【明慧日本2025年4月30日】4月25日前後、イタリア各地の法輪功学習者(以下、学習者)は、1999年4月25日に中国で行われた一万人の法輪功学習者による平和的かつ理性的な陳情の26周年を記念して、各地で活動を行った。
ミラノの法輪功学習者、領事館と市中心で活動を開催
4月13日と24日、ミラノの学習者は中国領事館前と市中心で活動を行い、「4.25平和陳情」を記念した。活動では市民に真相を伝え、「4.25」が歴史に刻まれるべき日であることを知らせた。
ミラノの通行人、署名で中国の強制臓器摘出の停止を呼びかける
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![]() 市中心で活動を行うミラノの法輪功学習者 |
4月13日の日曜日、ミラノの法輪功学習者は市中心で活動を行い、中国で迫害を受けている法輪功学習者についての実情を市民に伝え、学習者の臓器を強制摘出する行為を止めるための署名を呼びかけた。
学習者たちは法輪功に関する資料のパネル展示によって、法輪功の歴史や、中国で広まった初期の状況、1999年以降に始まった迫害について説明した。人々が法輪功の素晴らしさ、迫害の理由を理解できるように努めた。また、「臓器強制摘出を停止せよ」と書かれた横断幕を掲げ、迫害の深刻さを認識してもらうため、協力を求めた。
多くの通行人が足を止め、法輪功学習者と会話し、詳細を知ろうとした。中には、法輪功や中国で起きている迫害について聞いたことがないと言う人もいた。ある人たちは功法についてもっと知りたい、どこで学べるのかと質問した。
多くの通行人が事実を知った後、「G7宛ての請願書」に署名し、法輪功学習者への迫害を止めるよう求めた。
セスト・サン・ジョヴァンニから来た若い女性、アレッシアさんとニコルさんは、自分たちの署名が迫害の停止に本当に役立つことを願っていた。
学習者は、中国国内の法輪功学習者が26年間にわたりどのように平和的に抗争し、善意をもって真相を伝え、信仰を守り続けているかを話した。また、「明慧ネット」についても紹介した。2人の若い女性はとても喜んでいた。
![]() セスト・サン・ジョヴァンニから来たアレッシアさんとニコルさん |
バーリから来たロベルタさんとステファニアさんも署名した。そして、学習者と記念写真を撮り、中国共産党の迫害を止める呼びかけを支持し、迫害が早く終わることを願った。
ミラノの法輪功学習者、中国領事館前で「4.25」を記念
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![]() ミラノの法輪功学習者が中国領事館前で活動を行い、「4.25平和陳情」を記念 |
4月23日の水曜日、ミラノの法輪功学習者は中国領事館前で「4.25」を記念した。横断幕には中国語で「中国での法輪功学習者への強制的な臓器摘出を停止せよ」「法輪大法は私たちに真・善・忍を教える」「4.25平和的陳情26周年を記念」などと書かれていた。また、たくさんの中国語のパネル展示により、1999年以前に法輪功が中国で広く伝えられていたことや迫害の状況などが紹介されており、中国の人々が真相を理解できるようにしていた。
活動中、多くの通行人がチラシを受け取り、中には立ち止まって詳しく話を聞く人もいた。近隣の住民数名は以前にも法輪功の資料を受け取ったことがあった。ある女性は資料をじっくり読んだと話し、中国で起きていることは本当に恐ろしいと述べた。
ある若い女性は、以前別の場所でもチラシを受け取ったことがあると言った。彼女は中国人の友人とこの話題について話したことがあったが、その友人はあまり話したがらなかったという。彼女にはなぜか理解できなかったと言った。学習者は彼女に対して、迫害の中で中共が中国民衆に対して法輪功への中傷や誹謗の宣伝を刷り込んできたこと、中国の人々が騙されていることを説明した。90年代、法輪功は中国で広まり、多くの人々がその功法の良さを知っていた。迫害が始まると、中共は誹謗宣伝を使って人々の憎しみを煽り、迫害の口実を作った。これは中共がこれまでの政治運動で使ってきた常套手段であり、まず被害者を悪魔化してから攻撃するというやり方だ。彼女の友人もそうした宣伝の被害者かもしれない。若い女性は真相を理解した後、帰ったらもう一度その友人と話して、彼にも真実を伝えてみると言った。
中国人留学生 中国を離れて初めて真相を知ることができた
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![]() 4.25の一万人による平和的な陳情を記念し、パドヴァ市中心部で活動を行った |
4月25日、イタリア北東部の学習者はパドヴァ市中心部で活動を行った。活動中、一人の中国人留学生が近寄り、中国語と英語の資料を手に取った。彼は学習者に対して、自分の父親が中国で法輪功を修煉しており、法輪功はとても良いものだと教えられたと話した。この留学生は中国にいるとき、中共のテレビで法輪功に対する中傷宣伝を見たことがあるという。彼は「中国を離れて初めて真相を知ることができる」と語り、法輪功の功法についてさらに知りたいと興味を示した。
多くの人々が、事実を知った後、次々とG7への請願書に署名し、法輪功学習者への迫害をやめるよう求めた。
4.25平和陳情を記念 サルデーニャ島で活動を開催
4月25日、サルデーニャ島の都市カリアリでも、学習者は市中心部のガリバルディ広場で活動を開催し、法輪功学習者による4.25一万人平和陳情を記念した。
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![]() 4.25一万人平和陳情を記念し、サルデーニャ島で法輪功学習者が活動を行った |
4月25日はちょうどイタリアの解放記念日にあたり、街ではパレードが行われ、強い海風が吹いていた。多くの観光客が学習者の活動に注目した。あるブラジルの観光客は真相を知った後、学習者と交流し、中国で臓器の強制収奪という罪悪行為が今も行われていることを知っていると話した。また、仏教を学んでいるルーマニア人の青年は、優しく穏やかな煉功の音楽に惹かれて立ち止まった。