中国共産党は人を雇って 香港の学習者を襲撃
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文/香港の大法弟子

 【明慧日本2019年9月29日】香港の法輪功学習者の廖秋兰さんは、2019年9月24日午後4時頃、香港荔枝角長順街で、黒い服を着た2人に頭部を伸縮式のメタルバトンで襲撃された。そのため、廖秋兰さんの頭部が傷つけられて血まみれになり、直ちに警察署に通報した。

 香港法輪大法佛学会・会長の簡鸿章さんはすぐさま、この暴力事件を厳しく非難した。また、「ここ数カ月以来の中国共産党の法輪功に対する弾圧と他の善良な市民への弾圧は、中国本土だけにとどまらず、ごろつきどもの暴力行為が、ここ香港にまで及び手を伸ばしてきました」と訴えた。そして、中国共産党による香港での益々過激になっている暴力行為を、全世界の人々に注視してほしいと呼びかけた。

'图:二零一九年九月二十四日下午约四点左右,法轮功学员廖秋兰在长沙湾警署附近被袭击,头部受伤。'
頭部を殴打されて血まみれになった法輪功学習者の廖秋兰さん

 9月24日午後、法輪功学習者の廖秋兰さんは親友と一緒に長沙湾警察署へ行き、10月1日に行なわれる迫害に反対する法輪功学習者たちのパレードのために、道路許可申請書の手続きに行った。それらの手続きが終わった夕方の4時頃に警察署を出て、警察署近くの長順街で、突然2人の不審者に襲撃された。

 同行者の1人の劉さんは「私たち3人は、警察署を出て長順街を歩いていました。私は何さんと前を歩き、廖さんはすぐ後ろを歩いていました。急に手に長さが30センチぐらいの伸縮式のメタルバトンのようなものを持った不審者2人が現れ、真っ正面から我々に向かって歩いてきました。不審者の2人は私たちとすれ違いざまに、廖さんに向かってメタルバトンを振り上げました。私たち2人は直ちに彼らを止めようとしたのですが間に合わず、不審者の2人は廖さんをメタルバトンで殴ったあと、直ぐに1台の白い車に乗って逃げ去りました。一瞬の出来事でしたが、廖さんは頭部を強く殴打されて、血まみれになりました。なかなか血が止まらず、直ぐに警察署に通報しました」と当時の状況を説明した。

 香港法輪大法佛学会・会長の簡鸿章さんはこの件に対して、「白昼、堂々とこのような暴力行為をする者は、言うまでもなく、中国共産党の悪い勢力と裏の黒い手先の者らの仕業に決まっています。警察に、これらの裏で指図した元凶らと黒い手先の者らを、法の下で裁くことを厳正に要求します」と強く非難した。

 また、「今回の事件の裏には、ここ数カ月以来の香港で発生したことも含めて、中国共産党の法輪功と他の善良な市民に対するこれらの弾圧を、中国本土だけではなく、ここ香港にまで手を伸ばしてきました。このことは全世界にも見受けられます。特に、ここ香港市民への弾圧と迫害のすべてが、少しも隠すことなく全世界の前に現わしました」

 「中国共産党が香港まで手を伸ばした暴力行為を、全世界の人々に注視してほしいのです。中国共産党のごろつきのような暴力行為やデマを流す行為を、全世界の方々にこれからもずっと注視してほしいと思います」と訴えた。

 多くの法輪功学習者たちは毎年、香港で複数回のをパレードを行なっている。「4.25」の1万人にも及ぶ平和な陳情を記念するためや、「5.13」の世界法輪大法デーを祝う活動のためや、「7.20」の法輪功迫害に反対するためのパレードの他にも、お正月や「7.1」と「10.1」にも行なわれ、香港では毎年、数多くのパレードが多くの法輪功学習者たちによって行なわれいる

 
(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2019/9/25/393799.html)
 
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