文/上海の大法弟子
【明慧日本2014年11月23日】私はある病魔に長年苦しめられていました。症状は、時々下半身が死ぬほど痒くて、痒みに耐えられず掻いてしまうのです。昼間は意識しているのでまだ我慢できますが、夜寝ている間、自分がコントロールできず、痒いところを掻いてしまい、言葉で表現できないほどの苦しみでした。最初は邪悪からの妨害だと思い、毎日寝る前に正念を発しました、「邪悪からの私の体への一切の迫害を清除し、旧勢力の按配を全て否定し、師父に指示された道に従います」と念じました。この方法を続けてきましたが、症状が全然治りませんでした。このとき明慧ネットに掲載された、同修が自分自身の病に対して善意で解した交流文章を読んで、自分も同修のやり方を真似したいと思い、毎日下半身の痒みの生命と要因を善意で解したつもりでしたが、時間が経っても、全く効果がありませんでした。
法を学んだ後に私は次のように悟りました。「大法弟子は修煉を始めた日から、人生はすでに按配されました。私の人生は修煉者の人生であり、何があっても偶然なことはあり得ません。これから人生の道にあった全ての事は私の向上と修煉に直接関係することです」「つまり一旦大法弟子の道に按配されたら、基本的に誰にも簡単に動揺されず、良いことでも、悪いことでも、何もできないはずです。誰かが私に特別に得をさせたくてもできず、修煉の過程で存在しないはずで、私に害を与えたくてもできません。もちろん自分のせいでもたらしたことは除きます」
法を学んだ後、修煉者に偶然な事はなく、問題があれば自分のどこかが正しくないのだと理解できました。内から探して、自分自身の漏れを解決するしかなく、乗り越えられなければ、本質を変えることはできません。どこに漏れがあるのでしょうか。表面からみると、欲望の問題が存在しているのです。私は普段正義感が強く、純潔を守り、大法を修煉した後、だんだん夫婦間のことを禁じるようにしました(夫は常人であるため)。しかし、色魔がまだ私を妨害出来るというのは、私にまだ足りないところがあるということです。私は冷静に、自分の小さい頃からの事を探し始めました。少しずつ記憶を思い出し、男性との付き合いの中の言行および自分の心の深いところに埋もれていた観念、男性の前で自分の才能をアピールしたい、相手の注意を引きたいという心が見つかりました。自分は長期に中国共産党文化に毒され、頭の中に残された毒害が時々浮かび上がり、道で格好いい男性がいたら見たくなり、道で男女がキスをするところを見たら、頭の中にいろいろ想像することを見つけました。実はその時、自分の性欲が最も解放され、暴れていたのでした。
自分の魂の奥に埋められた不潔な面を見つけて、私は強い念を発しました、「後天に形成された邪念をすべて消滅し、大法に要求される基準で自分の思想と行為を律します」。また探し続けると、自分の嫉妬心、闘争心、顕示心、歓喜心、怨恨心、虚栄心、、安逸心等たくさんの常人の心が見つかり、正念を発して消滅しました(たまに出てくる場合もあります)。
最初は自分がすでにとことん消滅したと思っていましたが、状況はまだまだ消えていません。どうすればよいか分からなくなり、師父のご指示を求めました。しばらくして私は夢を見ました。夢の中で自分がクラブのような場所にいて、肌を露出した衣装を着て、ステージで踊っていました。クラブの中は暗くて、男性がたくさんいて、大声で叫んでいる者や、大笑いしている者もいて、怪異、凶暴、下品な表情の男性もいました。私は下にいた男達を嫌がっていましたが、踊りを続けていました。目が覚めてから、この夢は私に何かを示していると思いました。私の前世もしくはもっと前に私は腐敗した低俗な生活の経験があり、生活に追われるか他の何かの原因があったかもしれませんが、このような道徳が腐敗した、淫乱で下流の場所にいれば、よいことをするわけがありません。この世では前世のことがわかりませんが、作った罪業はこの世で返さなければならず、罪業が消えたらよくなると思っていました。そう考えて、原因探しをやめて、転機が来るのを待っていました。
しばらくして、自分はこのようにただ転機を待つだけの消極的な方法ではだめだと気付きました。しかし、原因がすぐには見つかりません。このときに明慧ネットに掲載された『補正下着等の変異した服装に警戒する』という文章を読んで、驚きました。全文を読み終わって、自分が大罪を犯したことがあることを意識しました。
私は下着メーカーに長年勤めました(現在すでに定年退職して2年)、製品の販促を担当し、自社の製品が他社に負けないように競争力をあげるため、マーケットの流行に追いつかなければなりません。私は製品の開発に「露、塑、透」を重視し、製品の販促も「胸、お腹、ヒップのラインアップ効果」をアピールしました。体のボディラインを美の標識として一生懸命アピールしました。長年私は会社のスタッフ達にもこのような変異した思想を注ぎ込んで(いわゆる専門知識)、社会的にも毒素を広めていました(変異した製品の宣伝と販促)。常人からみると、私は職場で成功したキャリアウーマンですので、自分の努力を社会が認めてくれたと思っていました。実は私は色魔にコントロールされ、変異した審美観で、変異した製品を開発し、社会を毒害していました。いわゆる流行スタイルは実は色魔が波風を起こし、人の欲望を誘導していたのに、自分は全然意識しませんでした。今は自分の罪の重さを意識し、社会道徳のますますの崩壊を止めなければならない責任があります。
私自身が着るものもボディラインを重視し、普段は補正下着と細身のコートを着るのが好きです。それはとても感覚がよくて、自分が色魔にコントロールされていたとは全く意識することなく、周囲の人達に毒素を広めていました。自分のよいボディラインの下着で他人を惹きつけ、自分の美をアピールしたいという不純な心理は、色魔の現れではないでしょうか。これは夢の中の肌が露出した衣装を着て踊るダンサーと同じことではないでしょうか。夢の教えは、私が前世で罪業を作っただけだと思っていたのですが、実は私の現在の問題も示されていました。
意識してから、私はとても反省し、責任があると思いました。私は強い正念を発して、師父のご加護をお願いし、顕示心、色魔を消滅しました。私は下着がもたらした危害、そして顕示心がもたらした色魔を意識してから、私は自分を変えると決意しました。二度と補正下着と細身のコートを着ず、大きめのボディラインを出さない衣服を着て、洋服の色も地味な色をメインにして、洋服が目立たないように、自分の欲望を出さないようにしました。
現在、下半身が痒い症状は時々出ますが、私はこれで落ち込むことはなく、私にとってよいことだと思います。私は継続的に自分の不足を探して、根本的に常人の観念を変えています。自分の不足探しはとても辛いことでしたが、この過程は修煉の過程だと思っています。同時に修める心は自分を洗浄するだけでなく、社会的にも浄化されると体験しました。自分の不純な心理は社会を汚し、社会によくない影響をもたらします。私は法を学ぶことにもっと精進し、大法の法理で自分を照らして自分を浄化し、この最後の時を大事にして、法を正す師父に手伝い、衆生を救います。