【明慧日本2028年3月19日】夫の甥が婚約することになり、私たちも招待されました。彼の親戚が大勢集まり、私たちはソファに座って、レストランでの昼食を待っていました。その時、弟の嫁の妹が部屋から出てきて、私を見って「お姉さん、その髪型なんてダサいの」と言いました。彼女の言葉は突然で、耳に刺さるようでした。その瞬間、私は『轉法輪』の「あるいは誰かがあなたに不遜なことを言ったなど、いずれも常人の中でよく起きる状態ですが、そこであなたがどう対処するかが問題なのです」という言葉を思い出し、自分の心性を試されているのだと気づき、何も言わずに黙っていました。
お祝いの場で彼女の発言に、周囲の人たちも気まずい雰囲気になりました。それを見た夫がユーモアを交えた言葉をかけ、緊張した空気が和らぎ、皆は別の話題へと移りました。私は彼女の言葉に対して恨みを持つことなく、毎年お正月に彼女に贈り物をしました。すると彼女はとても喜び、更に三退もしました。この出来事を通して、私は自分の足りない点を気づき、今後は人前に出る時に身なりを清潔で上品に整え、周囲の人に良い印象を与えようと心掛けるようになりました。
私は三階に住んでいます。ある日、夫が汚れた紙くずを投げ捨て、それが一階の家に落ちてしまいました。しばらくすると、誰かが怒鳴っているのが聞こえました。よく聞くと、我が家に向かって怒鳴っているようでした。そこで、私は一階の家に謝りに行きました。「お姉さん、本当に申し訳ありません。私たちが悪かったです、今後は必ず気を付けます」と言いました。しかし、私がそう言っても彼女はますます怒りが収まらず、声をどんどん大きくしていきました。更に私と私の両親のことを酷い言葉で罵り始めました。
ちょうど夏の盛りで、野次馬が大勢集まって来ました。私は相手の罵声に引きずられることなく、比較的冷静な気落ちでいました。その時、通りかかった見知らぬ男性が大きな声で「もうやめなさい! あまりにもひどすぎるぞ」と言い、怒鳴り声を止めてくれました。
私はインターネットを使う同修たちがはっきり見られるように、いつも三退の名簿を書き直していました。ところが今日買ったペンがどうしても書けません。一体どうしたのだろう。あちこち探しているうちに心の奥に隠れていたよくない心を見つけました。それは「自分が他人より優れている、誰にも負けたくない」という思いでした。なんと汚い心でしょう。その中には顕示心、歓喜心、嫉妬心、自己を証明し名声を求める心がありました。こうした心を取り除かなければ、自己膨張を招き、とても危険です。この心を見つけた後、それらを完全に取り消し、自分を正しました。すると、不思議なことに、ペンが再び書けるようになりました。内に向けて探すことの奥深さを改めて実感しました。
ある協調人の同修が、「皆で学法や交流できる広々とした家が欲しい」と言いました。私はその願望がありますが、我が家は面積が狭く、しかも五階に住んでいるためあまり適していませんでした。ある日、私は娘に「うちのコミュニティの一階の家って1平方メートルでいくらするのかな」と聞きました。娘はせっかちで数日後調べてくれました。一階の家は85平方メートルで小さな庭付き、頭金は13万元でした。なんと不思議なことに、ちょうど我が家にはその額のお金があり、スムーズに新しい家を購入することが出来ました。借金してすぐにリフォームを始め、古い家が売れて借金を返済し、新居に引越しました。庭もしっかり囲われ、通行人が羨むほど素敵な家になりました。私の願いが叶ったのです。家は広々として明るく、太陽に照らされると金色に輝いて見えます。これは師父が下さったと感じ、ますますこの家を大切になりました。毎日午後、私と夫は『轉法輪』三講を学び、それから外へ出て人々を救います。夜には私は『轉法輪』一講を暗唱し、毎朝に練功をしています。
20年間、私は歩いている時、電車や自転車に乗る時も法を暗唱して来ました。集団学法の際、自分の番になると暗唱していました。法を暗唱することで、学法中に眠くなる状態を突破しました。さらに、法の異なる次元での内包が次々と現れるのを感じ、師父と法への敬意が深まり、精進して着実に修める修煉状態を保つことが出来ました。そして、時間をより大切にし、万古の機縁を惜しむようになりました。
しかし、私はまだ多くの不足があり、多くの執着心が残っています。これからの修煉の道においても、引き続き宇宙大法に同化し、自分をしっかり修め、より多くの衆生を救い済度していきます。