文/山東省の大法弟子
【明慧日本2025年1月15日】私は年配の女性大法弟子で、2005年に法輪大法を修煉し始めました。師父の慈悲深い済度に感謝し、同修の助けに感謝するために病業を乗り越えた体験談を書きたいと思います。
2024年7月8日の午後、私は脇の下に少し痛みを感じました。腕を上げるのも辛かったのですが、あまり気にせず、引き続き法を学んでいました。しばらくすると寒気がしたので、横になって休みましたが、体がどんどん冷えていくのを感じました。夫(同修)がそばにきて、「どうしたの?」と聞いたので、「胸やお腹の皮膚の半分近くが赤くなり、胸の部分は石のようなものが入っていて、腫れている」と言いました。すると夫は「師父の説法の録音を聞きなさい」と言いました。数時間後には、痛みがますますひどくなり、発熱を伴いました。それで、夫は娘(同修)に連絡し、私のために発正念をするように伝えました。
翌日、皮膚の赤い部分はさらに拡大し、胸の痛みも増しました。私は食事ができず、水も飲みたくなく、身体がだるくて座ることもできませんでした。ベッドに横になって発正念の口訣を唱えたり、師父の説法の録音を聞いたりすることしかできませんでした。私は内に向けて探し、「私はどうしてこんなことになったのだろう?」と自問しました。私の自問を聞いた夫は、2年前に私が修煉において大きな漏れがあったことを思い出し、「今回の迫害はあの漏れの影響かもしれない」と言いました。
2022年12月の初め、地元の派出所と国内安全保衛部門の警官が私の家にやってきました。警官が家にきた理由は、ある同修が人に法輪大法の実態を伝えた際に警官に連行されたことで、夫が巻き込まれそうになったからでした。警官は我が家を家宅捜索し、法輪大法の資料を探し、夫を連行しようとしました。警官らが去っていく際に、私も連れて行こうとしました。その緊急の状況で私は、「私は法輪功を学んでいません、主婦です。毎日食料品を買い、料理をしなければならないので、学ぶ時間がありません」と言ってしまったのです。それを聞いた警官は私を連行しませんでした。
その時、法輪大法を学んでいないという一念は間違っており、自分を大法弟子だとは思っていないことが、邪悪に妥協したことになりました。旧勢力に隙を与えたため、自分の修煉が妨害されるだけでなく、私の肉体にも迫害を加えたと気づきました。
それを悟ったので、私は急いでその漏れを補おうとしました。その3日目、その間違ったことに対して厳粛な声明を出しました。その日、私は食事をとることができ、熱も下がり、座ることができるようになり、赤くなった皮膚は小さな水ぶくれがいくつかできました。
しかし、4日目、私は皮膚にできた水ぶくれと胸の腫れの虚像に動揺し、病院で検査をしたいという気持ちになりました。
私は入院しました。医師は私の皮膚を診察して「丹毒(たんどく)+ヘルペス」と診断しました。そして、私を皮膚科病棟に入院させ、CT、超音波検査、血液検査を受けるよう指示しました。色々な検査を受けました。「両肺に多発性の転移性腫瘍、右脇の下に2個の低エコー結節(しこり)がありました。大きい方は約5.4×2.1cm、左脇の下に数個の低エコー結節があり、大きい方は約1.3×0.7cm、右乳房に1個の低エコー結節があり、大きさは約2.0×1.0×1.5cm、右乳房の皮膚の肥厚があり、悪性腫瘍の可能性がある」という診断結果でした。医師は私の家族に、「乳房とリンパに転移した進行期の肺がんで、もう摘出手術はできません。化学療法をするしかできないのです。余命はあと5カ月です」と告げました。
入院中、私は毎日師父の説法の録音を聞き、「法輪大法は素晴らしい。真・善・忍は素晴らしい」と唱え、正念を発し、師父にご加持をお願いしました。そして、私の正念はますます強くなり、私の状態はどんどん良くなりました。私は、薬や注射は修煉者には効かず、師父だけが私を救えることができると分かっていました。早く退院したいと思って、医師と何度も相談しました。
診断結果が出た後、医師たちは夫と娘を次々と呼んできて話し合い、腫瘍科に移して治療するよう促しました。夫は、「医学的には、この状況ではどこで治療を受けても、結果は変えられないし、ただ命の期限を遅らせるだけで、実際は数日も延ばせませんよね。では、退院して他の方法を探します」と医師に言いました。夫のこの言葉を聞いた医師は驚きの表情をしながらも、「それならわかった」と言いました。私は皮膚科に7日間入院した後、退院しました。
病院の診断結果については、夫が2回も丁寧に教えてくれました。その言葉を聞くたびに、まるで私のことではないかのように笑っていました。今になって、それは師父が当時の私の状態に合わせて、診断の結果に影響されず、それらと私を隔離させ、師父と大法を信じるという正念だけを残してくださったのだと思いました。
私の体に現れた猛威を振るう迫害で、夫と娘と私は、修煉に漏れがあるに違いない、それを見つけて時間をかけて正すべきだと悟りました。
私たち3人は学法グループを作りました。毎日法を勉強し、正念を発し、修煉について交流をしました。同時に、私たち夫婦は毎朝5式の功法を煉り、毎晩師父の説法の録音を聞き、『明慧週刊』を読みました。考え方の面でも、しっかり自分を正し、常人の話をしないようにしました。
今、私の体にある病業という虚像は消えてしまいました。私は毎日、以前と同じように家族のために料理をし、家事をしています。旧勢力が私に作り出したこの致命的とも思える迫害は、師父の慈悲深い守護のもとで消滅されました。
師父は「あなたが思っている如何に大きな魔難にしても、苦痛にしても、いずれも良いことです。それはあなたが修煉したから現れたことです。魔難の中で業力を消すことができ、魔難の中で人心を取り除くことができ、魔難の中であなたを向上させることができます」(『各地での説法八』「二〇〇八年ニューヨーク法会での説法」)と説かれました。
この出来事を通して私たち家族は修煉全体を形成し、共に法を学び、お互いを高め合うようになりました。私たちはこれからは親族や周りの友人たちに、大法師父の慈悲深い救いを伝え、大法の素晴らしさと大法師父の慈悲深さを理解してもらいたいと思っています。