文/中国の大法弟子
【明慧日本2025年1月16日】長い間、発正念において、私は自分がよく修めていないと感じていました。人心が重く、さらに見えない状態で修煉しているため、潜在意識の中で自分の正念にはあまり威力がないように思え、たまに発正念の時間を逃してしまっても気が咎めることなく、自分の中途半端な修煉では正念を発してもあまり効果がないのではと思い込み、自身が頭数を揃える存在に過ぎないと考えていました。これらの雑念は正しくなく、自分を信じ、さらに法を信じるべきだと分かっていても、状態が良くなったり悪くなったりして、自分の正念には威力があることを根本から認識できず、それらの法に符合しない雑念が自分の真の念ではないことも識別することができませんでした。
実際のところ、常人でさえも、佛性が現れると十方世界を揺るがすことができ、大法弟子が発する正法の口訣なら、効果がないはずはありません!
それらの念はほかでもなく、旧勢力の罠だと私は悟りました。それらは、私たちのまだ取り除いていない人心に乗じ、大部分の修煉者が見えない状態で修煉している形式を利用して、私たちに「自分の正念が効果を持たない」という誤った認識を抱かせ、同修たちの正念の威力と根気強く続けようとする信念を削ごうとしているのです。
実際には、修煉がよくできていようがいまいが、それは修煉過程における度重なる失敗と、絶えず自分を正していく必然的なプロセスです。何より、発正念の際、私たちが念じているのは宇宙大法であり、修煉によって良くできた部分が作用しており、たとえ自分を信じることができなくても(もちろん自分を信じるべきです。なぜなら、自分に能力があると信じること自体、それは師父と法を信じることの表れだからです)、大法の威力を信じるべきです。「修は己にありて、功は師にあり」(『轉法輪』)だからです。私たちに能力がなければ、師父は授けてくださり、大法が加持してくださるのです。正念を持って信じればいいのです。
ですから、正念の威力を自分の現在の修煉状態に限定して考えるべきではありません。私たちが堅持し、揺るぎない決意で正念を発し続けていけば、私たちの正念は無限の威力を持ち、すべての邪悪を取り除くことができるのです。自身を否定し、正念の威力を否定するという旧勢力が設けた罠に陥らないでください。
残されたわずかな時間の中で、どの国にいようと、どの職業についていようと、大法の一粒子である限り、私たちの正念は無敵の力を形成し、法難の中で法を正す師に手伝い、最後の邪悪を一掃することがきっとできると思います!
浅い悟りに過ぎず、法に符合しない部分があれば、慈悲なるご指摘をお願いします。
合掌