一時間半生き埋めになり 師父に救われた
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文/中国の大法弟子

 蓮さんと旦那さんの鴻さんは、夫婦共に山東省煙台市で出稼ぎをしており、娘さんは鴻さんの5人の両親一家と共に、古い借家に住んでいます。鴻さんの両親はともに法輪大法を修煉しており、蓮さんと鴻さんも大法の素晴らしさを知り、三退しました。そして普段、娘に「法輪大法は素晴らしい、真善忍は素晴らしい」と唱えさせています。

 今年4月のある日の午後4時10分ころ、蓮さんと娘さんはベッドに横たわり、姑さんは外出しました。5時半ころに、鴻さんが帰って挨拶したものの反応がありませんでした。鴻さんは部屋に入ってびっくりました。ベッド(田舎でよく見られる暖房付きの床)が大きくへこんでおり、2メートルくらいの深さで陥没しており、中にコンクリートの破片とレンガなどが積み重なって、人の洋服や布団などは全く見えませんでした。

 この時に姑さんも戻ったので、「早く助けて! 早く! 二人が中にいるかもしれない」と言いながら、外に出て人を呼びに行きました。

 鴻さんは陥没した穴の中に降りて、レンガやコンクリートの破片を少しずつ外に投げました。手が血まみれになってもかまわず、涙を流しながらひたすら掘り探していました。やっと片隅に自分の娘を見つけました。娘さんは小さい空間の中にいていて、大丈夫でした。

 娘さんの身体が真っ黒で、目しか見えず、泣きながら母親を叫びました。鴻さんは素早く娘を外へ連れ出しました。

 この時、蓮さんも発見されました。蓮さんは布団にしっかり守られて、上に木くずや、レンガ、コンクリート破片等がいっぱい重っていました。救出された際、蓮さんは感覚が麻痺していましたが、何かを呟いていました。耳を口元に寄せると、「師父、助けてください」と聞こえました。蓮さんは外傷はありませんでしたが、足を掻きむしったため両足に小さな紫の鬱血がありました。

 周りの人が救急車を呼んで、病院まで蓮さんを運びました。病院に着いてから、蓮さんは蘇りました。「私は大丈夫です。入院する必要はありません。家に帰ります」と蓮さんは言いました。4日後、蓮さんは回復しました。実は当日、姑さんが出かけて間もなくベッドが陥没していたのです。計算すると約一時間半の間、蓮さんは埋められた状態でした。その時、蓮さんは唯一、「師父、助けてください」と願っていました。

 今は蓮さん、鴻さん共に、法輪大法の修煉をしています。本当に、「法輪大法がすばらしい」と常に念じて、災難から守られています。

 

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/1/247286.html)     更新日付:2011年10月6日
 
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