文/中国の大法弟子
私は当局により不当に身柄を拘束され、監獄に閉じ込められました。警官の指図により、私を監視していた服役囚の中に劉力という人がいました。彼は以前、ある気功を習ったことあり、長時間座禅をすることができました。彼は、私の皮膚のきめ細かさや、白い肌に赤みが差しているのを見て、法輪功が佛家の上層レベルの大法であると認めていました。
私は彼を大法の修煉に導こうと思い、彼に言いました。「あなたが練っている功法は動作だけで心性を高める心の法がありません。法輪功は『真・善・忍』に基づいて修煉しています。試しに『真・善・忍』を念じてみてください」そして彼は当日の夜、「真・善・忍」を念じたそうです。翌日、彼は興奮した様子で、「『真・善・忍』を念じている時、この三文字が体内で浮遊していて、全身がとても気持ちよく感じました」と言いました。
昼食の時、彼は私に「体内に何かがあちらこちらに動いていて、とても辛いです」と、話しました。その時、私は、彼が「真・善・忍」を念じたため、体内にある良くないものが反応したのが原因だと思いました。私は彼に正法の口訣を念じるようにと教え、紙に口訣を書いて渡し、反復して念じるようにと教えました。夕ご飯の時間に彼は走ってきて、「この16文字は素晴らしいです! すごい威力です。私は別人になったように感じました」と話してくれました。
劉力は確実に生まれ変わりました。その日から彼は私に、『転法輪』を聞かせてくれるよう求めてきました。その後、毎晩、牢屋で2人きりになった時、私は『転法輪』に書かれている法理を思い出しながら、暗唱して彼に聞かせていました。彼は法理を聞くたびに、身体や精神状態に明らかな変化が起きていました。特に天目について聞かせた時、師父は彼の天目を開いてくださいました。彼は近眼なのですが、天目が開いた後は、遠くにあるテレビの画像が見えるようになりました。彼は私に、「テレビに映し出された小文字まで見えるようになり、テレビの画像は額の近くにあるように見えます。しかも文字は拡大されているように見えます」と話してくれました。私はこの話を聞いて、彼の天目が開いたと確信し、彼のために喜び、大法の素晴らしさと殊勝さに喜び、彼が大法を得たことに喜んでいました!
彼はその後、大法の静功の煉功方法に基づいて、人に見られぬよう座禅を始めました。そして私は「論語」や「洪吟」、私が暗記している経文を紙に書き写し、彼に渡しました。彼は毎日少しずつ暗記を行い、最後には全部暗記しました。彼は毎日、法の暗唱、口訣の暗唱や煉功を欠かしたことはありませんでした。
その時、師父のご加護の下で、また同時に劉力同修の手助けもあって、私は監獄の公の場で煉功するようにしました。そしてこの監獄に閉じ込められたほか6人の同修は、相次いで公の場で煉功し始めました。