常人の観念を破ることについての体験
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 文/北米の大法弟子

 【明慧日本2025年3月7日】最近、学法の中で常人の観念、特に長年にわたって科学を学んできた中で形成された観念について悟りを得ました。それは、人が修煉を始める上で障害となるだけでなく、修煉者にとっても、もし注意して突破しなければ、修煉の向上や師が人を救われることを手伝うことにおいても阻害作用を及ぼすことになります。

 師父は、このように説かれています。「常人社会にいて、全ての人の考えに後天的に多くの観念が形成され、常人社会の偽りの現実の知識を受け入れることにより、あなたを深く迷わせたのです。思想の中に各種の観念や固定した考えが形成され、全てあなたが法を得られないように阻んでいます。頭に浮かんだ疑問は、常人の現実の中で認識したものをもって、大法を量っていることにより引き起こされたのではないでしょうか? そのため疑問が生じたのではないでしょうか? きっとそうです。つまり、あなたは常人の知識、常人の考えから形成された観念をもって大法を量っています。常人は最低の次元にいるのではありませんか? 常人は迷いの中にいるのではありませんか? 常人に宇宙の真理と肩を並べるものが一つでもあるでしょうか? 何もありません」(『スイス法会での説法』)

 私は1996年に法輪大法に触れましたが、躊躇して決断できませんでした。結局、1998年初めにようやく本格的に大法の修煉を始めました。なぜでしょうか? それは当時、宇宙について自分なりの考えがあり、宇宙の真相や宇宙の真理がそんなに簡単なわけがないと思っていたからです。これは私が後天的に「学び」や成長を通じて形成した人間の観念でした。大学時代、特異功能に関する本を読むのが好きでしたし、アメリカに留学した後は、西洋の輪廻やニューエイジに関する書籍、また道家の命理学にも興味を持ち、知識を追求し、複雑で高度なものに惹かれました。大法に初めて触れた時、私は常人の観念や科学的な論理を用いて法を推理し、量ろうとしましたが、それが修煉を始める妨げになっていました。

 修煉を始めた当初のころ、他の同修と比べて、私は特別に他の空間や天目での体験はありませんでしたが、身体的な僅かな感覚は覚えています。例えば、腹部で法輪が回転する感覚や、師父が私の身体を浄化して下さるときに頭上で水が滴るような感覚、天目の中で万字符(卍)が回転するなどの感覚だけで、私は非常に驚きました。これらの体験が、私の十数年間の科学に基づいた無神論を完全に崩壊させ、「あら、これらは本当に実在するのだ!」と思うようになりました。

 1999年「7.20」の迫害が始まったとき、圧倒的な邪悪を前にして、すべての大法弟子がこのような心の試練を経験しました。それは「大法に書かれていることは、本当なのか?」という疑問です。幸いにも、その時私は、大法を修煉して1年以上経っており、常人の観念は修煉者の実体験の前では完全に破れました。

 その時、地元の同修と頻繁に車でニューヨークやワシントンD.C.に行き、集会や活動に参加して、中国共産党(邪党)による大法への迫害の停止を呼びかけました。車に乗っていると、いつも他の空間から伝わってくる大法の煉功音楽が聞こえてきました。ある時、半分眠りかけている状態で、空中に天と地を貫くような大きな道を見ました。師父はこれらの奇跡的な現象で私を励ましてくださいました。これらの体験は、常人の観念を破ることを絶えず助けてくれました。

 最近、アメリカで現れた海外のあるメディアが、背後に邪党の影響を受けて、神韻や師父に対してほのめかす攻撃を行い、また邪党にコントロールされているセルフメディアなどの人たちによる攻撃もありました。聞くところによると、一部の学習者が「両方を見て、自分で判断しよう」と考えているとのことです。いわゆる「自分で判断する」というのは、常人の観念や知識をもって判断しようとすることに過ぎません。果たして、人間の観念が大法を測ることができるのでしょうか?

 ここ数日、師父が1999年に説かれた『米国西部法会での説法』を学んでいる中で、当時座って説法を聴いていた海外の高学歴な同修たちに対して、師父が何度も科学と科学観念を破ることについて説法されたことに気づきました。師父の説法を再度、何度も読み返すことで、より深く理解することができました。

 師父は、このように説かれています。「これはなぜ人間が後天に観念を形成することができ、この観念がまた人間を左右することができるのか、ということと同じです。これを取り除かなければ、この一生の中でそれはあなたの一部分になり、ひいてはあなたを主宰するものの一部になります。つまり、宇宙人が地球人に押し付けたこの一式の文化は、あなたの頭の中で生活方式と物質世界を認識する方式を完全に形成してしまいました。今は既にこのようになりました。これがあるので、このような身体が形成されるのです」(『米国西部法会での説法』)

 「人間の身体と考えを利用して宇宙人の智慧を残そうと思っています。これは最も低い次元で、私が法を正し人を済度することにもたらした厄介なことであり、私が行なうことを難しくしています。ですから、彼らは私が法を正すことを助けようと思ってこのことを行ないましたが、実はみな妨害の作用をしています。しかし、人類に対する最大の破壊は、人間が法を得ることを妨害していることです。特に、この科学が神を信じておらず、伝統の、本当の人間としての考えと行為を否定しています。これらのことは人間が法を得ることの大きな妨害となっています」(『米国西部法会での説法』)

 師父がここで言及された「彼ら」とは、宇宙の旧勢力を指しています。私たちが神を信じないようにすることは、まさに旧勢力の按排です。科学がもたらす無神論や常人の観念を破る努力も、旧勢力の按排を打破することにほかなりません。

 修煉の後期には大きな魔難を経験しましたが、振り返ってみると、その魔難を乗り越える過程も、実は科学的観念や無神論を破る過程であり、同時に大法への信念を固める過程でもありました。

 関を乗り越える際、科学的観念が無意識に浮かび上がってきます。常人の方法は「因果関係」だと考え、時には人間の観点から問題を解決しようと思ってしまうことがあります。まさにそれこそが、科学によって障害を受け、表面の現象に惑わされている状態です。真に魔難を乗り越えるには、ただ大法を信じ、法に基づいて考えることによってのみできるのです。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/26/491114.html
 
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