文/中国の大法弟子
【明慧日本2025年2月5日】数日前、夢の中で主元神がある空間に行きました。そこはとても大きなホールで、サッカー場のようなレイアウトになっており、四方には観覧席があり、中央にも座席が配置されていました。中央座席エリアの最前列には舞台があり、その上に100人ほどが三列に並び、制服を着ていました。彼らは緊張した様子で、まるで評価を待っているかのようでした。
そのとき、ある声が「これはあなたたちの卒業式です」と言いました。私はその言葉を聞いて戸惑いました。「自分は大学を卒業してから何年も経っているのに、どうしてまた卒業なのか」と考えました。
その声はさらに「道家の人たちが入ってきました」と言いました。私は、一団の人々が自分のそばを通り過ぎるのを見ました。彼らはこの世で見たことのない服を着ていました。大きな黄色いローブに身を包み、頭には1メートルほどの帽子のようなものを被っていました。彼らは右手側の観覧席の第二エリアに進みました。他のエリアには、それぞれ異なる装いの人々が分かれて座っていました。
周りを見回すと、このホールには数万人、あるいはそれ以上の人々が収容できることに気付きました。すでに半分以上の人が入場しており、次々と人が入ってきていました。私はしばらく待っていましたが、まだ始まらないので、外で待とうと思いました。出口に向かうと、会場に入る人が多すぎて外に出るのは不可能でした。そのとき、審査員のような格好をした人々も入ってきたのを見て、「審査員も入ってきたし、もうすぐ始まるだろう」と思いました。その時、出口の隣に白い小さな扉があるのを見つけたので、外に出られると思い、その扉を開けて入りました。
すると、私は真っ暗な部屋にたどり着きました。その部屋はクモの巣だらけでした。さらに奥へ進むと、白い部屋がありました。その中は、人々がうつむいて足元を見ながら歩き回っていました。突然、その中の誰かが私の名前を呼びました。見ると、もう何年も前に亡くなった祖母でした。祖母は生前、長い間、大法を修煉していましたが、執着心が重すぎたため旧勢力に隙を突かれ、脳卒中の症状で半身不随になり、その後修煉をやめてしまいました。祖母は希望を見出したかのような表情を浮かべ、真剣な表情で私に助けを求めにきました。そして、机の上から紙とペンを取り、何かを書き始めました。その瞬間、夢から目が覚めました。
目が覚めた後、私はこう悟りました。師父が私に見せてくださった「卒業式」は、おそらく私たち第一期の大法弟子が修煉の卒業を間もなく迎えることを意味しているのかもしれません。法が正す人間界が目前に迫っている今、多くの同修がすでに時間の切迫感を感じ、精進しながら修煉しています。しかし、まだ多くの同修が怠けていたり、修煉しているふりをしたり、あるいは幸運を望む心理で様子を見ている状態です。
夢の中で舞台上に立ち、評価を待っているような人々の姿を見て、私は師父の講話を思い出しました。
「皆さんは大審判のことを聞いたことがあると思います。当初、とても次元の高い神は法を正すことが終わるとき、大審判が行なわれるよう按排しました。地獄に落ちたものと死んだ衆生も復活して審判を受け、生きている人も審判を受け、全宇宙のすべての神も漏れることなく審判を受けるのです」(『各地での説法九』「新唐人テレビ討論会での説法」)
「正の作用を果たすものも同様に審判を受け、行なったことの中であなたがしっかり行なわなかったために、どれほどの衆生が救われ済度されなかったのでしょうか? もし大法弟子であれば、あなたの誓約はどれだけ実現されなかったのでしょうか? 誓約が実現されなかったことはただの一つの側面ですが、あなたが行なわなかった、またはしっかり行なわなかったために引き起こしたすべての結果に対して、大小に関わらず、いずれも責任を負わなければなりません。あなたの行なったすべての事によって大法にもたらした恥辱と主に対する欺きに対して、責任を背負わなくてもよいのでしょうか? このことは以前話したことがなく、私はこれらのことを言いたくはなかったのですが、皆さんは本当に目覚めなければなりません。もうどういう時になったのでしょうか?」(『各地での説法九』「新唐人テレビ討論会での説法」)
「また大法弟子になった人はどういう願をかけたのでしょうか? 自分の願を実現させたのでしょうか? 創世主の要求はどういうものでしょうか? あなたはその要求どおりに行ったのでしょうか? あなたは当初掛けた願を実現させず、創世主の要求どおりに行なっていなければ、行なうべき事を全うしなかったことになり、あなたは主を騙し、当時の局部の環境、法を正す進展と救われなかった衆生に損失をもたらし、宇宙の異なる次元に損害をもたらしたことに責任を取らなければなりません(『各地での説法九』「二〇〇九年大ニューヨーク国際法会での説法」)
私が、別の空間で見たホールには、すでに半数以上の人が入場しており、大法弟子が全員入場したら、「卒業式」での各大法弟子の審判が始まると悟りました。それぞれ異なる装いの人々が異なるエリアに座っており、これは大法弟子がそれぞれ異なる天国から来たことを表しているのかもしれません。審査員がすでに入場しているのを見て、「卒業」の時が非常に近いことを感じました。
最後に夢の中で祖母を見た場面について、私は、かつて人間界で法を得たものの、様々な理由で修煉を放棄し、すでに亡くなった同修たちを思いました。彼らは自分の使命を果たせず、このような蜘蛛の巣だらけの暗い空間で、自分の最後の審判を待っているのです。おそらく、師父が私にこれを見せてくださったのは、それを書き出し、まだ修煉に戻っていない、あるいは修煉を放棄した同修たちに警鐘を鳴らすためだと思います。早く修煉に戻り、最後のチャンスを逃さないようにしてください。そうでなければ、後悔しても遅すぎるでしょう。
修煉の時間は切迫しています。法が正す人間界が来る最後の瞬間、私たちは毎日を修煉の最後の日として考え、一分一秒も無駄にせず実修を進めるべきです。怠けず、執着の中でためらわず、決死の覚悟で執着心や人間的な観念を捨て、生死を超え、三つのことをしっかり行い、最後の道を正しく歩み、立てた誓いを果たしましょう。
個人の認識です。不足があれば、どうぞ慈悲をもってご指摘ください。