幸せな企業家の夫人(二)(写真)
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 文/阿亮

  家庭と事業は好調だが、心身疲労した

 莉莉さんは結婚一年後退職し、夫妻は台北から彰化花壇郷に引越し、舅姑と同居しました。ご主人の事業は順調に発展し、幼児園、福祉施設紡織工場等投資をして続々と軌道に乗せました。創業の初期から、莉莉さんはご主人と一緒に頑張り、会社の管理、出荷、社員の健康保険など業務の重要部分を担当しました。舅姑は他の人が家に出入りするのを嫌い、お手伝いさんを雇うのは許しませんでした。そのため、莉莉さんは仕事が終わった後、食事、子供三人の世話は誰にも手伝ってもらえず、忙しく歩き、話し、仕事など何でも速く、まるで独楽のように回り続けていました。でも、本当は苦しくても何も言えませんでした。ご主人はやさしいのですが、事業に夢中になっていて、莉莉さんの苦しみと心身の疲労に気が付きませんでした。

 長い間に積み重なった我慢とプレシャーから、彼女は疲れ易くなり、体の愁訴「しゅうそ」(悲しみや苦しみを嘆き訴えること)が消えず、毎月34千元をかけて健康食品を購入し、多くの健康関連の書籍も読み、様々な健康運動も学びましたが、全て効果がありませんでした。莉莉さんは「自分の人生はこのようなものなのでしょうか?」と心の中で叫び、また社会の気風も腐敗し、道徳も堕落しているのを見て、「子供を生んだのは正しいのでしょうか? 子供はこの世に苦労しに来たのではないでしょうか?」と時々考え込みました。彼女は心の疑問を解明したいと思い、いつも何かを探していて、哲学や心霊に関する書籍を多く読みました。

 19997.20の後、莉莉さんはメディアの報道により「中共全面的に法輪功を鎮圧する」知り、好奇心で『転法輪』を買ってきました。「失と得」の概念を拝読すると、これは人を善に向かわせる本だと感じ、中共は、なぜ良い人になろうとしている人を弾圧するのか、なかなか理解できませんでした。疑問がありましたが、そこからさらに深く考えず、変わらない生活をし、10過ぎました。

   10年の時が流れ、幸運の鍵をやっと掴んだ

 2008年の年末、ご主人は福祉施設設立しました。莉莉さんは食事部門を担当し、それが軌道に乗った後、心身疲労のため数日間海外旅行に行きました。帰国後、自分の職務がなんと他の人に代えられていたことが分かりました。彼女は『転法輪』を思い出し、10年後再び拝読すると、「なんと、私は内包が見えました。これは私が追求しているものです。李洪志師父は簡単な数文字、数個の言葉で私の長い間興味があった心霊の問題をはっきり説明されました。大変嬉しく、大変幸運です。私は法輪功を修煉します」と感無量でした。彼女は法輪大法の貴重さを、10過ぎた後にやっと分かったことを悔やみました。

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莉莉さんは時間があるといつも『転法輪』を拝読しています

 莉莉さんは「こんなに多くの時間が過ぎてしまい、私は追いつかなければなりません。法理のよく分からないところ、悟っていないところを同修と交流し、明慧ネットの同修の修煉体験をよく読みました」と述べました。それから、『転法輪』に書かれている物事の善し悪しは人間の一念によるものであり、その一念の違いによって異なる結果がもたらされることがある心性の高さは功の高さ及び真・善・忍という宇宙の特性を自分に要求することを日常生活の中で行い、心性を試練していました」と語りました。

 「ある日、赤信号に気がつかず、運転していた自転車を警官に止められました。以前でしたら、私は必ず不愉快になり、警官に弁解していました。修煉してから、真・善・忍の法理で自分の言動と行動を照らすべきだと分かり、その時は不快感がなく、警官にも良くないと思いお詫びしました。最後、警官は警告罰の中で最も低い罰金600元にしてくれました」

 現在、莉莉さんは相変わらず忙しいのですが、心身ともに穏やかになりました。彼女は団体学法に毎週参加し、積極的に外に出て大法を実証し、真相を伝えました。修煉前、ご主人に家族や企業などのパーティーやイベントに誘われましたが、彼女はいつも「疲れていて体調が悪い」などの理由で欠席していました。ある日、ご主人は我慢できず、「毎回、あなたを誘って出掛けたいのですが、あなたはいつも身体の調子が悪く、元気な時があるのでしょうか」と怒りました。修煉後の莉莉さんはご主人に誘われたパーティやイベントに参加し、彼女の優雅で、幸せな姿が見られました。内向的で、あまり人を褒めいご主人は彼女の変化大変嬉しく思いました。

(続く)

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2011/10/15/247907.html)     更新日:2011年11月1日
 
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