文/中国の新しい弟子
【明慧日本2019年10月17日】私は法輪大法を修煉して2カ月にも満たない新しい修煉者です。下記は私が法を得た体験です。
夫との出会いは偶然のようで、実際は必然的な縁の繋がりでした。付き合った当初から常に摩擦が生じていました。それで別れたい、という思いが何度も私の脳裏を掠めましたが、やはり多くの未練もあり、お互い心の中ではこの縁を大切にしたいと願って、結婚に至りました。しかし、結婚してから1カ月も経たない中で、何度も口論が起き、絶望の淵に立たされ、結婚生活に対して美しい理想は一切抱けず、浮世に見切りをつけ、出家することさえ考えたことがあります。
夫と喧嘩したある日、姑は自分の家に私を連れて行き、一家が法輪大法を修煉していることを私に教えてくれました。大法は人々に善良になることを教え、修煉者は必ず心性を修めなければならないと諭されました。ある親戚の夫婦も結婚後、毎日口論ばかりでしたが、大法を修煉した後、2人の性格が優しくなり、周りの人ですら見直したほどで、口論もしなくなった、と知り合いの実例をあげました。当時、姑からこの話を聞き、仮に夫との喧嘩がなくなるのなら、私も学法して修煉したい、という一念が心の中に生じました。
その晩の就寝前、姑は明慧カレンダーを見せてくれました。カレンダーの裏に書かれた大法修煉者達の修煉体験文を読み、にわかに心が明るくなるのを感じました。カレンダーに何度も挙げられていた法輪功の著書『轉法輪』のことが気になり、そんなにこの本に神秘的な不思議があるのかと思い、この大法の本を読んでみたくなりました。しかし、自分の面子を気にする心から、姑に『轉法輪』の本を貰うことが恥ずかしいと感じて伝えられませんでした。するとその晩に夢を見ました。夢の中で自分がベッド脇で座禅をし、姑が時々私の目の前に大法の本を持って来て見せてくれながら、まだ、寝ていないのかと尋ねました。私は首を横に振り、「寝ていないですよ、読んでいます」と答えました。翌日、目が覚め、私はこの夢を姑に話しました。すると姑は嬉しそうに「あなたは大法と縁があるわ」と言って、1冊の『轉法輪』を私に渡し、「時間があるときに読んでね」と言いました。
家に帰ったその夜、私はすぐにベッドの縁に座り、その本を読み始めました。初めて『轉法輪』を読んだ感激はとても形容しがたいもので、ただただ心が晴れたという感じでした。『轉法輪』を一度読み終えると、これが宇宙の大法であると理解でき、宇宙大法に触れられたことがとても幸運であると噛みしめました。しかも、頭の中から喧嘩する考えは生じなくなり、今では、夫も大法修煉に戻って来ました。彼は幼い頃に学法したことがあり、修煉を再開してから性格が大きく変わり、学法を再開して以来、私たちは一度も喧嘩をせず、それだけではなく、積極的に料理や家事をするようになりました。私はこれら全てが大法による恩恵であると深く感じ、今後も必ず修煉の路で精進し、厳しく自分を律していきたいと思いました。
私たちが修煉を開始した後、姑はまた師父の海外での説法を購入してくれました。私はこれら全てを必ず何回も読み通さなければならないと思いました。それは、今私が理解できている法理がとても少なく、家族や同修と交流するときに、皆が言ったことが次元が高くて、私には理解できなかったからです。自分が一心不乱に学法できていないから理解できない、と学法を通して悟りました。ある日夢の中で、ずっと「法輪大法は素晴らしい! 真・善・忍は素晴らしい!」と唱えていました。
ここで、私も振り返って考え直さなければならないと思います。当時、私はよりよい生活へのあこがれを抱いて大法の門に入りました。しかし、学法をするうちに思想の昇華に伴い、その憧れも常人の執着心で、修煉者の基準にそぐわないと気づきました。師父は私たちに「真・善・忍」の心性基準に基づいて、良い人になるようにと教えて下さいました。他人のために考え、常人の考え方で物事を考えてはいけません。「名、利、情」に双眸(そうぼう:両眼)をふさがれてはならず、常人社会の大きな染めものがめに染められないように、正々堂々とした大法弟子になれるようにとも教えて下さいました。
修煉は厳粛なことです。私は法を師とし、徹底的に常人の中での「名、利、情」を取り除き、しっかりと煉功し、より多くの人々に大法の真相を理解してもらい、より多くの人々が受益できるよう、勇猛邁進して行きたいと思います!