「4.25」を記念し 台湾の法輪功学習者が集団煉功 
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 【明慧日本2020年4月29日】(台湾=明慧記者・唐恩)台湾宜藍県の法輪功学習者は、4月19日に法輪功学習者よる4.25」の平和的な陳情21周年を記念して、宜藍県文化センターの広場で煉功を行なった。学習者たちは、穏やかな煉功音楽に合わせて力強く五式の功法を行ない、「真・善・忍」の素晴らしさを人々に届けた。煉功に参加した学習者たちは、幼い子供から80歳の年配者まで、職業も様々な職種の人たちであった。

'图1~3:宜兰县法轮功学员集体炼功,纪念“四·二五”和平上访二十一周年。'
宜藍県文化センター広場で煉功する学習者

 宜藍県に住む学習者・何来琴さんは、「私は27年間、片頭痛に悩まされ不眠症に陥り、東洋医学と西洋医学の治療を受けましたが、病気の原因は分からず治療できませんでした。中国に住む親戚に勧められて、1994年6月、中国の山東省を訪ね、師父である李洪志先生の説法を聞きました。わずか数日で身体は浄化され、数年間私の苦しんだ多くの病気が奇跡的に消えたのです。私は生まれ変わったように、新たな人生を得ることができました」と語った。

 蘇澳鎮にあるビニール袋製造会社の社長・林崇祺さんは、不眠症でうつ病になり、重度な便秘と神経衰弱の病を持っていたが、法輪功を修煉してからすべての病気が治った。一家10人が法輪功の学習者で、みなが穏やかになり健康でとても仲が良い家族になった。

 宜藍市の歯科医・李素幸さんは、多くの学習者が法輪功を修煉したのち、病気が治り改善されたという効果を見てきた。例えば、現代の医学でも治療が難しい喘息、頭痛、腎臓病、心臓病と気管支炎などの病気は奇跡的に治った。学習者は法輪功を修煉してから心身ともに大きな変化を遂げ、よい人になるために職場や家庭でやるべき責任を果たし、心性に従い行ないも正しい人になった。

 陳国峰医師は、「『4.25』に平和陳情して3カ月後、1999年7月20日、江沢民一派と中国共産党はあらゆる国家の機構を動員して法輪功に対する迫害を始めました。学習者を不当に拘束して、洗脳、拷問、臓器収奪などの迫害を行ない、身元が確認できただけで4400人以上の学習者が死亡した。しかし『4.25』以後、法輪功は台湾で順調に広がり、300以上の都市や村に1000以上の煉功点ができた。法輪功は、このように短い期間に中国と台湾で大きな違いが現れている。宜藍県の学習者は、心から法輪功の迫害が早く終わり、中国の人々が信仰と修煉の自由を得る事が出来るように願っている」と語った。

 「4.25」の背景

 1992年5月法輪大法(法輪功)が伝えられ、学習者の健康と共に心性や道徳も向上させる事ができた。人々に愛されている法輪功は瞬く間に中国全土に広がった。学習者たちは、天津市の学習者が警官に殴打されたという情報を知り、1999年4月25日、1万人以上の学習者たちが国務院にある陳情受付事務所の周辺に集まって陳情を行なった。当時の首相は法輪功学習者と面会し(天津で起きた事件)適切な対処をすると約束した。そして1万人の陳情者たちは解散した。これが「4.25」事件の真相である。

 当日、陳情に集まった1万人の学習者たちは、穏やかで平和的で、スローガンや横断幕などを持たず交通の妨害などもせず、陳情受付事務所の周りに静かに立っていた。多くの学習者は本を読んだり煉功したりしていた。皆が立ち去った後、現場には紙屑一つ残されていなかった。この穏やかで神々しい光景は、今も人々に語り継がれ、「4.25」の陳情は優れた道徳の手本になったのである。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2020/4/22/404189.html)
 
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