文/ 遼寧省の大法弟子
【明慧日本2025年2月7日】一年前、師父は私が精進せず、人心に囚われているのを見て、夢の中で啓示を与えて私を目覚めさせてくださいました。その光景は今でも鮮明に覚えています。
ある夢の中で、私は広大な広場に立っていました。空の中間には、同修Aさんが観音菩薩のような姿で静かに座っていました。その下には二列の小さな神童たちが黄色い僧衣をまとい、座禅を組んでいました。神童たちの右側には、地上へと続く木の梯子が立てかけられていました。
その時、私の前を高齢の男性たちが一団となって通り過ぎ、暗闇の方へ向かって歩いて行きました。彼らが去った後、私はA同修の近くへ行ってみたいと思い、梯子を登り始めました。しかし、数段上ったところで突然、神童たちが大声で「登ってはいけない!」と叫びました。同時に彼らが私に向かって突進してきたので、私は驚いて梯子から飛び降りました。すると、神童たちは何事もなかったかのように元の位置に戻ったのですが、同修Aさんは静かに座ったままでした。私はそこで目を覚まし、すぐに起き上がって夢の内容を思い返しました。
この夢から私は悟りました。師父は私が精進せず、何事も人心で考えてしまうことを見抜き、私に気づかせようとしてくださったのです。
私は師父の言葉「修は己にありて、功は師にあり」(『轉法輪』)を思い出し、新たな理解に至りました。天には天の規律があり、それを犯せば誰であっても罰を受けます。神の基準に達しなければ、誰も上がることはできません。修煉は厳粛なものであり、人心で取り組んではならないのです。
第二の啓示
私は長年、自宅で一人で法を学んでいました。恐れる心が強く、外に出て法を実証する勇気がありませんでした。同修たちは何度も外に出るよう勧めてくれましたが、私は様々な理由をつけて避け続け、自分を甘やかしていました。そのため、魔難の中で心性の関を乗り越えるのが非常に難しく、長年精進できず、実修もできず、心性の向上もありませんでした。その結果、周りの同修たちと明らかに差が開いてしまいました。
すると、師父は再び夢の中で私に啓示を与えてくださいました。
夢の中で、広大な天地に一本の広い道があり、その両側には山や草原が広がっていました。遠くの空の彼方から、多くの衆生がこちらへ向かって歩いてきました。直感的に、彼らの中央にいる背の高い人物が指導者だと感じました。彼らは私の近くまで来ると足を止めました。私は彼らの衣服が黒や灰色、青色でとても古びているのを見ました。彼らの表情は非常に厳粛で、期待に満ちた眼差しで私をじっと見つめていました。
その瞬間、私は目を覚まし、再び眠ることができませんでした。時計を見ると深夜2時頃でした。私は心の底から重苦しさを感じました。これは師父が再び私を啓示し、私の天国世界の衆生の現状を見せてくださったのだと悟りました。修煉は自分自身のためだけではなく、重大な使命を背負っているのだと気づいたのです。もし実修せず、精進しなければ、その使命を果たすことはできません。それでは、私の天国世界の衆生たちはどうなるのか? 私が師父と交わした誓約はどうやって果たせばいいのでしょうか?
こう考えた時、私は強い正念を持ちました。「必ず外に出て法を実証し、真相を伝え、衆生を救わなければならない!」、その瞬間、恐れる心が完全に消え去りました。師父が私の恐怖の物質を取り除いてくださったのです。
翌日、師父の加持のもと、私は勇気を持って外に出ました。その日、驚くほど気持ちが軽く、対面で真相を伝えることができました。そして、5~6人に三退(中国共産党・共青団・少先隊からの脱退)を勧めることができました。それ以来、私はこの道を歩み続けています。
修煉の中で、師父は常に慈悲深く私たちを見守り、私たちのために心を尽くしてくださっています。法を正す時間がどれだけ残されているかわかりませんが、私は心を揺るがせることなく、大法を堅く修め続けます。同修たちと共に、師父が計り知れない代価を払って延ばしてくださったこの時間を大切にし、この千載一遇の機縁を大切にします! そして、共に精進し、共に向上していきます!
偉大なる師父に、心から感謝を申し上げます!