正念が強くなると、奇跡が現れる
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文/中国の大法弟子  

 【明慧日本2025年3月23日】私は幸運にも師父の弟子になることができました。本当に幸せです。私の身に起きた不思議な出来事を、慈悲深く偉大な師父に報告し、同修の皆さんと共有したいと思います。

 一、足に穴が開いても出血せず、傷跡も残らない

 私の家は建設業を営んでいます。ある時、ある施設のオフィスビルを建設し、工事が完了した後、現場にあったさまざまな工具を自宅の2階のベランダに運びました。

 2003年のある夕方、突然強風が吹き、黄砂を巻き上げながら大雨が降りそうな空模様になりました。ところが、風がやんでも雨は降らず、空は暗く、向かいの人の顔も見えないほどでした。

 その時、ふと今日夫が出張で不在であることを思い出しました。「今、家には私一人で、真相資料を配る絶好のチャンスだ」と思いました。心が躍るように喜び、外の様子を見るために二階へ上がりました。ところが、二階に着いた瞬間、私は突然床に倒れ込んでしまいました。

 その瞬間、邪悪な妨害だと直感しました。すぐに足を組んで座り、私が人々を救うのを妨害しようとするあらゆる邪悪な要素を取り除くと発正念しました。20分間正念を送り続けた後、私は立ち上がり、一階に降りてゆったりとした上着を着て資料を持ち、外に出ました。

 近所の路地を二つ回り、無事に各家のドアの隙間に資料を届けました。

 帰宅後、浴室でシャワーを浴びようとした時、左足のふくらはぎに、まるで子どもの口ほどの大きさの穴が開いていることに気付きました。驚いてよく見ると、穴の周囲には赤い線がきれいに丸く囲んでいました。その時すぐにわかりました。これは師父が私の傷口を封じてくださったのです。線の外には一滴の血も流れておらず、ズボンも乾いたままでした。

 感動のあまり涙があふれました。師父は常に弟子を守ってくださっています。私は心の中「師父が私の傷口を治してくださる。傷跡は一切残らない」と強く念じました。

 転倒した時、工事現場で使っていた鉄筋ロープの先端がふくらはぎに刺さったのですが、その瞬間私は何の痛みも感じませんでした。邪悪な力が私の資料配布を阻止しようとしたのですが、師父は巧みに私を守り、出血も痛みもない状態にしてくださいました。これぞ佛法の偉大さです。師父に心から感謝しました。

 「今日は普段通りにシャワーを浴びる。邪悪の企みを認めない。すべては師父にお任せする」と思いました。シャワーを終え、二階に上がって煉功を始めようとしました。しかし、その時、頭の中にふと疑念がよぎりました。「今日、煉功をしてもいいのか? 足を組んで座ることはできるのか?」

 私はその考えを即座に「すべては師父が見守ってくださっている。私は普段通り足を組んで座る」と打ち消しました。足に穴が開いているにもかかわらず、まったく支障なく足を組んで坐禅でき、血は一滴も流れませんでした。本当に不思議でした。師父に感謝します。

 翌朝、足を見ると、穴の周囲がお椀の口ほどの大きさに黒紫色に内出血していました。しかし、私は心から信じていました。「師父は何でもできる。師父と法があれば、何も怖くない」。

 その後、師父は私の足から二つの経路で内出血を排出してくださいました。一つは足の裏から、もう一つは足先からです。内出血の塊は日ごとに移動し、1週間後にはすべて排出されました。そして3週間後には足の穴が完全に塞がり、跡形もなくなっていました。

 二、片麻痺の偽りの症状 数時間で回復

 2004年のことです。私は同修と次の日に同修の友人の家に行き、真相を伝え、邪悪な党やその関連組織から脱退するよう勧めることを約束しました。

 当日朝5時頃、煉功しようと起き上がろうとしたところ、体が動かず、左足にまったく感覚がありませんでした。どんなに力を入れても体を動かせず、夫は隣で眠っていて気づいていませんでした。

 私は心の中で邪悪なものに「私は同修と人々を救うために出かけると約束した。邪魔をしても、私は絶対に認めない。完全に否定し相手にしない。夫が起きて仕事に行ったら、お前たちと決着をつける」と警告しました。(夫が心配して病院に連れて行こうとするのを避けるためです)

 7時半、夫が起きて出勤した後、私はすぐに両手でお尻を支えながらベッドの上で左右に動き、強い正念を発しました。発正念の口訣を何十回も唱えると、右側の体を支えてようやく寝返りを打つことができました。

 寝返りを打てた後はさらに力が湧いてきて、拳でお尻から下の部分を上下に叩きながら、大声で発正念の口訣を唱え続けました。「法正乾坤 邪悪全滅」

 何十回も唱えた後、私はベッドの縁をつかんで座りました。この時、左足の肉をつまんでみると、完全に感覚が麻痺していました。私はさらに正念を発し、拳で足を叩きながら再び正法の口訣を唱えました。何十回も繰り返すうちに、ついに足を床につけることができましたが、まだ足の感覚は鈍く、まるで木のようでした。

 その後、両手で左足を抱えながら地面に押しつけるように3回繰り返しました。すると、突然「フッ」と気血が通ったような感覚がありました。私はそのままベッドの端を掴み、ドアや階段の手すりに頼りながら、引きずるようにして下の階へ降りました。

 洗面所に行くと、洗っていない洗濯物の山を見つけました。私は自分に「今日は必ずこの洗濯物を洗って、二階に干さなければ。1分1秒も無駄にしてはいけない」と言い聞かせました。

 半自動洗濯機に水を入れて洗濯し始めました。洗濯が終わると片手で洗濯物を抱え、もう片手で手すりを掴みながら、左足を引きずりつつ階段を上がりました。一段一段、苦労しながらようやく二階につき、洗濯物を干しました。

 その時、夫が出勤先から戻り、すでに食事を用意していました。私が階下に降りて食事の準備をしていると、同修がやってきました。私は今朝5時頃に起きた邪悪な妨害について話し、師父のご加護のもとで歩けるようになったことを伝えました。まだ足は少し硬直していて自由には動きませんでしたが、人々を救うには十分でした。

 同修は私の歩く姿を見て、「こんな状態でどうやって救いに行くの?」と言いました。

 私は「私たちは自転車で行きましょう。友人の家に到着したら、あなたが先に友人と話をして、私は彼らの家のソファに座ります。彼らにはきっと気づかれないでしょう。真相を伝え終わったら、私は再び自転車に乗って帰ります」と答えました。

 同修は「分かりました」と言い、私たちは友人の家に向かいました。友人の家族はとても縁があり、彼らは真相がわかり、師父に救われました。師父の巧妙な按排のおかげで、彼らは私の足の異常に気付きませんでした。同修が彼らと話している間に、私は自転車に乗り、軽く挨拶をしてその場を後にしました。

 帰り道、広場の橋を渡るとき、私は左足に千斤もの重さの石が載っているように感じていたものが、一瞬でなくなると感じました。師父がそれを取り除いてくださったのです。その解放された感覚は言葉にできないほど素晴らしく、まるで足が宙に浮いているようでした。

 前方を走る同修に追いつき、私は興奮して言いました。「足が治りました! 師父が私の業力を取り除いてくださったのです!」

 同修は「本当に?」と驚きました。

 私は「本当です。左足が右足より軽く感じます」と答えました。

 帰宅後、同修は「少し歩いてみて」と言い、私は軽やかに歩いて見せました。彼女は喜びながら「師父は本当に偉大です」と言い、私たちは感謝の涙を流しました。

 本当に師父が説法で説かれたように「弟子正念足りれば 師は回天の力有り」(『洪吟二』「師徒の恩」)でした。

 私は悟りました。自分の念が法に合っていたため、師父が私たちを妨害する邪悪を解体し、私の業力を取り除いてくださったのです。師父の力は無限です。師父、ありがとうございます!

 これからも三つのことをしっかり行い、史前の大願を果たすために、精進して修煉に励みたいと思います。一つ一つの考えを見張り、大法に同化し、師父と共に真の故郷へ帰りたいと思います。師父の慈悲深いご加護に心から感謝します。

 理解の浅い部分や法にそぐわない部分があれば、どうか同修の皆さん、ご指摘をお願いいたします。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/2/27/484049.html
 
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