遭遇した魔難はすべて良いこと
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文/黒龍江省の大法弟子

 【明慧日本2025年1月4日】私は今年で78歳になりますが、大法の中で修煉を始めて30年余りが経ちました。この間、一貫して比較的精進してきました。私は自分を年老いた女性だと思ったことは一度もなく、本当の大法弟子だと思っています。私は毎日、師父の要求された三つのことを行っています。2008年8月に自宅に資料拠点を設立し、それから16年になりました。毎週、明慧ネットから週刊や週報、さまざまな真相定期刊行物、「平安になるように」という新聞、そして明慧ラジオの音声資料をダウンロードし、印刷しています。これらの資料は、私自身や周囲の同修たちの修煉を支え、衆生を救うために、大法への迫害の真実を迅速に提供するためのものです。

 たとえ現在のように中共がインターネット封鎖を最も激しく行っている時期でも、私はネットに接続して資料をダウンロードすることができます。時には12時間もかかることがありますが、それでも私は落胆せず、諦めません。正念を発し、内に向かって探し、法を学び、法を暗唱し、師父の加持をお願いしています。私は大法弟子であり、人々を救うという最も神聖な事を行っていると堅く信じています。師父がおられ、法があるのだから、必ず必要な真相資料をダウンロードできると確信しています。おかげで、同修たちが資料を取りに来るのを遅らせたことは一度もありません。

 同修たちはしばしば「厳正声明」や三退脱党、脱団、脱隊)の名簿を届けてきます。時には、三退名簿に100人以上の名前が載っていることもあります。しかし、時には数日間送信できないこともありました。そんな時、私は内に向かって探し、多くの執着心を見つけます。例えば、面倒を避けたいという安逸を求める心、焦る性格、喜びに浸る心、目立ちたいという心、私利私欲の心などです。私がやったことは大法弟子としてすべきことであり、師父が私にそれをするように手配してくださったのだと分かっています。そこで、さらに法を学び、心性を高め、執着を取り除き、必ずこの仕事をしっかりやり遂げると決意しました。私は早朝から夜遅くまで時間を惜しんで取り組み、一つ一つパスワードで確認し、名前と人数を三度校正して、正確で間違いがないことを必ず確認した後、データを一つ一つ送信しました。

 2024年5月15日の朝3時、目覚ましの音で目を覚ましました。私は起きて朝の煉功をしようと思いましたが、突然頭がくらくらし、目がかすんで、体全体に力が入らず、左側の手足がしびれて動かなくなりました。私は必死に体を起こし、思わず口に出しました。「誰が私の修煉を妨害しているのか? それを滅ぼせ!」と。そしてすぐに正念を念じましたが、身体に再び深刻な症状が現れていることに気付きました。「私は大法弟子で、立ち上がらなければならない! 師父、どうか私を助けてください。加持してください」と心の中で思いました。私は歯を食いしばり、手で窓台をつかんで立ち上がり、体をもたれさせました。足が痛み、腰が痛み、全身が震え、左側の体がうまく動きませんでした。

 これを思い出すと、2023年12月30日に突然現れた症状がよく似ていることに気付きます。その時、私は全身が激しい痛みに襲われ、右側の体がまったく動かなくなり、立ち上がるのも横になるのも大変な努力をしなければならなかったのです。立ち上がることすらできず、トイレに行くときはしゃがんでズボンの裾をつかみ、少しずつ動かしていました。最もひどい時には、食事を取ることができず、一日中眠れませんでした。目は痛み、乾き、目薬を差しても治らず、水さえも欲しくない状態でした。右側の体がひどく腫れ上がり、以前の服も着ることができなくなりました。3カ月間、私は壁をつたってゆっくり歩けるようになるまで耐えました。私は3カ月間の激しい痛みという魔難を耐え、命の瀬戸際での試練を経験しました。私は師父を信じ、大法を信じています。慈悲深く偉大な師父が私を死の淵から救い戻してくださったのです。

 今日はまたこの状態が現れましたが、私は心が落ち着いていて、安定しています。師父と法を100パーセント信じています。私は正念をしっかりと発し、「私は真に修煉している大法弟子です。旧勢力のすべての按排とすべての邪悪な幽霊の干渉を全て否定します。師父から授かった法具の大宝鼎(だいほうてい)でそれらを封じ、師父から授かった佛法の神通でそれらを完全に滅ぼします! 万発の砲火が一斉に発射され、万雷が一斉に炸裂し、神通の大火で焼き尽くし、化功によってそれらを原始の気に変えます!」と発しました。私は正念を発し、師父に私を主導し、私の正念を加持してくださるようお願いしました。

 現れた症状は瞬時に軽減しました。私は「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と念じながら、少しずつ壁を手で伝いながらトイレに行き、洗面をしました。師父に香を供える際、立っていることができず、座ったまま香を焚きました。立っていることができないため、動功をすることができませんでしたが、私は歯を食いしばり、両足を組んで2時間の静功を煉りました。毎日もっと法を学び、もっと正念を発し、『論語』や一部の『洪吟』を覚えました。師父の加持のおかげで、1週間後には手を放して歩けるようになり、ただし足の動きがあまり機敏ではなく、歩くのが不安定でした。

 今では私は階段に手をついて上り下りし、座って休憩できるショッピングカートを使ってスーパーに買い物に行けるようになりました。この期間、私は一人暮らしで、洗濯や料理などすべて自分でやっていましたが、精神状態は非常に良く、いつも明るく笑顔で過ごしていました。2人の娘たちが何度か食材や果物、ケーキを持ってきてくれましたが、彼女たちも私の状態には気づきませんでした。そして、私は同修たちが真相資料を取りに来ることにも遅れることはありませんでした。偉大な師父の加持の下、私はこの試練をすぐに乗り越えることができました。

 修煉の中で私が遭遇したすべての魔難は、すべて大いに良いことでした。それによって私はさらに強くなり、精進を続け、最後の業力を消し去り、すべての執着を修め、師と共に完全な修煉を果たします。法輪大法は本当に素晴らしく、神奇です。縁のある方々は、どうか「法輪大法は素晴らしい! 真善忍は素晴らしい!」を心に留めてください。未来に幸福と美しさが待っています!

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/29/485787.html
 
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