文/アメリカの大法弟子
【明慧日本2025年3月8日】仕事の性質上、私はさまざまな業界の中国人と接することがよくあります。毎年、ニューヨークで神韻芸術団の公演シーズンが近づくと、私はいつも神韻のパンフレットを持ち歩き、スマートフォンやパソコンに事前にプロモーション動画やチケット予約、座席選択の情報を準備しています。
ある金曜日、風雪の激しい午後のことでした。用事を済ませた私は、ある顧客のオフィスを出て、エレベーターに乗り、ホールに向かい帰宅の準備をしていました。その時、すでに午後5時を過ぎていました。ふと気づくと、このビルには9階がありました。これまでに、この階には一度も行ったことがなかったように思います。私はエレベーターを降り、人々の流れに従って建物の出口へ向かいました。しかし、なぜか突然9階に行ってみたくなり、再びエレベーターに乗り込み、9階のボタンを押しました。
ほとんどの会社はすでに退勤していましたが、角の方にある一軒のオフィスのドアが開いていました。それは法律事務所でした。私はドアをノックして中へ入り、自己紹介をしました。すると、奥の方から美しい女性が現れ、私を会議室へ案内してくれました。
私たちは仕事に関する話を一通り終えた後、彼女に神韻のプロモーション動画を見せました。そして、新唐人テレビのあるアナウンサーに彼女がよく似ていることを伝え、写真を見せました。彼女自身も「本当にそっくり!」と驚き、感激した様子でした。
彼女は「実は今日はパーティーに行く予定だったの。でも午後から急にお腹が痛くなってしまって……。しかも外は風雪が激しくて、体調も悪く、気分も落ち込んでいたから、結局行くのをやめたの。でも、あなたが来てくれるのを待っていたとは! 神韻の映像を見たら、お腹の痛みも消えて、頭もすっきりして、まるで空まで明るくなったような気分よ!」と、彼女は感動した面持ちで話しました。
彼女は続けて「私はあなたが来てくれるのを待っていた気がする」と話しました。それは、彼女の生命の本性が呼びかけていたのだと思います。師父の導きに感謝し、縁のある人を見つけることができました。この時、私は思わず目頭が熱くなりました。
帰る際、彼女はエレベーターまで私を見送ってくれました。私たちは抱擁し、別れを惜しみながら、3月に一緒に神韻を観に行く約束をしました。(すでに神韻のリンカーン・センターでのチケットは予約済みです)
私たちに衆生を救いたいという心があり、それを実行する気持ちさえあれば、その一念が生じた瞬間に、師父は必ず縁のある人を私たちの前へ導いてくださいます。衆生は本当に私たちを待っているのです。
師父に感謝いたします!
合十(合掌)
(文章編集者:任嘉)
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