怠けてはいけない、早く精進しよう
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文/中国の大法弟子

 【明慧日本2025年4月15日】最近、法を学び、同修との交流やネット上の同修の文章を通じて、自分の思考が一気に開かれたように感じています。以前は、天目が開いている同修たちが、師父が自分たちのためにどれほどの苦しみを背負い、どれほどのことをしてくださっているかを目にして、師父の写真の前で感謝の涙を流したという話をよく聞きました。私は天目が開いていませんが、心身ともに健康になったことなどから師父に感謝をしていました。しかし今は、深く学法するにつれ、法理の面から師父が弟子たちのためにどれほどのことをしてくださっているのかを悟ることができ、涙が流れてきて、師父の偉大さを言葉では表せません。

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 師父は『転法輪』の中で、「われわれはこれほど大きなものを修煉しているのであり、宇宙を修煉していることに等しいのです」と言われました。

 以前、イエスであれ、釈迦であれ、人々を済度した先は、いずれも一つの天国世界でした。では、一つの銀河系宇宙の中に、どれほど多くの天国世界が存在しているのでしょうか? ところが、私たちが修煉しているのは「宇宙」そのものです。その中には、いったいどれだけの天国世界が収まっているのでしょうか? そう考えると、私たちが修煉しているものは、どれほど大きなものなのでしょうか?

 師父は『転法輪』の中で、最初から私たちに『精進要旨二』「正念の作用」の中で「本当に高い次元へ人を導く」と教えてくださいました。「なぜなら大穹全体が幾千万個のこの上なく巨大な宇宙体系から組成されているからです」と説かれ、また、「大法の弟子、千百万 功成って圓満し、高き処に在り」(『洪吟』「泰山に登る」)と語られました。師父が私たちを成就させてくださったのは何か、考えてみてください!

 イエスは彼の衆生を済度するために、彼らの業力ゆえに、旧宇宙の生命たちによって十字架にかけられ、多くの苦しみを受けました。今では、大法が世の中で人々を済度しており、大法によって救われた衆生は、将来、大法弟子の世界へと入ることになります。では、救われる衆生の業力はどうなるのでしょうか? 旧勢力のやり方に従えば、その業力を償うために、大法弟子もイエスのように「十字架にかけられる」苦しみを受けなければならないのでしょうか? もし私たちの観念や行いが旧勢力に合致してしまえば、まさに旧勢力が仕組んだ道を歩むことになり、それは極めて大きな関門や困難に直面することになります。

 では、師父のご按排は何でしょうか? 師父は『法難』の中で「大法弟子は師父に付き従い人を救っていると同時に自分自身を済度し、自身の業力を消しているため、魔は大法弟子自身の業力を利用して大法弟子が人を救うことを妨害するのです。救われた世の人は自分の力で歴史上に残したすべての罪業を償うことができないため、神がその一部を善解しますが、本人も一部の業力を消し、師父である私も人間のために一部の業力を肩代わりしてあげなければなりません。救われる生命が多ければ多いほど、師父が受け持った業力が大きくなります」と説かれました。

 私の個人的な理解ですが、師父はすべての良いものを弟子に与え、悪いものはご自身で背負ってくださっているのです。

 ある人たちは、「自分は大法を修煉しているせいで多くの迫害を受け、多くを失い、大法のために多くを犠牲にし、耐え忍んでいる」と思っているかもしれません。しかし、同修の皆さん、本当に私たちは何かを捧げたのでしょうか?  実際に私たちのためにすべてを捧げ、耐えてくださっているのは師父なのです。自分が法に則って行動せず、旧勢力に合致するようなことをして旧勢力の道を歩んでしまった場合でもなお、師父に対して不満を言うような人もいます。

 師父は、私たち自身の過去からの業力を背負ってくださっているだけでなく、将来私たちが済度する衆生の業力も肩代わりしてくださっています。それだけでなく、やる気のない弟子たちが修煉を怠け、貴重な時間を無駄にしてしまったことさえも、ご自身の身体をもって時間を延長し、弟子たちに修煉の機会を与え続けてくださっているのです。

 私の理解では、師父は少なくとも次の三つのことを弟子たちのために引き受けてくださっています。つまり、弟子である私たち自身の業力と、私たちが済度する衆生の業力、それに、弟子の修煉の不足を補うために時間を延長することによる重圧です。

 だからこそ、同修の皆さん、私たちの「神の一面」を目覚めさせ、しっかりと精進し、師父のご負担を少しでも軽くし、少しでも安心していただけるように勇気を持って自分の歴史的な責任を果たしましょう。

 以上は私の最近の体得であり、大法に合わないところがあれば、ご指摘をお願いします。

 
翻訳原文(中国語):https://www.minghui.org/mh/articles/2025/4/13/492561.html
 
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