煉功を強化して 病魔の妨害を突破する
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文/アメリカの大法弟子 

 【明慧日本2020年9月15日】旧勢力が大法弟子を迫害する最も邪悪な手段の一つは「病業」という形での迫害です。旧勢力の口実としては、大法弟子に執着があるとか、漏れや人心があるとか、あるいは大法に符合しないことをやったことがあるなどで、病業の形で大法弟子の向上を「助ける」といって言い訳していますが、実際は師父の法を正すことに破壊の作用をしているのです。

 一部の学習者は重い病業の迫害を受け、「三つ」のことをやることに影響されたり、肉身さえ亡くすこともあります。その中で一部の学習者は学法煉功発正念、内に向けて探すことの強化を通じて、病業を打ち破り除くことができました。しかし、なかなか執着を見つけ出せず、長い間関を乗り越えられない学習者もいます。本文章は二人の大法弟子の例を上げて、修煉者にとって煉功の強化によって、病業による迫害を突破するという重要性を示したいと思います。

 一、学習者Aさんの場合

 学習者Aさんは大法を得て二十数年になる、五十歳前後の女性です。2019年の初め、Aさんはお腹の調子が悪いと感じ、食事をするた度に吐き出す症状が現れたため、少量を食べるか、あるいは食べないようにしました。また、硬いものを食べられないため、お粥やラーメンなどの食べやすいものを食べました。しかし、徐々にお粥やラーメンを食べても吐くようになり、少量の牛乳しか飲めなくなりました。Aさんは毎日、学法、煉功、発正念、法輪功迫害の事実を伝え続けていましたが、体が非常に痩せ細りました。その後、胃が痛み、時々死ぬほど痛み出しました。ある日、耐えがたい痛みに襲われたAさんは病院へ行って、薬で痛みを少しでも緩和したいと思いました。当時、周りにいる数人の同修に行くのを止められ、「病院ではあなたの病気は治らない。もう少し我慢すればきっとよくなるから」と言われました。それで、Aさんは病院へ行きませんでした。

 しかし、同年10月になって、病業がひどくてAさんは仕事へ行けなくなり、在宅勤務(ネットを通じて仕事する)さえ出来なくなりました。それで、Aさんは仕事を辞めました。時間の余裕があったため、Aさんは煉功を強化し、毎日5セットの功法を2回煉りました。午前中に3時間(動功1時間30分、静功1時間30分)の煉功をし、午後のRTCオンラインプラットフォームで皆と一緒に第五セットの功法をさらに煉りました。それに毎日、『轉法輪』を5~6時間かけて、暗唱しました。同時にAさんは、自分の内に向けて探し、物質的利益に対して執着していることを探し出しました。このようにして、3~4日過ぎた頃になると病業が好転しました。徐々に食べられるようになり、ますます元気になりました。11月下旬に、Aさんは元の会社の同僚に、新年の祝賀カードを贈りに持って行った時に、会社の上司に「いつでも仕事に復帰し、戻って来る事を歓迎しますよ」と言われました。そこで2020年1月、Aさんは元の会社の仕事に回復しました。

 二、学習者Bさんの場合

 学習者Bさんは大法を得て二十数年になる、50歳前後の男性です。2019年11月中旬からのどがよく渇き、よく水を飲まなければならず、夜にトイレばかり行くようになりました。2020年2月頃から疲労感があり、あまりご飯を食べていませんが、夜になると水を飲み続けないといけない状態でした。Bさんは「とても疲れを感じて、煉功の体力すらない」と話しました。その後のある日、Bさんは昏迷状態になり、家族が911に電話をかけました。医者が家に来て血糖値がかなり高いと言って、Bさんを病院に救急搬送しました。Bさんは病院のICUに入院して人工呼吸器をつけられ、救急措置を受けて3日目にやっと目が覚めました。そして、15日間入院して退院しました。

 4月になって、Bさんは再び意識不明になり、また病院に運ばれて救急措置を受けました。そして、6日間入院して退院しました。帰宅したBさんは1日にスイカ一つを食べて飲料も飲みましたが、ご飯を食べられませんでした。その後、痩せてしまいました。8月の初め頃にBさんはまた、昏迷状態になり病院に搬送され、医者にインスリンを注射されました。入院の3日目に、Bさんはものがよく見えないと訴えました。10日間入院して8月12日に退院しました。家に帰ってもBさんはインスリンの注射を続けなければなりませんでした。そしてその後、Bさんは煉功を強化して毎日3回功法を煉りました。1回に動功1時間30分と静功1時間しました。その他に毎日多くの法を聞き、学法をしました。1週間足らずで病状が好転してご飯を食べられるようになり、体重が少し増えてきて、話す力も出てきてインスリンの注射の量を減らしました。さらにその後、Bさんは毎日2回ほど功法を煉るようになり、多くの時間を費やして学法しました。8月27日、Bさんはインスリンの注射を止めました。現在、Bさんはとても状態がよく、これから先、病院へ行き、医者に法輪功の素晴らしさを伝えにいこうと考えています。

 師父は「煉功する時、時間が長くなると腕も足も疲れますが、それだけで功が伸びるのでしょうか? 数時間余計に煉功するだけで果して功が伸びるものでしょうか? それは本体を転化させるのに効果があるだけで、しかもそれでも、エネルギーによる加持がなければなりませんので、次元を向上させるうえでは役に立ちません。ですから、『其の心志を苦しめる』ことこそ本当に次元を向上させるための鍵です」[1] とおっしゃいました。ここで師父が煉功が本体の転化に作用があるとはっきりとおっしゃいましたので、病業はまさに私たちの肉身に対する迫害なので、煉功を強化することが病業を取り除く有効な方法の一つだと思います。当然、心性の向上が根本であり、旧勢力は私たちに心性の漏れがあり、よく修めていないところがあると見て、その口実で病業の形で私たちに迫害を加えたのです。ですから、煉功を強化して病業を取り去ると同時に、学法も強化して法を暗唱し、よく内に向けて探した方がより良い効果があります。漏れを探し出して正し、この2人の例ように逆手にとれば、本当に修煉の向上に繋がり、良い効果があると思います。

 注:
 [1] 李洪志師父の著作:『轉法輪』

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/9/8/411509.html)
 
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