文/遼寧省の大法弟子
【明慧日本2025年1月8日】私は今年65歳になる女性で、1999年4月に法輪大法の修煉を始めた学習者です。当時はまだ『轉法輪』を一度も読み終えておらず、煉功の動作も正確ではありませんでした。同年の7月に、中国共産党(以下、中共)による迫害が始まったのです。私の修煉の過程はほぼすべて迫害の中で過ぎました。私は毎日、学法と煉功、そして発正念を続けました。2016年と2017年の2年間、私は同修と一緒に大法の資料を配り、人々に法輪大法の良さと迫害の実態を伝え、さらに中共の各組織からの脱退を促しました。これが後に私が一人で活動するための基礎となりました。
2017年の年末に孫娘が生まれ、息子一家3人が私の家に住むようになりました。私は家事をするとともに、子守もしなければなりませんでした。そのため、以前のように同修と一緒に外に出て大法を伝える時間が取れなくなりました。2018年から今までの7年間、私はさまざまな困難を乗り越え、大きなプレッシャーに耐え、雨の中でも、風の中でも、さらに中共のいわゆる敏感な日でも、特別な事情がない限り、必ず出かけて人々に真実を伝えてきました。師父が巨大な耐え忍ぶ力と多大な犠牲をもって延ばしてくださった貴重な時間は、私たちが人々を早く救うためのものなので、それを怠けると心が落ち着かないのです。真相を伝えることは、私の日々の最も重要なことになりました。
師父の慈悲深いご加護のもとで、私は無事に今日に至りました。最近の活動の中での出来事をいくつか紹介します。
一、国保警察官の変化
今年の6月中旬のある日、私は真相を伝えている途中で40歳代の男性に出会いました。彼は自分が国保(国家安全保衛)の警察だと言いました。
私は彼の言葉に動じることなく、笑顔で「あなたと出会ったのは、縁があるかもしれません。大法の師父が私に福音をあなたに届けるようにと教えてくださったのです」と言いました。彼が「信じるかい? 私があなたを行かせなければ、今日はあなたはここを離れられない」と言うと、私は笑いながら「信じますよ。でも、あなたはそんなことをしないでしょう。法輪大法は佛法であり、末法において人々を救うものです。大法の師父は無量の慈悲を持っておられます」と言いました。さらに彼に大法師父が弟子たちに告げた言葉を伝えました。「この歴史の肝要な時期に、衆生は皆自らの未来を選択しています。大法弟子はほかでもなく、救いを得るための希望を人々に伝え、救いえる生命を回帰の道に導いているのです」(『台湾法会に参加する大法弟子へ』)彼は静かに聞いた後、私に「あなたは先生ですか?」と聞きました。私は答えずにただ「絶対に大法弟子を迫害しないでください」と言いました。それを聞いて、彼は「あなたたちは法を犯している。私はあなたを捕まえると、最低でも3年か5年は判決を受けるだろう。それに、あなたたちは人々に党から退くよう勧めている。今まで少なくとも5、6人が私に脱退を勧めてきた。誰かが私を説得できれば、それはすごいことだ」と言った後、携帯電話を切り、私と話し始めました。
彼は1994年ころ、特殊部隊で兵役をしていて家には帰らせてもらえず、家族と電話もさせてもらえなかったと言いました。家族は毎月3000元以上の給料を受け取っていたが(当時としてはそれほど低くはない)、彼自身はまるで人間の世界から消えたような存在になり、まったく音信不通だったそうです。彼の言葉からは、中共に対する不満が感じられました。
私は「あなたは本当に正直な人ですね」と言うと、彼は「時々、私もよく戸惑う。人はどこから来たんだろう?」と言いました。私は彼を見つめながら、「それは神が創ったものです。『私は誰か? どこから来たのか? どこへ行くのか?』これは人生の究極の問題です。大法の師父が世の人びとに公開された2つの説法を知っていますか? 師父は『なぜ人類が存在するのか』の中で、初めて宇宙と人類の天機を世界中の人々に示されました。そして、今年の6月5日に『法難』を発表されました。大法は25年間も迫害されてきましたが、実は、みんなが被害者なんです。あなたたち公安、検察、裁判所の人々が一番の被害者です」と伝え、その説法が掲載された資料を彼に見せました。彼はしばらく読んでから、「私はこの資料がない」と言いました。私は「これを持ち帰ってじっくり読んでください。あなたが抱えている疑問が解決されるでしょう」と言いながら資料を渡しましたが、受け取りませんでした。
私は心の中で「あなたが何をしている人かは関係ない。私とあなたは救う者と救われる者の関係である。今日は必ず真相を伝え、あなたを救わなければならない」と決意しました。私は「この天変地異の大きな災難に見舞われる前に、天意を読み解き、神の慈悲を理解することができれば、安全に災難を乗り越えることができます」と言った時、師父の加持を強く感じ、正念がどんどん強くなっていきました。
私は心を込めて「この資料を持って帰って、ぜひじっくり読んでください」と勧めました。彼はそれを受け取りました。私はさらに「仮名を使って、あなたが過去に加入した中共の組織をすべて脱退してください」と促しました。
すると、彼は「本名で脱退します」と言って、私に彼の名前を教えてくれました。師父の慈悲深い加持のもとで、完全に真相を理解した警官が救われました。さらに、大法の情報が入った4つのUSBと5部の資料を受け取り、それを友人や同僚に伝えると言ってくれました。私は「ありがとうございます。あなたの善行はきっと福に報われます」と嬉しく思うと同時に感動しました。彼も嬉しそうに笑いました。
二、さっきまで激怒していた警察官が涙を流した
今年の6月下旬のある日、私は公園で60代の男性に出会いました。彼はフィットネスマシンで体を鍛えていました。私は近づいて「こんにちは! あなたに平安の福音をお届けします」と挨拶をしました。
すると、彼はすぐに激怒し、「私は警察だ!」と叫びました。私は笑顔で「警察も平安を保たなければなりませんよ!」と言いましたが、彼は興奮して、大きな声で「私は警察だ!」と三度繰り返しました。そのとき、彼の手がポケットに伸びていったので、私は彼が携帯電話で通報しようとしていることに気づきました。その瞬間、私は師父が私のそばにおられ、正念を加持してくださっているのを感じ、自分がとても大きくなり、恐れることはありませんでした。私は穏やかな口調で「私はあなたの職業をとても尊敬しています」と言いました。彼は一瞬驚き、目つきがすぐに柔らかくなりました。
「ご縁がありますね。あなたは良い人だと思います。大法の師父があなたに福音を届けるようにと教えてくださいました」と言うと、彼はなんと涙を流しました。「私は確かに良い人ですよ。あなたはどうしてそれが分かるんですか?」と少し感動したようでした。私は笑いながら頷きました。
私は資料を渡そうとしましたが、彼は恐れているようで受け取りませんでした。そこで、私は「ここに大法の師父が世の人々に公開された説法『法難』があります。大法が25年間迫害されてきた中で、すべての人が被害者であり、特にあなたたち警察が被害者であることが明かされています」と説明しました。彼は静かに聞きながら、公園の外へと移動しました。私は彼の後ろに続き、彼が少し脳梗塞の症状があることに気づきました。私は彼の体が心配になり「『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』を唱え、中共の各組織から脱退すれば、災難を避けて平安を保つことができます」と伝えました。
私はさらに、「大きな疫病は無神論者を淘汰するために来ています。私たちは神の子孫であって、マルクス・レーニンの子孫ではありません。あなたはその組織に入ったことはありますか?」と尋ねると、彼は「すべて入ったことがあります」と答えました。「では、仮名を使って脱退してくださいね」と促しました。彼はそれに承諾した上で、さらに私が渡したUSBも受け取りました。私はほっと胸をなでおろしました。この警官はようやく救われました。
三、衆生は皆師父の身内である
今年の8月のある日、私は駅に行きました。近くにベンチがあり、多くの人が座っていました。その中に70歳代の男性2人が座っており、彼らの方から積極的に話しかけられました。私はその2人のところに行き、会話を始めました。次第に大法のことを伝える話に移りました。
しかし、彼らは非常に敏感で、強く反発し、大声で「法輪功」と叫び、周りの人々が聞こえるようにしていました。一人は「中共から給料をもらっているのに、なぜ中共に反対するんだ?」と言い、もう一人は「あなたたちの師父はあんなに有能なのに、なぜ国をよく治めないんだ?」と詰問してきました。彼らの話が終わってから、私は真剣な表情で「あなたは首相ですか、それとも国家主席ですか? 自分のことをきちんと管理すれば十分でしょう。なぜ他のことを気にするのですか? 今日、私に出会えたのはあなたたちの幸運です。私はあなたたちに福と、平安を持ってきたのです」と言いました。彼らは信じようとせず、受け入れませんでした。
すると、周りにたくさんの人が集まってきました。「このまま離れるわけにはいかない。大法にマイナスの影響を与えてはいけない。すべての衆生は皆師父の身内である。今離れたら、この2人の大法に対して持っている態度に未来はあるのだろうか?」と考えると、涙が出そうになりました。私は身の安全を配慮することなく、慈悲の心を持ち、穏やかな口調で「私はあなたたちのためを思って話しているのです。法輪大法は末劫に人々を救う佛家の高徳の大法です。心から『法輪大法は素晴らしい、真・善・忍は素晴らしい』と唱え、かつて入った中共の党、団、隊組織から脱退することで、災難を避け、平安を保つことができます」と堂々と伝えました。
周りの人々は静かに離れていきました。私は2人に「もし本当に私が人々のためを思っていなければ、さっきの状況で私が怖がって逃げ出したのではないですか?」と言いました。彼らは敬服の眼差しで私を見て、「そうですね」と答えました。私は「あなたたちに資料を読んでもらわないと、とても悔しくてたまりません」と言い、資料を渡しました。それから三退を促すと、彼らのうちの1人が応じました。もう1人は「私は何も入ったことがない」と言いましたが、USBを受け取りました。二人とも救われたことに、私はとても嬉しく思いました。
私たちは師父を手助けし、法を正す大法弟子として衆生を救うことは私たちの使命であり、弟子として偉大で神聖な栄光です。私はすべての執着心を放下して誓いを果たし、師父の教えに従って、いたるところに福音を伝え、より多くの人が救われるようにします。自分を修めて圓満成就し、師父について本当の故郷に帰ります。
師父、ありがとうございます!
同修の皆さん、ありがとうございます!