にまで影響を及ぼしました。彼女自身も心の中で悟りました。「大法弟子の言葉は本当だ」と信じるようになりました。そして、大法弟子が心を込めて真相を伝えていたことや、自分が迫害への関与を止め、自分に退路を残すよう願っていたことも理解するようになりました。

 それ以降、この女性警官は同修に対して敬意を持つようになり、自分のお金で食材を買ってきて同修に提供するようになりました。さらに彼女は同修に「判決が下されたとしても、刑務所に行く必要はない。ここに留まっていなさい!」と言いました。刑務所での闇や、大法弟子に対する残酷さは、拘置所のそれをはるかに超えていることを彼女は分かっていたのです。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/24/486588.html
 
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