師父は縁ある人を目の前に送ってくださった
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文/山東省の大法弟子

 【明慧日本2025年1月8日】この数年間、法輪大法の良さと迫害の実態を伝える中で、人を救いたいという心があれば、師父は縁のある人を私たちの前に送ってくださるということを深く実感しました。以下に、最近のいくつかの事例を紹介します。

 ある日、私は同修と一緒に真相を伝えに出かけました。スーパーの前で、ある男性が電動自転車の前に立って悩んでいるのを見かけました。私たちは近づいて男性に「何か困ったことがありますか? ここで誰かを待っているのですか?」と尋ねました。男性は「自転車が動かなくなりました」と言いました。私は「もしかしたらロックを開けていないのではありませんか?」と聞くと、彼は「スーパーに行った後、戻ってきてロックを開けたのですが、どうしても動かなくて」と困った様子でした。私は「ロックを開けたのに、どうして動かないのか?」と不思議に思い、力を入れて押してみたのですが、やはり動かすことができませんでした。

 その時、私は「偶然のことはない。この電動自転車について私は乗り方も知らないし、詳しくもない。私にできることは、真相を伝えることだ。まずは彼に真相を伝えてから考えよう」と思いました。

 そこで、私はストレートに彼に「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という心からの九文字を知っていますか?」と聞きました。すると彼は「知っていますよ」と答えました。私はさらに「それでは、三退はしましたか?」と尋ねると、彼は「三退って何ですか?」と問い返しました。私は「それは、中国共産党(以下、中共)の党、団、隊組織から脱退することです」と説明したところ、彼は「私は党員でも団員でもありません」と言いました。私は「学校で入った少先隊も脱退しなければなりません。天が中共を滅ぼす時、あなたが巻き込まれないためです」と伝えました。それを聞いて彼はすぐに「脱退します」と応じました。

 彼が三退を承諾したその時、私は無意識に彼の電動自転車を押したところ、なんと自転車が動くようになっていました。私は彼に、「あなたの電動自転車は直りましたよ!」と告げると、彼は少し信じられない様子でしたが、再度彼が押してみるとすんなり動きました。彼は「本当に不思議ですね」と驚きました。私は「あなたが大法の真相を理解し、心から中共の組織から脱退したからですよ。さあ、自転車に乗って行きなさい」と言いました。彼は電動自転車に乗り、振り返りながら私に「本当に不思議な体験でした!」と言ったので、私は微笑んで「その心からの九文字を忘れないでね」と話しました。

 また、ある日、私は外で財布を拾いました。中を見てみると、四枚の100元札と身分証などが入っており、身分証の写真は女の子でした。周りを見回すと、人々は前に進んでおり、誰も気に留めていませんでした。私は「この女の子はきっと財布を失ってとても焦っているに違いない。私が拾ったのは偶然ではない、この女の子はきっと縁のある人だ(以前にも同じようなことがあった)。少しここで待ってみよう」と思いました。

 しばらくして、前方から二人の若い女性が歩いて来るのが見えました。よく見ると、そのうちの一人は身分証に載っていた女の子に似ていました。二人は周りを見回しながら、何かを探しているようでした。私は歩み寄って、その身分証に載っていた女の子に直接尋ねました。「お姉ちゃん、何かお困りですか?」その女の子は私の言葉を聞いて、一度私を見ましたが、返事はせず、振り向いて私を無視しました。もう一人の女の子が私のところに来て「実は私たち財布をなくしてしまって、探しに来たんです」と言いました。私が無視していた女の子を指さして、「彼女が財布を失くしたのですか?」と言うと、その女の子は驚いた様子で、急いで振り返り、「どうして分かったんですか?」と聞きました。私は「財布の中に何が入っていましたか?」と尋ねると、彼女は急いで「400元の新しいお札と、身分証、VIPカード、家の鍵が入っていました」と答えました。

 私はその言葉を聞き、すべて合っていたので、すぐにバッグから財布を取り出し、その女の子に渡しました。彼女は財布を受け取ると、急いで開けて中身を確認しました。全てがそのままで何も欠けていなかったので、二人の女の子は嬉しそうに一緒に私に頭を下げて、何度も「本当にありがとうございました!」と感謝しました。私は「私は法輪功を修煉しています。あなたたちは『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』という言葉を知っていますか?」と聞くと、二人は一斉に「知っています、知っています」と答えました。私は続けて「では、三退はしましたか?」と尋ねると、彼女たちは「していません」と言いました。私は二人に「あなたたちは団員ですか?」と聞くと、彼女たちは「はい、私たちは団員です」と答えました。私はこのように伝えました。「中共の歴史上、繰り返す運動でたくさんの人々が命を失いました。『善には善の報いがあり、悪には悪の報いがある』と言われています。天は中共を滅ぼそうとしているので、早くその邪悪な組織から脱退しましょう。そうすれば、一緒に滅ぼされることはありません」

 二人は私の言葉を聞き、快く承諾し、それぞれの名前で脱退した後、嬉しそうに「ありがとうございます!」と言いました。私は微笑んで「どういたしまして。『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を忘れないでね。さあ、行きなさい」と言いました。二人は少し名残惜しそうに立ち去りました。

 私はこの人生の中で、大法を修煉することができて、本当に幸運だと感じています。私たちが行っているすべてのことは師父によって按排されており、師父が弟子たちに威徳を築いてくださっているのです。同修の皆さん、この万古に一度の貴重な機縁を逃さないように精進しましょう!

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2024/12/27/486633.html
 
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