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文/中国の大法弟子 必成

 【明慧日本2025年2月27日】新年の数日間、海外で起きている法難の現象に対して発正念する際に、たくさんの他の空間の光景が見えました。ここで、自分のいる次元で見たものを同修たちと交流し、切磋したいと思います。

 あるとき発正念していると、師父が非常に巨大な姿で、青空と白い雲の中に座っているのが見えました。師尊は左手を挙げ、手のひらを外に向けていました。師尊の下には、さまざまな色の光を放つ小さな光の輪があり、それはまるで古い寺院に描かれた佛像の背後にある光輪のようでした。これらの小さな光の輪の中には、発正念している同修がいるものもあれば(私自身もそのうちの一つにいました)、誰も座っておらず空っぽのものもありました。私は「この数日間、同修たちが新年を過ごすのに忙しく、発正念で邪悪を取り除くことを怠ってしまったのではないか」と考えました。

 最初、師尊が手を挙げている意味が分かりませんでした。しかし、よく見ると、私たちの正面にたくさんの邪悪な存在がいて、黒い物質を大量に放っているのが見えました。師尊はそれを手で防いでいました。私と同修たちが発した正念は、正面の邪悪を打ち倒すことができました。しかし、人数が少なすぎたため、私たちの正念が届く速度よりも、邪悪が放つ黒い物質の速度の方が速かったのです。その時、ある考えが私の頭に浮かびました。「師父はただ防いでいるだけで、直接これらの邪悪を消滅させることはできない。これらの邪悪は大法弟子だけが消滅させることができるのだ」と。そして、師父が手を伸ばして防いでいるのは、実は私たちを守るためだったのです。

 この数年もの間、師父は宇宙の法を正すために、そして私たちのために、あまりにも多くのことをしてくださいました。師父はこれまでに数え切れないほどの邪悪を消滅してこられましたが、私たちにはその偉大な業績を感じ取ることすらできません。しかし、邪悪はその力に耐えられず、師父によってほとんど完全に消滅させられてしまいました。残っているのは、私たち自身が消滅させるべきほんの一部に過ぎません。それにもかかわらず、師父はまだ弟子たちを守り、邪悪が放つ黒い物質を防いでくださっているのです。

 私は、依然として空っぽのまま光を放っている光の輪をいくつも見ました。さらによく見ると、その中にはさまざまな法器がたくさん存在していることに気がつきました。どうやら、その光の輪に誰かが座れば、その法器を手に取り、邪悪を消滅させることができるようでした。

 数日後、再び発正念をしていると、突然、頭の中に「参戦」という二文字が閃いたのです! 私は「この正邪の大戦に、まだ多くの同修が参加していない。そして、まさにこの状況が、邪悪が直接師父を攻撃することを可能にし、今の複雑な局面を引き起こしているのだ」と悟りました。

 師尊は私たちのためにすでに十分すぎるほどのものを背負ってくださいました。では、一体何が私たちの歩みを阻み、足を止めさせ、ここまで麻痺させてしまっているのでしょうか? もしかすると、これは私たちにとって最後の決戦なのかもしれません。師尊はすでに法器と神通を整えてくださいました。同修の皆さんも、「自分の修煉の状態はどうだろうか? 発正念の時に何か感じることができるだろうか?」などと考える必要はありません。

 実際に考えてみると、私たちにはどれほどの徳があり、どれほどの資格があって、創世主とともにこの正邪の大戦に参加できるのでしょうか? 師尊が私たちに授けてくださったものは、どれほどの栄誉と荘厳さを持つものなのでしょうか! さらに言えば、これらの邪悪は本来、私たちが責任を負うべき部分なのです。私たちは修煉を成就した後、新宇宙の佛・道・神となります。ゆえに、宇宙の守護者として、宇宙におけるすべての正の要素を守るべき存在なのです!

 「参戦」という二文字が私の頭の中に何度も浮かんだのは、きっとまだ多くの同修がこの戦いに参加していないからに違いありません。ここで、まだ参加していない同修たちに呼びかけます。師父が私たちのために準備してくださった「神位」に、速やかに戻り、この正邪の大戦に加わってください! すでに発正念をしている同修たちも、決して気を緩めないでください。「数日間やったから、もう十分だろう」と思ってはいけません。今回の邪悪は、なんと師父を直接攻撃しようとしているのです。これは決して小さな試練ではありません。だからこそ、私たちは修煉者としての不屈の精神を発揮し、持続的に努力し続けなければ、邪悪を完全に解体することはできないのです!

 これは現段階における私の理解です。不適切な点があれば、どうか同修の皆さんのご指摘をお願いいたします。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/5/490397.html
 
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